ヒカルの碁のレビュー
8点 勾玉さん
この漫画が優れているのは、主人公の棋力の向上だけでなく
主人公ヒカルの精神的な成長も丁寧に描かれている点だと思う。
当初は浅はかな考えで囲碁を初め、無神経な言動で塔矢を怒らせたヒカル。
しかし、徐々に囲碁の世界に傾倒していき、ライバル達と切磋琢磨、
そしてある事象を契機に、傷心を経てさらに囲碁への姿勢に真摯になっていく…。
設定こそ平安時代の幽霊が出てくるファンタジーだが、
この一連の流れによる主人公の成長過程は、とても自然で説得力があった。
だからこそ惜しいのは、あの終わり方
敗北は勝利への布石であってほしかった、
あそこで終わってしまった意味が未だに見出せないでいる。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-11-10 18:45:23] [修正:2016-11-18 20:50:48] [このレビューのURL]
6点 朔太さん
特段の盛り上がりもない割に、ヒカルに共鳴してしまい、ヒカリの成長を気持ちよく
見守りたくなるお話です。碁漫画というけれど、戦いの展開や一部始終を見せたことは一度も
なく、本当の囲碁ファンにはまったくもって物足りないです。
しかし、サイというファンタジックな存在とリアルなヒカルの成長が風変わりなハーモニなんですね。
一つの社会的なブームを起こした漫画ですが、本当のところ何が世間に受け入れられたか
正しい分析は誰一人してくれなかった全く不思議な作品でした。
今後も的確なレビューを後世に期待する作品です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2016-02-25 21:39:37] [修正:2016-02-25 21:39:37] [このレビューのURL]
9点 k0e3n2t0aさん
個人的に今迄読んだ漫画の中でベスト5には入る漫画。
読んでて熱くなる。これを読んでから囲碁を始めようとしたが挫折した。
佐為が消えてから面白くなくなった、とかいう意見もあるが、むしろ逆というかその後の話が無ければストーリーとして良くなかったと思う。
読んで損はしない。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-01-21 16:53:37] [修正:2016-01-21 16:53:37] [このレビューのURL]
10点 こんぴんさん
アニメが始まった頃からのファンです。(ヒカルの碁及び小畑先生の)
小畑健の漫画の中でも最高傑作だと思います。
特に囲碁がわからなくても読むことができるというところがすごく、物語が凝っていて面白いです。
現実と非現実のミックスの仕方が最高です。
絵ははじめの頃は完成していませんが、巻を重ねるごとに上手くなっていき、これぞ小畑健という絵が完成していきます。絵がすごくうまいです。
私はヒカルの碁で囲碁を始めましたが、囲碁というものはなかなか子供が知らない世界ですので、それを世の中に広めたというすごい作品です。もっと小さい頃に読んでいれば囲碁のプロとかになっても面白いと思ったので、小さい頃に読んでおきたい作品ですね。
面白くて何度も読んだ作品で悪いところがあまり見つかりませんが、物語を続けようと思えば続けられるので、すごく続きが読みたいと思った作品です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-04-17 19:54:19] [修正:2015-05-31 01:19:03] [このレビューのURL]
8点 そうすけさん
面白い。
絵が綺麗なのももちろんだが、きっと原作(ネーム)の時点で相当面白いはず。
囲碁なんて大概の読者は何やってるかわからんのに、不思議な説得力があった。
10巻前後で絵は安定したか?
佐為のキャラがほんとにいい。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-09-02 01:32:52] [修正:2015-02-12 00:18:34] [このレビューのURL]
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