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7.98点(レビュー数:90人)

作者松本大洋

巻数5巻 (完結)

連載誌ビッグコミックスピリッツ:1996年~ / 小学館

更新時刻 2012-12-13 20:24:44

あらすじ 幼馴染であるペコとスマイル。物語序盤ではペコはまったく練習せず才能のみで戦って、やがて壁にぶちあたる。一方スマイルは自らが無意識のうちに手を抜いてることに気づき名コーチのもと急成長をとげていく。だがスマイルはペコが目覚めるのを待ち続ける。そして再び卓球に復帰し本気で練習しだし、かつてのスマイルやアクマのヒーロであるペコが復活する。

備考 2002年窪塚洋介主演により実写映画化。なお脚本は「IWGP」等の宮藤官九郎。

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ピンポンのレビュー

点数別:
31件~ 35件を表示/全90 件

9点 あおはなさん

最も読みやすい松本作品。展開が速いし、松本作品のなかでは記載されている哲学性(血が鉄の味、カモメが飛ぶ意味、ヒーローについてなど)が全く読み取れなくても楽しめる数少ない作品。映画も良かったのだけれど、スマイルの意味とラスト周辺の意味及び描写はマンガで読まなければ多分見落とすはず(映画では重視されてないから)そういった意味でマンガでも何度もたまに読み返したくなる作品のひとつです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-03 15:31:44] [修正:2010-11-03 15:31:44] [このレビューのURL]

7点 森エンテスさん

松本大洋のマンガは基本ファンを選ぶと思う。

ただ、この作品は作者のサブカル要素よりも物語の普遍性が勝っているし、卓球マンガと呼ばれる作品の中では圧倒的に頂点にあると思う。

青春マンガを描き続けた作者が分かりやすく、個性を描いてくれた事に感謝。

これを読むと中学時代に卓球部だった自分を思い出します。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-20 19:51:45] [修正:2010-10-20 19:51:45] [このレビューのURL]

8点 parkhabioさん

松本大洋作品の中では、もっとも万人向け。
そういう意味で逃げ場が無い作品だから、よけいに完成度が高い。
題材もあえて「卓球」というテイストの良さ、エンディングも気持良い。

実写映画化してもそれなり成功したと思える、数少ない作品。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-01 18:42:44] [修正:2010-06-02 01:59:07] [このレビューのURL]

8点 きつねさん

冗長な部分のない、無駄のない構成。絡む人物も少なく、見ていて誰が誰か悩むということもなく、巻を追うごとにキラキラしていって、各自の答えに向かっていく。
映画は公開当時に見ていたのですが、本はさらに面白かったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-20 20:04:53] [修正:2010-04-20 20:04:53] [このレビューのURL]

6点 稲崎さん

安易なとんでも必殺技、とんでも技術、嘘ウンチクを披露しなかった点は素晴らしいと思います。
ただ、卓球経験者として言わせてもらうと、卓球は才能>努力みたいな感じで完結してしまったのには疑問をいだきます。
もちろん才能も必要だと思いますが、一番大事なのはやはり練習量(練習への取り組み方も)かな、と。世界戦ならともかく高校選手権の県予選レベルで才能がどうたらこうたらってなるのはなぁ……。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-28 02:15:21] [修正:2010-04-19 04:46:46] [このレビューのURL]

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