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7.1点(レビュー数:37人)

作者浦沢直樹

巻数29巻 (完結)

連載誌ビッグコミックスピリッツ:1986年~ / 小学館

更新時刻 2011-01-12 14:05:33

あらすじ 猪熊柔は全日本5連覇の祖父・猪熊滋悟郎の英才教育をうけた柔道の天才少女。でも本人は柔道が大嫌い。普通の女の子のような恋愛やおしゃれをする生活に憧れている。ある日、三流スポーツ誌の新聞記者・松田耕作に引ったくり犯を巴投げで撃退する場面を目撃されたことから、柔は柔道家としてデビューすることに・・・

備考 文庫版全19巻

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YAWARA!のレビュー

点数別:
26件~ 30件を表示/全37 件

8点 まれらさん

[ネタバレあり]

実に爽快な傑作。スポーツ漫画としてもラブコメとしても相当の出来だと思うが、作者に対する期待が大きすぎるのか、意外と点数が伸びていないようにも感じる。
確かに柔が強すぎて試合展開が単調になるきらいはあるが、メンタル面の脆さと併せて描かれるためそう飽きずに読めた。また花園夫妻やライバルたちが思い切りスポ根しており、一種の群像劇として捉えればなかなか良いバランスだと思う。
難点を言えば中盤以降の恋愛関係の描写がしつこく、やや雑味として感じられる点が挙げられる。柔や富士子がモチベーションを取り戻し、せっかくテンポ良く進んでいたあたりで三角関係の話が挟まると、何か話がぶつ切りになったようで、せっかく生まれていたドライブ感がそがれるように思う。青年誌なのでやむを得ない部分もあったのだろうが、バルセロナ前あたりで人間関係を一旦精算しておいた方がクライマックスに向けて集中できたかも知れない。
もしこれが昭和40〜50年代に完全なスポ根ものとして描かれていたら、凄いことになっていたのではないかと思ってしまう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-11 01:01:36] [修正:2008-02-11 01:01:36] [このレビューのURL]

6点 HERONさん

浦沢直樹がこんな漫画を書いていたのかとビックリしました。面白かったです。あまり、言うことがないんだよなぁ…

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-08-18 00:06:03] [修正:2007-08-18 00:06:03] [このレビューのURL]

6点 クラムボンさん

柔ちゃんがはじめからほぼレベル100なのでちょっと物足りないところもありました。
だけど柔ちゃんがズバーンっと一本背負いを決める瞬間はやっぱり爽快なんですよね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-22 03:48:07] [修正:2007-01-22 03:48:07] [このレビューのURL]

7点 赤い車の男さん

 渋めの前作『パイナップルアーミー』と、メジャーな作風の本作とのギャップがおもしろいですね。自分の好みは『パイナップルアーミー』ですけど。

 この作品はシンプルでわかりやすい青春ストーリーです。
浦沢直樹があえて大衆ウケする作品を描いたと言うだけあり、誰でも楽しめるような作品になってます。
魅せるシーンとコミカルなシーンのギャップがいいですね。
 ただ柔の試合シーンのほとんどって、彼女が強すぎるため、おもしろさの方向が似たり寄ったりなんですよね。
柔の心の動揺+勝利のカタルシス
みたいな。
だからど〜しても飽きてくる。
 ただまあ、その分浦沢直樹の演出の巧さがわかりましたけどね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-28 00:00:12] [修正:2006-12-29 14:28:41] [このレビューのURL]

4点 パンダマンさん

 小さいかわいい女の子が、実はすごい強いっていう展開が最初は面白かったがそれだけだった
 すぐ飽きた
 ゆるいキャラクターしか出てこない

 まぁ これがあるから、MONSTERを原作なしで書いたとき、すごいショッキングだったのは覚えてる

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-02 02:23:53] [修正:2006-12-02 02:23:53] [このレビューのURL]

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