バガボンドのレビュー
7点 ひろっさんさん
吉川英二の原作が好きだったので、今のペースで良くと最終回まで何十年かかるんだろ?とか思ってます。
作者のやりたい事は分からなくもないですが、佐々木小次郎が聾唖者なのはいらない設定だったような気もしますね。
最近少し物語進行のリズムが悪い気がします。
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[投稿:2007-02-28 16:40:41] [修正:2007-02-28 16:40:41] [このレビューのURL]
7点 ヨノナカさん
バガボンドの内容と直接関係はありませんが、この作品の点数がちょっと低すぎる感じがします。
もしこれが名も知られていない雑誌に載っていたらみんなこぞって10点をつけていたでしょう。
私もそうですが、いい作品が有名であればあるほど評価を低く、逆に無名であればあるほど評価を高くしたくなるのが人情というもの。学校の通信簿を絶対評価に!!ではないですが、できるだけその作品の純粋な評価を付けるよう努めたいものです。
で、バガボンドですが、決してつまらない漫画ではありません。
誰しもがしっている宮本武蔵の話のなのだけれども、ストーリーは興味惹かれるし、キャラクターは十二分に魅力的だし、演出は小学生から大人まで楽しめる素晴らしいものです。エンターテイメントとしては1級の漫画ではないでしょうか。
残念なことを一つ挙げると、作品のテーゼが「強さ」であるためにただ単に「強さ」を求めるだけの話に終始してしまい少々話に膨らみが欠ける点でしょうか。もう一つキラリと輝くものがあれば超一級の作品になるでしょう。
と、客観的な面から書いてみましたけど、良い点と悪い点をただ挙げたレビューというのは面白みに欠けますね(苦笑)
レビュー書くのって難しいなぁ。
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[投稿:2007-02-13 20:21:23] [修正:2007-02-13 20:21:23] [このレビューのURL]
5点 maroonさん
井上氏の漫画だから買って読んでみたけど
人選ぶよ。
激しく疲れた。
どうもつまらない所がつまらなさすぎる。
長い間読んでないから今はしらないけどねー。
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[投稿:2007-01-08 18:05:00] [修正:2007-01-08 18:05:00] [このレビューのURL]
5点 カルマさん
途中で読むのをやめてしまった…。
でも井上雄彦の画力が凄まじいので、それだけでも読む価値はあると思います。
完結したらまた読んで見ようかな。
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[投稿:2006-12-09 20:20:33] [修正:2006-12-09 20:20:33] [このレビューのURL]
8点 パンダマンさん
歌手に多いのだけど、自分を侍とか武士(もののふ)とかに例える人を見るとそれは正直どうなのよと引いてしまう。
日本の武士道、西洋でいう騎士道は誇り高い象徴みたいに扱われるが、なぜそのような心得が必要なのか、その元々の理由を知っている人は少ない。これは暗に隠されたのかな?そこまではわからないが、武士道や騎士道は心の最後の防波堤みたいなものです。つまり、戦場で命をかけた究極の精神状態におかれた兵士はどの世界も決まった行動を起こす。犯す、殺す、奪うという行為だ。不快に感じるかもしれないが、これが歴史が語る現実。それを予防する為に昔の人は、心の防波堤として、個人の誇りに訴る武士道やらを作ったのです。だから命をかける必要もない平和な時代の日本で侍とかって言われるとやっぱりどうしても引いてしまう
なんだか作者も軽く侍とかいう人に嫌気がさしていたのかもしれない。武士(もののふ)の頂点を目指そうと血塗られた修羅の道を突き進む武蔵。逆に、誇りある武士道の世界に生きようとするが、怖くて、情けなくて、挫折し、逃げ出す又八との対比は凄く面白い。
この漫画は、武蔵の史実とは随分違う。超有名な剣豪の宮本武蔵の頂点を目指す足跡までの心の葛藤は、同時に作者自身の心の葛藤でもあり、だからまぁ史実からそれちゃうのもしょうがないのかもしれない。作者が迷っていたりテンションが落ちたり上がったりの様は即作品に出ている。逆にそれが、生々しく、残酷さ、誇り、狂気、挫折、そういった武士の生き方を素直に実感できた
バガボンドって意味は英訳で放浪者、意訳すると浪人とか武士を指す言葉でもあったはず。確か・・・
最初は単に強さを求める旅をしている武蔵のことを指してるのかと思ったけど、彷徨い迷う作者自身をも指しているのかと今更ながらに気づいた。
頂を目指す武蔵の、そして作者の心境はどういったものになるのか。逃げずに最後まで描ききって欲しい。
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2006-12-02 19:19:33] [修正:2006-12-02 19:19:33] [このレビューのURL]
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