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6.62点(レビュー数:32人)

作者古谷実

巻数6巻 (完結)

連載誌週刊ヤングマガジン:2003年~ / 講談社

更新時刻 2010-03-10 19:25:26

あらすじ 未来永劫の約束なんてない!!

高校2年生にもなって純情で、
未来を少しだけ夢見ていて、
普通に女の子にあこがれを抱き、
自由も不自由もない日々の中、
少しずつ毒に冒されていく‥‥。

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シガテラのレビュー

点数別:
11件~ 15件を表示/全32 件

7点 デビルチョコさん

面白かったです。
とある少年に起こる様々な出来事。

思春期の葛藤や心情が非常に上手く描けていた。
その主人公を中心とした物語は現実感が溢れていて、
時折出てくる、非現実的な出来事や事件がストーリーを盛り上げた。

日常と非日常のストーリー構成が絶妙だった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-03-08 23:21:25] [修正:2015-04-11 08:19:53] [このレビューのURL]

8点 ぐりーばすさん

物語に一貫性が特になく、逆にそこが妙にリアル。
淡々とした作風が嫌な恐怖を煽ります。
ラストは思わず笑ってしまった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-29 14:38:52] [修正:2011-06-29 14:38:52] [このレビューのURL]

9点 gomaさん

稲中で敬遠していた古谷作品だけど、読んでみるとなかなか面白い。
全体のテンションは、ところどころ暗く、ちょっと明るく、大半普通。
普通と言っても、普通じゃない日常や誰にでもありうる日常様々。
最初は主人公がいじめっぽいものにあっているしね。
そんなに明るい作品ではないけれど、読んでいてどんよりとはしない。後味はちょっといい。
ちらほらあるギャグも作品の雰囲気を壊さずに、それでいてププッとくる。

万人受けは微妙だけど、コレダメ!って人はそんなにいないと思う。
面白い漫画というよりは好きな漫画。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-10 17:09:44] [修正:2011-02-10 20:02:08] [このレビューのURL]

8点 あおはなさん

作風フルモデルチェンジを果たした古谷先生の2作品目。

完成度はヒミズのほうが高いのかもしれませんが、この作品の意味合いは他にあると思います。

「なるたる」「ぼくらの」のレビューでも触れたのですが、この作品などで述べられている主義哲学を暗に主張している作家さんは事のほか多く、それを「志向・狂気・粋・美学」の形に置き換えて通常表現されていて一見するだけでは気がつかない(というより気がつかなくても楽しめる)ようにしているのですが、鬼頭先生と古谷先生はそれを主張しただけでなく「自分はその価値観についてこちら側のスタンスをとる」と字面で明言してしまっています。

古谷先生の作品の中ではまさにこのシガテラのラストシーンがそれであります。「ぼくはつまらない奴になった」・・・このフレーズを含むこのラストだけですべてをかっさらっていきました。そういう意味での点数の高さです。

正直途中何度かリタイヤしそうになりましたが、この作品ほどリタイヤしないで良かったと思う作品もないです。

「どうしちゃったの古谷ぁぁぁ」とその日私は泣きました。

これ以降の作品は非常にパターン化しているのでよほどの古谷マニアで無い限りはオススメできないのですが、年代順でかぞえてこのシガテラまでは絶対に抑えてほしいと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-05 17:39:35] [修正:2011-02-02 19:26:29] [このレビューのURL]

6点 スケフサさん

ヒミズのブラックさをややマイルドにして恋愛ストーリーを入れたって作品。結構おもしろく読めた、悪くはない。だがパンチが足りないと感じた。

個人的にはヒミズの様なブラックな作品か恋愛作品かのどちらかにしてもらった方が良かったと思う。

でもこんなマンガがあっても全然良いと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-27 19:48:06] [修正:2010-10-27 19:48:06] [このレビューのURL]

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