クロスゲームのレビュー
5点 tsk-mmwさん
あだち充先生も年をとったせいなのでしょうか、この作品は今までの作品と比べたら随分とあっさり、おとなしいなと感じます。
陽あたり良好のころから先生の作品を読んできた私にはどうしても物足りなさが残ります。 少ないのですよ、ギャグ・シャレ・スケベ・本人の登場が! まあスケベは今の時代ですと問題があるのでしょうから、それは仕方がないとしても、ほかの3つはもう少し取り入れてほしかったです。 あだち先生の作品にはこれらがないと。。。
てなわけで5点です。
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[投稿:2010-07-09 09:55:37] [修正:2010-11-23 17:47:27] [このレビューのURL]
3点 gotouさん
また野球漫画描いたんだね、あだち先生。
というよりまた一人登場人物を殺しちゃったわけですが…いつも思うんですよ。タッチの頃から。細かいことかもしれませんが、
登場人物の死に方が大抵「誰かを助けようとして」死んだとか、そういうものばっかじゃないですか。
そういう死に方がかっこいいとか思ってやしないだろうか。
実際だったら助けられたほうは負い目を感じてたまらなくなるでしょうね。
単に事故死とかでいいじゃないですか。
変に美化して死なせるのやめてくださいませんか?そういう部分がひっかかって、内容を楽しめなくなっています。自分だけかもしれないけど。
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[投稿:2005-09-03 22:07:27] [修正:2010-11-10 23:16:40] [このレビューのURL]
6点 mitsudoraさん
あだち充の野球漫画というだけでとりあえずハズレはありません。話もどこまでもお約束通りベタに展開されていきます。ある種の癒しがありますね。
ただ何一つH2に届かなかったなという印象です。ライバルの描写が薄すぎます。木根みたいに気持ちの良い成長を見せる脇キャラもいなかったし。でも安心のあだちクオリティということで6点です。
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[投稿:2010-10-11 07:41:51] [修正:2010-10-11 07:41:51] [このレビューのURL]
8点 ランスッドさん
あだち作品は、読み終わるたびに「誰もが通り過ぎる、あの頃」を思い出させてくれる。
そして、とても清々しい気持ちにさせてくれる。
漫画としての完成度等で勝負しているのではなく、読み終えた後の爽快感、甘酸っぱさ、そして忘れていたあの頃を思い出させてくれる力はどの漫画家よりも優れている。
脇役がどうのとか、野球の流れがどうのとか、あだち作品の良さはそういう所ではなく、自分の忘れかけていた素直な感情に、真正面からぶつかってくるところが、とても良いのだ。
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[投稿:2010-08-23 13:43:46] [修正:2010-08-23 13:43:46] [このレビューのURL]
5点 臼井健士さん
17巻にも及んだ「クロスゲーム」です。
あだち作品で野球が題材とされる際は「甲子園」は目標であって、話の終局であるわけです。
なので、決して「甲子園に行ってからの試合内容」は描かれることはありません。
常に「甲子園に出場するまでの戦いの軌跡」に留まるのです。
「タッチ」「H2」に続く野球ものであるこのクロスゲームでもそれは踏襲されます。
しかし、この作品では「意外な形での幕引き」を描いています。
この幕引きは予想外でした。なので野球面では良いと思います。
残念なのは恋愛面で、特に青葉たち四姉妹の従兄弟の「朝見 水輝(あさみ みずき)」は一体何のために登場してきたのですか?
野球やっていないから全然話の中心に加われず、最終回では傷心のまま行方不明って・・・・・(唖然)。
登場させる意味がなかったではないですか!
さらに滝川あかねが亡くなった若葉にあれほど生き写しなのに「単なるソックリさん」では理由付けに乏しいと思います。
まだ幼い頃に他家に養女に貰われていた「双子(一卵性双生児)の姉妹の片割れ」のほうが納得がいきました。
(つまり四姉妹ではなく本当は五姉妹だったというわけ)
光が何故、あかねよりも青葉を選んだのかもイマイチ不明ですし。
「あだち版若草物語」はローリー(光くん)、ジョー(若葉)が亡くなってエイミー(青葉)と結ばれました。
でも、心の底から納得していません。野球面のよさが打ち消されてしまったようで残念です。
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[投稿:2010-07-27 20:58:14] [修正:2010-07-27 20:58:14] [このレビューのURL]
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