LIAR GAMEのレビュー
8点 ひいろさん
パズル的な論理や心理トリックが好きな人なら、この作品には間違いなく高評価をつけるだろう。
一つ一つのゲームのルールや登場人物のキャラクター設定、攻略の手口等がよく練られている。
特に「少数決」の決着のつけ方を読んだ時は、その鮮やかなまとめ方に心底舌を巻いた。
トリックをメインに据えた作品で、これほど完成度が高いものを見たのは初めてだ。
主人公ナオの性格に現実味がないという意見もあるようだが、徹底したバカ正直のお人よしという設定だからこそ、心理戦の巧妙さが際立って作品の面白さを支えているし、作品全体として性善説と性悪説のせめぎ合いのようなテーマ性をかもし出していると思う。
この手の作品にありがちなルールの穴や、登場人物がなぜこんなことに気づかないのか?といった矛盾がほとんどないところがこの作品の良さだったのだが、残念ながら10巻後半あたりから始まる「椅子取りゲーム」ではルール設定に無理があって論理破綻してしまっており、とても残念だった。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-11-22 08:52:47] [修正:2011-01-28 20:48:47] [このレビューのURL]
7点 メカざわさん
ギャンブル・ゲーム漫画。絵は若干のクセがあるが良い。
カイジに並んで名作と言えるでしょう。この手のギャンブル漫画に必要な「心理描写」、これが実に秀逸です。考えられたゲームの発想がまずすごいのですが、それに対する攻略法はさらにすごい!恐らく読者のほとんどが脳内でコウベをたれて深くうなづいたことでしょう。
カイジと比較すると、カイジはしかけられたゲームに対して攻略をする・・・いわば作られたゲームの謎を解くというもの・・・それに対しライアーゲームは、与えられたゲームに対し、対峙される人間を攻略する・・・いわば心理ゲームである。
私も心理ゲームや心理戦は得意なほうだが、作者の描くライアーゲームに参加したとしても即刻のまれてしまうだろう。本当に天才でないと描けない秀作。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-08-20 22:05:54] [修正:2009-08-20 22:05:54] [このレビューのURL]
7点 taroさん
現実味には乏しいが、設定や仕掛けはとても良く出来ていて、楽しめる。作者には感心する。
読むのが少々疲れます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-07-14 23:34:59] [修正:2009-07-14 23:34:59] [このレビューのURL]
7点 tomo522hさん
カイジの女性&スマート版といった感じでしょうか。
キャラクターが皆魅力的でストーリーに引き込まれます。
ナオの存在がだんだんと増してくるのがいいですね。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-05-22 20:01:28] [修正:2009-05-22 20:50:56] [このレビューのURL]
6点 bugbugさん
ゲームのアイディアやトリックは凝っていて、読み応えがありますが
それ以外の魅力がちょっと感じられないのが、難点
絵柄が洗練されてきた分、迫力不足ですね
キャラクターもストーリーものめりこめません
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-01-30 15:05:08] [修正:2009-01-30 15:05:08] [このレビューのURL]
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