ドラゴンボールのレビュー
10点 十歩神拳さん
この作品は理屈抜きにして、エンターテイメントとしてそのスケールと迫力を楽しむべき作品だと思います。
よくストーリー性の低さを指摘される方もいますが、確かに近年のジャンプの看板漫画であるワンピースやその他の多くの重厚なストーリーを持つ作品と比較すれば、その面での完成度は劣っていると言えます。
しかしドラゴンボールは複雑な複線などを一切排除したからこそ、鳥山先生の能力をフルに生かした極上のエンターテイメントとして完成されているのではないでしょうか。
また、作者の価値観や思想、感動などを読者に押し付ける場面も皆無で、読者は自然に感じたままにワクワクしたり感動したりできることも魅力の一つだと思います。そこに物足りなさを覚える方も多いかと思いますが、少なくともドラゴンボールにおいてはその淡白さがストーリーのシンプルさと調和して、絶妙なバランスを保っているように思います。
もし他の漫画家がこのようにエンターテイメントに徹したシンプルなバトル漫画を作ろうとしても、おそらくドラゴンボールには及ばないはずです。
ドラゴンボールは単純にして唯一の、純粋なアクション漫画の金字塔なのです。
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2009-11-28 12:33:07] [修正:2010-02-10 10:35:54] [このレビューのURL]
7点 フクポルさん
<所持歴:全巻。現在は売却>
(要らん与太話のせいで訳分からん文章になってたので修正)
大ヒットを飛ばしましたが、それ故にジャンプの毒牙にかかってしまった作品でもありますね。
ただ、ジャンプの犠牲作品は多数あれど、これはその中ではチョッと違うかな、と。
その殆どが潰された形になったのに対し、これは失速こそしたものの
潰されはしなかったのではないかと思ってます。
皆さんが指摘される様に、後付の繰り返しや際限なく繰り返されるパワーインフレなど
長期連載(連載のムリヤリ延長)の弊害=クオリティの低下などはあったかもしれませんが、
それでも良い物にしようとし、被害を最小限に留めていると思います。
「○○編以降はダメ」と言われますが、そうだとしても、それをひっくるめてこれだけの人気作になったのは、鳥山明という作者の力があってこそ。
この作品は、作品そのものよりもこうした「鳥山明という作家の力がどれだけ凄いか」
という事を評価するもんかな、と思ったりもします。
まぁ、あえて1作品として評価をするならば、良作(以上)であることはとりあえず間違いないでしょう。
ただ、自分が読んでた時、最後の方は飽きてたのも事実なので8点以上はちょっと付けれない。
てことで、7点を付けました。
全くの余談ですが、実写版の完成が怖くて仕方ありません。
ドラゴンボールってのは、鳥山明という作家が作ったキャラ・世界があってこそ
成り立ってる作品だと思ってます。
極論言うと、そこに「鳥山明」が無ければ意味が無い。
ま、何だかんだ言って、結局この作品が好きなんですよね
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-03-10 09:59:43] [修正:2010-02-07 21:00:32] [このレビューのURL]
8点 三蔵さん
「ドラゴンボール世代」に生まれて良かった!
と、思わせてくれる作品。
特長はシンプルなストーリーと魅力的なキャラクターでしょう。
話が進むごとに、どんどんレベルアップしていく様がRPG的で、
パワーインフラについての批判も多いですが、
その異常なパワーインフラが子供心には最大の魅力として映りました。
今なお、子どもたちに熱烈に支持される理由は、
無限の可能性を秘めた子どもたちに、
成長することのワクワク感を感じさせてくれる作品であるからかもしれません。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-06 19:15:14] [修正:2010-02-06 19:15:14] [このレビューのURL]
8点 かずーさん
いつ何時読み返しても面白いですね。
子供とともに、長く楽しませていただいています。
ただフリーザ編以降は、ちょっと間延びした感じで嫌ですね。
戦闘値インフレ、タイムパラドックスをはじめとする、整合性が合わない
話の数々・・・。商業主義に怪我された部分も多いと感じます。
まあそんなこと気にせず、ざっと読んで楽しめる良作だと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-03 19:11:43] [修正:2010-02-04 09:12:20] [このレビューのURL]
5点 shuhheさん
個人的には面白いのはナメック星のとこだけ。
確かに当時では画期的かもしれないが過大評価されすぎだと思う。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-01-27 11:45:15] [修正:2010-01-27 11:45:15] [このレビューのURL]
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