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7.7点(レビュー数:24人)

作者高橋ツトム

巻数9巻 (完結)

連載誌モーニング:2000年~ / 講談社

更新時刻 2011-04-04 21:52:04

あらすじ その女は鉄腕麗人と呼ばれた。その眩い輝きは、戦後の日本を明るく照らした。時代に挑み、時代に愛された女・加納トメ、破格の一代記。終戦直後の日本と米国を舞台に、幻の「女子プロ野球」の世界を描いた作品。

備考 文庫版 全5巻

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鉄腕ガールのレビュー

点数別:
11件~ 15件を表示/全24 件

5点 torinokidさん

戦後の幻の女子プロ野球という題材も、主人公のキャラも、
高橋氏の絵柄も良い感じなんだが。

様々なトラブルが起きるたびに「またかよ…」感を強く覚えてしまった。
ストーリー展開に緩急がないっつーか、急ばっかりな感じ。
単行本一気読みが良くなかったかなあ…。

たぶん連載時に読めばもっと楽しめたんだろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-05 23:17:28] [修正:2010-12-05 23:17:28] [このレビューのURL]

9点 ITSUKIさん

かつて「鉄腕麗人」と呼ばれた女性投手・加納トメの人生を描いた作品。

戦後GHQの統治下にある日本の中で、女性の社会的自立が囁かれ始めた頃、「加納トメ」は現れます。
型破りで、粋で、美しくもあり、カッコ良くもある。
トメのカリスマ性が物凄いです。シビれます。
絵からも魂込めてプレイする様が伝わってきます。

全9巻 細かい設定より勢いで読まされる作品なので一気に読めてしまえます。
6巻の日米決戦までが、盛り上がりとしては最高潮。
ケイトがあぁいう奴になるとは思ってなかったので凄い熱い試合に感じました。

第二部にあたる後半ではトメの弱さや人間臭さも描かれるようになってきます。
なので最後まで読むと自然と、「戦後の女子野球を描いた作品」と思っていたのが「加納トメという一人の女性の生涯を描いた作品」という認識へ変化しました。
チームメイトのインパクトもイマイチ薄かったですし…多数のキャラを動かす「おおきく振りかぶって」の様な作品とは対極だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-05 00:59:59] [修正:2010-10-05 00:59:59] [このレビューのURL]

7点 limolimoさん

この作者さんの描く人物はすごくかっこいい!男も女もかっこいい!カリスマ性のある人物を描くのに長けていると思う。
野球に詳しくないけど、こまけえことはいいんだよ敵な漫画ならではの展開もあるが非常にドラマティックな展開には興奮させられた。
男とは違った強さのある主人公は男性から見てもかっこいいと思えるのではないでしょうか?
転んでもただじゃ起きない女の強さを感じられる物語でした。巻数も少なめなので一気に読んじゃいました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-31 20:45:26] [修正:2010-08-31 20:45:26] [このレビューのURL]

9点 xenosさん

 戦後の混乱期の中、苦しみや悲しみを乗り越えようとして立ち上がる日本。そんな時代に存在した「女子プロ野球」。
 その中で主人公は女子プロ野球の選手として奮闘する。
 いや、何がしかを文章で説明するのはナンセンスかもしれない。
 だが、確実に彼女の生き様に感動することは間違いがない。
 最後にひとつだけ。
 この作品を読めば、この世で一番速い球は「時速160キロメートルの直球」ではなく「魂のこもっている、それだけで熱量を発しているボール」であるということが分かる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-21 20:48:40] [修正:2010-06-21 20:48:40] [このレビューのURL]

10点 フクポルさん

<所持歴:全巻>

正直鳥肌が立ちました。
女主人公をヒロインと言いますが、こう書くと別に(男の)主人公がいそうなので、あえて「女性の主人公」と言いますが、本作の加納トメ以上の女性主人公は見たことありません。
作者の躍動感あふれる高レベルな画力と相まって、物凄く魅力的に描かれてます。
それだけに、トメが突出してる感もありますが。
文句なしにお勧め出来る傑作です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-20 18:26:16] [修正:2010-02-07 21:59:22] [このレビューのURL]

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