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7.7点(レビュー数:24人)

作者高橋ツトム

巻数9巻 (完結)

連載誌モーニング:2000年~ / 講談社

更新時刻 2011-04-04 21:52:04

あらすじ その女は鉄腕麗人と呼ばれた。その眩い輝きは、戦後の日本を明るく照らした。時代に挑み、時代に愛された女・加納トメ、破格の一代記。終戦直後の日本と米国を舞台に、幻の「女子プロ野球」の世界を描いた作品。

備考 文庫版 全5巻

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鉄腕ガールのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全24 件

6点 numaruさん

序盤は特に名作といってよいでしょう。野球という題材がうまく物語に絡めていますし、何より問答無用で読ませるエネルギーがあります。

しかし作者は野球自体にはおそらくそれほど興味がないのでしょうか。試合自体にリアリティがありません。

なので野球漫画とは言わないほうが良いかもしれません。野球という題材で、それにかかわる人間を深く描くという感じです。

当面のライバルと思ってた敵がすぐに脇役になり下がってしまうのも惜しいです。

しかし主人公は個性の塊で本当に魅力があります。ぜひご一読を。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-20 00:18:38] [修正:2010-07-20 00:18:38] [このレビューのURL]

8点 クラムボンさん

戦後の日本を舞台に闘う女性を描いた傑作。

もうまず昭和の時代の空気が見事に表現されてるのに驚いた。
別に行ったことないからわかんないけど、これは間違いなく戦後だなって思ったからOK。

普通なら世界観にキャラクターが負けてしまいそうだけど、この主人公はむしろ圧倒してる。
加納トメの言動ひとつひとつが太陽のような説得力。
だから外国人の大男との試合で、普通ならありえない展開にも説得力があり、納得できる。
肉体的なハンデを安易に超えさせない作者はナイス。逆にカッコイイ。

後半につれて爽快なシーンが減らされ、人生の決断を迫るシリアスな展開に。しかしここで読むのを止めてはいけない。
そこは本作が「野球漫画」から「ヒューマンドラマ」に深化する大事なところだからだ。
ここを蔑ろにしてしまっては最終回のすがすがしさが台無しになってしまう。

もしカッコイイ漫画を探しているなら、わたしはこれを薦めます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-02-02 04:23:16] [修正:2007-02-02 04:23:16] [このレビューのURL]

7点 dollboxさん

鉄腕麗人こと加納トメ。
彼女からは時代を切り開いてきた偉人たちと同じオーラが出ているような気すらします。
いや、気のせいではないのでしょう。
東京キャンディーズの初試合。
きっと僕もあの瞬間、歓喜するスタジアムの観客のひとりだった。
それだけは間違いない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-09-25 01:00:24] [修正:2005-09-25 01:00:24] [このレビューのURL]

9点 二軍Tシャツさん

文句なしの名作。

ぐだぐだ説明しても、僕の表現力じゃ良さが伝わらないので、とにかく手にとって読んで下さい。そしてキッチリ最後まで読んで下さい。この作品は最後の一コマまで読んで初めて評価できる作品だと思いますので。読んだあかつきには、こう思うことでしょう「あれ?珠子どこいった?」。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-23 01:18:34] [修正:2015-12-10 21:04:40] [このレビューのURL]

7点 つなさん

主人公の魅力が8割。ストーリーも悪くないけど、トメのパワーだけで読めてしまう感じ。これだけ魅力的な主人公かけるのはすごい

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-11-30 15:18:21] [修正:2015-11-30 15:18:21] [このレビューのURL]

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