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6.93点(レビュー数:45人)

作者浅野いにお

巻数2巻 (完結)

連載誌週刊ヤングサンデー:2005年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:31:27

あらすじ 井上芽衣子。23歳。
社会人2年目になって、会社を辞めました。
種田成男。スポーツ新聞でカットを描く仕事をしています。
これは、社会に出てちょうど一年がたった、
芽衣子さんと種田の、小さな恋の物語なんです。

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ソラニンのレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全45 件

8点 a1102b1204さん

最初の方は何処が面白いのか分からないし
キャラに好感も何も持てずにいた。

ただ終盤がほんとにやばかった・・!
最後の方で皆が演奏してるところあたりから
何かよく分からんが涙がでた。

この平凡で何処にでもありそうな
雰囲気だからこそだせるリアルと良さが合ったと思う。

読んで良かった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-06-09 12:48:47] [修正:2012-06-14 21:13:25] [このレビューのURL]

見上げた空が狭かったりするのは変わらない日常。
さしあたっての目標は見えない。
それでも社会の義務だとか責任だとか難しいことを待ってくれる猶予はなくて。
自尊心を傷つけたくない臆病さが邪魔をする。

そんな感覚が痛い。

「後ろ向きに進むのってなんか不思議な感じ」
ボートに乗った種田の言葉が印象に残った
後ろ向きでも進めることはできるんだ。
でもやっぱりそれって違うんじゃない?
感じる違和感は無視できなかった。

ソラニンとはジャガイモに含まれる毒
生きていくなかでは体に毒が溜まっていく。
その毒は自分の身を守るもの。
そんな意味も見えてきた。

大人になってから読む必要はない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-04 18:59:16] [修正:2013-03-12 18:08:29] [このレビューのURL]

7点 tamajiroさん

 この作品の僕の印象としては「若者ポエム漫画」といった感じです。随所に出てくる詩的な思想がこの作品の一つのポイントだったと思います。やっぱり言葉にインパクトがあるとそれだけで他の作品とは違うなって思いますよね。
 全二巻という短い作品でもきっちりと世界観が描けていたのはそういった詩的な描写でキャラの心情をうまく表現できていたからだと思います。まあしかし心理的な描写っていうのは読み手には個人差があるし、感情移入できる人と「何言ってんじゃこいつらは」っていう人で評価は分かれるところなんだと思いますけど。僕としては概して現代の若者を上手く描けているのではないかと思っていますが・・・

 この作品に関しては取り立てて批判するような所はありません。一読の価値ありでおススメの漫画です。ただ評価は7点です。評価は正直悩みました。今僕が彼らと同じくらいの年代にあるのでこの作品に感情移入することは容易でしたが、他の年代の方が読んだら果たして同じ感想なのかと言われるとそれは疑問だからです。多分読む世代を選ぶ漫画だと思うので・・
 ただ「名作」とまではいかないと思います。たった二巻でのし上がれるほど皆さんも甘くはないんじゃないかということでw
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-03-14 00:37:35] [修正:2012-03-14 00:37:35] [このレビューのURL]

7点 森エンテスさん

作者特有のスタイリッシュ感満載なバンド青春物語。

この人の作品は、絵柄眺めるだけでいい気がしますね。

主人公達と同年代の時に読んだら、また評価も違ったかもしれませんが、終盤の盛り上がりは好きです。

前半6点、後半8点で間をとって7点です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-07-24 18:30:56] [修正:2011-07-24 18:30:56] [このレビューのURL]

3点 columbo87さん

「ごっこ」漫画。
大人ごっこ、青春ごっこ、悲劇ごっこ。
怠惰さで雰囲気を演出しているのでしょうが、展開や内容はベタもベタで、かつ葛藤や内面描写も一面的かつ自己完結。それでいて傍目には積極的に主張していないように見せかけているところもいやらしいと思いました。
夢に破れたり迷ってる年頃の学生くらいには受けるんだろうなぁという作り方は巧く、ここまで見え透いて明確にターゲッティングができているのはすごいと思いました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-06-04 01:16:06] [修正:2011-06-04 01:17:42] [このレビューのURL]

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