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6点(レビュー数:3人)

作者土田世紀

原作水谷修

巻数11巻 (完結)

連載誌月刊IKKI:2005年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:37:09

あらすじ 不登校、ドラッグ、リストカット…。闇に飲み込まれていく子供たちを、哀しい目で、優しい目で、見守り続ける教師がいる。全国が涙した感動ドキュメント、ここに初の完全漫画化。「夜回り先生」と呼ばれる夜間高校教師・水谷修が、夜の闇に飲み込まれそうな少年たちの更生に尽力する感動ドキュメント。

備考 同名のエッセイを漫画化した物。

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夜回り先生のレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

7点 朔太さん

水谷修氏の活動をモチーフに漫画化されている。したがって、水谷氏自身の姿勢や

思いにフォーカスされやすいが、漫画としての意義は、登場する子供たちの背景だろう。

どの子供たちも幸福を間違いなく渇望している。

覚せい剤や不良行為は、結果として不幸を招きこむのだが、当事者は幼いのだ。

そうせざるを得なくて悲惨な結果を招く。

止めるべきは社会であり大人なのだが、特に親なのだが、多くの私を含めた大人は

自分一人の力の無力さを知っており、政治や社会や役所、学校にその解決を委ねることで逃げる。

水谷氏の行為に対して売名行為だの胡散臭いだの批判も多いが、ならば問いたい。

「あなたに解はありますか?社会の向上にあなたは何を貢献しますか?」

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-08-12 11:51:42] [修正:2013-08-12 11:51:42] [このレビューのURL]

5点 fasterさん

深い話。
話は良いが、漫画にする必要があるのかが疑問。
小説は素晴らしい出来。自分はそっちのほうがいいと思う。

夜回り先生という題材は漫画には不向きだろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-06 20:43:15] [修正:2013-07-24 22:30:39] [このレビューのURL]

6点 souldriverさん

土田先生得意の泥臭い人間描写が、もとの話にこれ以上ないくらいマッチしてる。
どの話もリアルで痛々しいし、単行本に挿入されてる手記もより現実感を引き立てている。改めて、同じ日本の中に不幸な境遇に置かれてる人間がたくさんいるんだということを実感させられる。

ただし原作のチョイスがあまりにも土田先生「らしすぎ」て、全くと言っていいほど新鮮味がない。また原作そのものがいまや超がつくほど有名になっているので、今さらマンガ化する必要性があるのかどうか疑問。
原作をまだ読んでない人が夜回り先生を知るきっかけにするのには良い作品だと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-06 23:06:45] [修正:2007-07-06 23:06:45] [このレビューのURL]


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