鉄腕バーディーのレビュー
5点 朔太さん
宇宙戦士としての背景の大きさに比べて、日本で起きるちまちまとした事件に
奔走するスケールが小さくて、ものすごくバランスが悪いのが最大の難点です。
1,2巻を読み進めて、きっと連盟軍vs同盟軍の宇宙戦争に小さな地球の
高校生が巻き込まれてしまうくらいの規模を想像してしまいましたが、
読めば読むほど地球どころか日本の一地域で起こる小さな小悪党の事件
解決に奔走するお話が延々と続きます。
SFとして楽しめる素地はあるのに、残念の一言です。
それでも16巻二部の完結でもって一区切りとして、再構築の機会があり
ましたが、三部でも展開の拡大にはつながりません。
ヒロインは可愛いですね。
綺麗なお姉さんバーディの魅力が作品の価値の大半を占めました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-11-21 20:32:34] [修正:2016-11-21 20:34:18] [このレビューのURL]
6点 フクポルさん
<所持歴:全巻。現在は売却>
かなり甘く付けて6点。
限りなく5点に近い6点。
もう、「可も無く不可も無く」という言葉がピッタリ。
絵も見易いし、ストーリーもしっかりしてる。
けれど、ハマる要素が無い。少なくとも自分には見つけられなかった。
淡々と読んでしまった。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-09-21 16:41:15] [修正:2010-11-13 00:55:24] [このレビューのURL]
8点 ジブリ好き!さん
のんびりテンポでシリアスな事件と向き合っていく、ゆうき節全開な作品。
ゆうき作品に共通することだが、この独特なテンポ(良く言えば日常生活や会話を排さず、むしろベースとしてゆるーくのほほんと進む、悪く言えばさっさとストーリー進めって思うくらいじれったい)が合うか否かで評価が変わってしまうだろう。
だからといってストーリーがつまらないなんてことはない。斬新な設定・話ではなくとも、読ませる力をもったそのストーリーからは、才能よりも経験で勝負するベテラン漫画家としての力を感じられる。
まとめると、ゆうき先生の才能はストーリーや内容に直接表れるものではなく、その繋ぎにある日常的な場面こそが、つまりはこのスローテンポそのものが魅力的なのだと思う。
そしてそこにこそ、多くの読者に支持されて長続きしている秘訣があると思う。斬新な設定や話で漫画を描く才能者は、序盤は多くの読者を惹きつけるが、徐々に設定負けしたり続きが描けなかったり、盛り下がることが多い。バーディの場合、斬新でなくとも王道すぎない、読ませる力をもったストーリーを日常性の中に溶け込ませることで、ストーリーの先を求めるファンと、ゆうき節を楽しむファンの両方を獲得することに成功したのだと思う。
タイプ的には、例えば浦沢先生などに近いかもしれないが、じれったさの質もストーリーテラーとしての質も全く異なる点で、やはりそれぞれのタイプを確立していると思う。浦沢先生のじれったさは、伏線化してストーリーを引き延ばしていくって感じだけど、ゆうき先生のはストーリーを遅らせてでも何気ない会話や流れを捨てないぞって感じだ。
内容は、バーディの過去編はすごく面白いし、全体的に完成度の高いまとまりを見せている。けど、いかんせん完結には先が長そうw
アニメもオリジナルながら完成度が高く、作者の思い入れが感じられる。
ゆうき節を楽しむなら漫画を、ささっとストーリーを知るならアニメをお薦めします。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-03-10 19:57:34] [修正:2010-03-10 19:57:34] [このレビューのURL]
5点 カメ田さん
おもしろくもつまらなくもないけど読んじゃう漫画。
凡庸、普通、こういう言葉がぴったり当てはまります。
引き延ばしにも感じられるグダグダ感、設定はでかいのにやってることが小規模、個人的にこれらが気に入らず評価を下げました。
大人買いして一気読みしましたが、グダグダ感のせいか途中で読み疲れました。
2冊くらいずつちまちま読む方が向いてる気がします。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-10-15 23:33:52] [修正:2009-10-15 23:33:52] [このレビューのURL]
6点 ちょうあんさん
最初、独特の形而上と下のバランスになかなか慣れなかったが
慣れた頃に全20巻、未完で終わってます。
読む時期を誤ったか?続きのEVOLUTIONが完結してから読めば良かった。コレが起承で続編が転結ならばEVOLUTIONに期待大
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-06-19 11:54:57] [修正:2009-06-19 11:54:57] [このレビューのURL]
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