あらすじ 男追って、急にプロレス界から逃げ出した藤かおる。 子供つれて五年後に... 続きを表示>>
ラヴ・バズのレビュー
7点 朔太さん
何というストリーでもなく、盛り上がりも意外性もないの
だけれど、何か気持ちよくなる子持ちの女子プロレスラー物語です。
破天荒で無責任で出鱈目な男のお話は世の中に数あれど、
これの女版というのは意外でした。
男に走って試合を放り出して、5年後に悪びれず
戻ってくる女子って、いそうだけれど好きにはなれないですよね。
ここに出てくる藤はそんな嫌みがない。
絶対にまた裏切られるのだけれど、わかっちゃいるけど
見捨てられない、そんな魅力を上手に描けていました。
こんな母親には、定番のシッカリ娘が育つところが、また見どころです。
作品としての魅力は少ないのですが、全体の雰囲気がとてもヨロシイ。
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[投稿:2018-01-07 12:52:22] [修正:2018-01-07 12:52:22] [このレビューのURL]
5点 臼井健士さん
「放浪息子」「青い花」で知られる志村貴子先生の初期連載作品のひとつ。
「放浪息子」のアニメ化に便乗する形で新装版として発売されました。
大家族に生まれた長女がプロレスラーとなったものの、好きな男が出来て失踪。
そして5年後に子連れで舞い戻ったところから話はスタートする。
入籍はしていなかったので未婚の母。子供は女の子。
「またプロレスやり直したい」って言っても周囲の目は冷たく下働きからやり直すハメになった。
男とも絆が切れたわけでなく、その後も度々舞い戻る始末で情けなさ全開。
家族も彼女に輪を掛けてのちゃらんぽらんさで話は「なあなあ」「流され」で進行する。
女子プロを題材にした漫画は珍しく、しかも作者唯一のスポーツ漫画(?)でもある点が注目です。
しかしながら、試合のシーンはやはり描写にイマイチ迫力がなく、その辺はあまり成功しているとは言い難いです。
アニメ化なんて話が巻末で出ていますが・・・・当たらないでしょ(汗)
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[投稿:2012-01-29 00:14:57] [修正:2012-01-29 00:14:57] [このレビューのURL]
6点 ITSUKIさん
女子プロレス漫画。作者の作品は「放浪息子」以来2作目です。
独特な雰囲気は相変わらず良いと思います。
でも主人公・藤かおるの性格は人を選ぶんじゃないかなぁと思います。
自分勝手だし、嫌なことは逃げてしまうし。
恋人が出来て5年間プロレスから逃げていた主人公をすぐにはゆりが許さないのも納得です。
そしてまさか主人公/ヒロインがガチで丸坊主になるとは思ってませんでしたwここらへんが体育会系というか・・プロレスっぽいなぁ。
しかし、その分最後のタッグマッチ戦は盛り上がってました。
とびぬけた面白さはありませんが安定して読めた作品。
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[投稿:2010-03-30 00:09:54] [修正:2010-03-30 00:09:54] [このレビューのURL]
8点 ミドリちゃんさん
「家族の事は悪く言ってもいいけど,私の事は悪く言うな。」
こういう主人公が,プロレスをする物語です。
このセリフは衝撃だったなあ。
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[投稿:2010-03-06 21:20:09] [修正:2010-03-06 21:20:09] [このレビューのURL]
5点 bugbugさん
ちょっといままでに見たことなないタイプの主人公で
非常に珍しいです
バカな生き方に、恋愛感情に似た憧れを抱いてしまったかもしれません
明朗活発、自由奔放、わがまま とここまでは、他の漫画の主人公も持つ属性ですが
いい加減で、意思が弱く、情けないくらいダメな人間です
こうした主人公にすら、愛着が抱けてしまうのは
作者の手腕なのか大いに疑問の残るところですが
作者得意の微妙な感情の機微の表現と相まって、なぜか引き込まれます
キャラクターはよかったのですが
ストーリーにのめりこむことはなかったので、そこが残念でした
コメディ要素もありますが、クスリとも笑えなかったのも残念
仕事で嫌なことがあったときに読む
自己啓発本として活用するのがよさそうです
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-01-28 19:35:31] [修正:2009-01-28 19:36:30] [このレビューのURL]
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