響子と父さんのレビュー
7点 森エンテスさん
『ネムルバカ』に繋がる家族の物語です。
個人的に、こういう父親は嫌いじゃないし、父親っていうのは子供から見たら、意思疎通の難しい偏屈なものだと思うので、リアルじゃない所が逆にリアルにも感じることが出来た。
そにしてもこの作者は「根本的に頭が良い」んだろうなと思わされる。
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[投稿:2015-06-16 21:43:35] [修正:2015-06-16 21:43:35] [このレビューのURL]
3点 そうすけさん
この漫画を読むにあたっては「ネムルバカ」を読んでいるのが大前提であり、
短編でありながら一見さんお断りというよくわからんことになっている(ような気がする)。
純粋に本編だけみても、
まあ正直なんの印象も残らんというか、ありきたりというか。
かといってネムルバカ外伝も、うーん。
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[投稿:2015-03-18 20:20:42] [修正:2015-03-18 20:20:42] [このレビューのURL]
4点 gundam22vさん
「ネムルバカ」が好きで繋がりに期待したのもあって読んだのですが、父親の言動が寒すぎるの(オヤジキャラ好きなタイプの自分が読んでて辛いほど)と娘が真面目キャラで突っ込み不足というのもあって面白くなかったですね。繋がりの方もこちらで後日談が分かって綺麗に終わるとか言う訳でもなく消化不良な感じでした。
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[投稿:2015-01-13 02:30:47] [修正:2015-01-13 02:30:47] [このレビューのURL]
6点 ネコ好きさん
石黒先生の作品はどれも好きだが
これは、微妙だった
本編は番外編とネムルバカを読んで
初めて真価を発揮する
本編は6点
番外編は7点
本編+番外編+ネムルバカで10点
というのが妥当だと感じた
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[投稿:2012-02-22 15:29:20] [修正:2012-02-22 15:30:50] [このレビューのURL]
8点 即身仏さん
「ネムルバカ」の主人公・鯨井ルカの家族と言うかその父親の漫画。
主人公はルカこと岩崎春香の姉の響子ではなくそのお父さんであり、結構チャランポランな言動とかリアクションに見えますが、その行動の端々には娘達を大事に思っているのが分かります。例えば春香が置いていったCDラジカセをずっと使っていたり、ニュースで流れている女の遺体が娘じゃないと分かった時に思わずへたり込んでしまう所などであり、いい加減だけど本当に大事な根っこはいい加減じゃないと思う。
この漫画の一番のキモは最後のお話の方のお父さんと春香との電話でのやり取りであり、娘に対する(父親・もしくは読者から見た)いい加減な価値観や憧れは本当に幸せに繋がらないと諭す場面であり、そんなんでお父さんは幸せなの?(と言ってると思われる)春香に対して母さんには旅行に活かせてやれるほど働いた・響子は結婚する・行方知れずだった春香が無事だと分かった俺が幸せでない訳でないだろうと言い切った(ついでに勢いで電話も切った(笑))お父さんが非常に格好良かった。
詰まる所、「ネムルバカ」は若さを謳歌した漫画であり、「響子と父さん」はお父さんの軽いようでそうでない家族の絆を描いた漫画かと。
お父さんがチャランポランに見えてしまうのは、それだけ家族の為に仕事を頑張ったという事、いわゆるジェネレーションギャップの裏返しなんじゃないかと個人的に思うのです。
若さが眩しくも痛々しい「ネムルバカ」よりも高評価とします。
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[投稿:2010-10-11 10:26:27] [修正:2011-08-15 19:48:55] [このレビューのURL]
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