「MAGES」さんのページ

総レビュー数: 32レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年04月07日

[ネタバレあり]

ワンパターンという言葉がこれほど当てはまる作品も珍しいかも・・・。
内容は完全に

1.主人公、またはその周囲の人間が悪人に目をつけられる

2.主人公は怯えながらも、仲間達の協力を受けたりして悪人を倒す

3.主人公、決めゴマ(何故か毎回ほとんど同じ構図)にて悪人に説教。一件落着。


この1〜3を延々と繰り返すだけで、個々のストーリーも今ひとつ。何よりひ弱ないじめられっ子であるはずの主人公があまりにも強く、『不良達のトップとの一時的な人生交換』という物語の大前提である設定にほとんど意義を感じられませんでした。この設定だけみると面白そうだったのですが・・・。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-04-26 19:01:44] [修正:2008-04-26 19:01:44] [このレビューのURL]

下品な内容・・・ではあるのですが、台詞回しが何故か美しい不思議な作品。でもやっぱり下品(笑)。

この作品の持つ独特のテンションと秀逸な文章力が意外にマッチしているのには思わず笑っちゃいました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-25 00:08:44] [修正:2008-04-25 00:08:44] [このレビューのURL]

これだけの長期に渡って連載を続けているのに、作品に一定のクオリティを保ち続けているのは素直に凄いと思います。

ひとりひとりのキャラクターの掘り下げも丁寧だし、何より試合の描写は迫力満点。名作です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-24 23:48:55] [修正:2008-04-24 23:48:55] [このレビューのURL]

意外性という点において他の作品を大きく突き放していると思います。
先の展開が読めないので期待感を抱くことができ、さらに読者を引き込む画や展開も非常に魅力的。

難点は単行本の発売が遅いことですが(笑)、作品としての面白さで点数をつけるとこのくらいで。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-23 18:52:11] [修正:2008-04-23 18:52:11] [このレビューのURL]

独特な絵柄で敬遠されることが多いのが非常に勿体無いと感じる作品です。 

いわゆる能力バトル漫画ですが、その戦闘の内容が、他の作品とは明らかに一線を画す濃密さがあります。
千差万別な能力にはそれぞれ一長一短があり、皆その長所を活かし、短所を補うよう闘っているので、そこには奥深い頭脳戦や心理戦が存在しています。ひとつひとつのバトルの面白さは特筆物。同ジャンル内の作品の中ではトップクラスの読み応えがあります。


ちなみにこの作品は1〜7部に分割されており、1〜2部とそれ以降では多少内容が違います。もしも新たに読み始めて、例えば1部の雰囲気が肌に合わない、などといった時には3部からスタートするのをオススメします。

バトルものが好みなら是非読んで欲しい傑作。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-20 15:41:33] [修正:2008-04-20 15:41:33] [このレビューのURL]

料理漫画の肝となるべき試食シーンにおいて、読み手が嫌悪感を感じてしまうっていうのは致命的なのでは・・・。

画力も今ひとつだしストーリー展開も矛盾だらけ、台詞回しもおかしいところいっぱいなので、ちょっとオススメできません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-20 15:14:23] [修正:2008-04-20 15:14:23] [このレビューのURL]

2点 犬夜叉

流石ベテラン、画力は総じて高いのですが、バトル物は不得手なのかなというのが第一印象です。作中の多くを占める戦闘シーンにおいて迫力をあまり感じられませんでした。

また、数多くの指摘を受けているストーリーについては、やはりもう少し改良の余地があったのではないかなと。あまりにも冗長な展開に加え、その結末がワンパターン気味なので盛り上がりに欠けてしまいます。

初期の頃や部分部分で中々楽しめる話もありますが、やはり話を引き伸ばしすぎているのが大きなマイナスだと思います。もう少し話を削って、大事なエピソードの密度を濃くして欲しかったかな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-16 00:54:51] [修正:2008-04-16 00:54:51] [このレビューのURL]

4点 結界師

[ネタバレあり]

この作品で扱う『結界』は中々に汎用性に富んだ代物で、発想次第で如何様な使い方もできます。それを用いてのバトルですから、やはり作者さんの発想力が不可欠であると思うのですが、なかなかバリエーション豊富な戦闘を展開してくれるので楽しめます。絵も見やすくて○。 



難点を挙げると、もっとストーリーを煮詰めてほしいといったところ。具体的には、せっかく長い話数をかけて盛り上がって来たのに、その佳境であまりにもあっさりと決着がついてしまい、肩透かしを喰う場面が何度も見受けられました。内容がいかにも王道的少年漫画といった趣なので、盛り上げるべきところは盛り上げてくれないと、読み手には少々消化不良の感じが否めません。そういう意味で少々減点です。 


全体で見ると、特別面白いというわけでもないものの、特別つまらないとも感じない、ある意味安定している作品といった印象でした。まだ未完の作品なので、この先の展開によっては評価の変動もありえますけどね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-15 17:56:52] [修正:2008-04-15 23:40:50] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

一見スポーツ剣道漫画ですが、実のところは剣道風バトル漫画です。竹刀が消えたり伸びたり回ったりの必殺技のオンパレードです。

普通の剣道っぽい描写はほぼ有りませんが、そのはっちゃけっぷりが逆に清々しすぎます。あくまで剣道『風』バトル漫画です。なので一般的なスポーツ漫画によくある努力、友情
みたいな要素もほとんど無いです。主人公はただひたすら奇抜な必殺技と天性の運動神経で、努力を積み重ねたライバルたちを打ち倒していきます。

唐突なストーリー展開に加え、特に感銘を受けるような場面も無しなので自ずと作品としての評価は低くなってしまいますが、画力自体はそれなりなのでバトル部分はなかなか見応えがあると思います。私は笑いっぱなしでしたけど。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-10 19:01:55] [修正:2008-04-10 19:01:55] [このレビューのURL]

1点 MAR

[ネタバレあり]

異世界ファンタジーバトル漫画。

この作品の戦いは、様々な特殊効果を持った『ARM』と呼ばれるアイテムをメインに展開されるのですが、闘っている二人が自分の持つARMを交互に出し合っているだけなので、面白みも迫力も薄いです。バトル内容が『この敵キャラはこういうARM、もしくは能力を持っているんだぞ』ということが淡々と記されているだけのように見えます。台詞回しもそんな感じで、とりあえず必要最低限の台詞だけをキャラクターに喋らせているだけなのでとにかく浅く感じます。
加えて、一つの戦いは大体二話、幹部クラスの敵が相手だと三話でほぼ決着がつき、しかもその決着の仕方もワンパターンなのでやはりイマイチです・・・。物語が進むに連れて、その傾向は強くなっていきます。


全体を通して見ると、『淡白』の一言に尽きる作品です。
設定が、バトルが、キャラクター同士の掛け合いが、話の展開が、そして主人公達の台詞や行動がただただ淡白です。主人公の、一見良いことを言っている風に聞こえる台詞に対しても『何故このキャラがこれだけの台詞を言えるように成長したか』の過程がほとんど描かれていないので感動も何もないのです。

作品初期の頃のように、舞台が異世界であるという設定を活かして、ファンタジー世界を冒険するという事をメインに話を進めればまた違った評価であったかもしれませんが、同じ場所に留まって前半〜終盤まで一対一の戦いを延々と繰り返しているだけでは『異世界である』という設定にすら意味があったのかなと疑問を抱いてしまいます。

上記に加え、絵は綺麗だと思いますが画力という点では、少なくともこの作品(特に後半)を見る限りにおいては今ひとつという印象なのでこの点数にしました。というよりウォーゲーム5thバトル前後くらいからは明らかに手抜きしすぎでしょうコレ・・・。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-04-09 17:56:58] [修正:2008-04-09 17:56:58] [このレビューのURL]

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