「電光石火」さんのページ

総レビュー数: 88レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年04月12日

 読者の心を揺さぶる精神世界を描くのは、作者の画力なくしては不可能。他の作者には絶対に真似のできない漫画。

 最初は少しばかり展開の遅さが気になったが、漫画の面白さは「動」だけでなく「静」でも表現できるということに改めて気づかされた。

 今連載が最も楽しみな漫画の一つ。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-04-15 19:42:15] [修正:2008-04-15 19:50:16] [このレビューのURL]

 人生の縮図、とまで言えるほど感動はしなかったが、どんな読者にもぐさっとくるような確信をついた台詞が数多く見られることは確か。

 大勝してもそのまま幸せになるわけでは決してなく、すぐにまたどん底に落ちる。ギャンブルそのものの本質も描いているような気がします。

 大げさすぎる表現や展開に引き込まれるというよりは少し引いてしまったので、6点。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-04-15 19:07:55] [修正:2008-04-15 19:07:55] [このレビューのURL]

 ジャンプ連載中のほかの作品にも言えることだけれど、人気取りより作品の面白さを追求して欲しいと思う。この作品はそこまで露骨ではないが、最初の頃と比べると明らかな路線変更があったのは確実。一話完結の話で構成されていた時期はまだ読める作品だったが…。
 この作品の支持の高さは、ひとえに腐女子のおかげだと思われるが、彼女らの全てが「作品としての面白さ」を見ているのかというと甚だ疑問である。おそらく支持するのは女性で、叩くのは男性。そんな漫画。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-10-02 01:34:32] [修正:2008-10-02 01:34:32] [このレビューのURL]

 絵も綺麗だし、ストーリーも分かりやすいのに読んでいて気分が悪くなってくる漫画。主人公もヒロインもあまり読者に好かれる要素がない。どうしようもない性格という設定であっても、何か一つ光るものをもっているのが魅力的なキャラというものだと思う。物語の中心に彼らをピックアップする必然性がない。
後味が悪い漫画。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-15 20:52:02] [修正:2008-10-02 01:00:54] [このレビューのURL]

 疲れているときや落ち込んでいる時に思い出したように読むとやさしい気持ちになれる漫画。ところどころに散りばめられた、なぜか心に響く台詞。意外と深い漫画なのかもしれません。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-25 10:12:19] [修正:2008-04-25 10:12:19] [このレビューのURL]

 絵は綺麗な部類に入るとは思うんですが、
なんとなく全体の雰囲気が暗い感じになってます。
落ち着いた雰囲気、という意味では好きな人もいるかもしれませんが。

 ひかるがもっと可愛く描かれていてダブルヒロインのどちらにも感情移入できたら、主人公の揺れる気持ちも分かってよかったんですが、俺はどうもひかるが好きになれません。

 6点つけるか迷うところですが、今のところは5点。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-25 10:07:41] [修正:2008-04-25 10:07:41] [このレビューのURL]

 休みの日、半日かけて読破しました。
最終巻だけは少し評価できないけれど、それ以外はパーフェクト。

 漫画のところどころにあるメッセージにチープさを感じないし、真剣に考えさせられるような内容。
トシの母のエピソードで一気に引き込まれた。後半のトシの父の演説も良かった。

 全てのメッセージにわざとらしさがない。ただ語るだけなら誰でもできるけれど、作者は漫画の中でメッセージに込められたものを再現した上で語っているからだと思う。

 残酷描写があるが、いろいろな漫画を読んでいると特に気にならない。他にもただ残酷なだけの漫画はいくらでもある。大量殺人というテーマを描くには必要不可欠でもある。現実にそういう残酷な殺され方をしている人もいるだろうし、この漫画は一つの大きな架空の事件の、ドキュメントとして見てほしい。

 犯人・警察・加害者の親、色んな視点から描いている点からしてもドキュメントと言えると思う。


 ただし最初に言った最終巻を除けば。
 それまでの流れと最終巻あたりの物語が違いすぎる。視点が個人個人からバードビューのように変わった。
 おそらく読者としてはトシ・モンが出てくるところを見るのが一番楽しい。だからトシがつかまってモンが行方不明になったあたりで、物語は収束に向かうべきだったように思う。

 そのあとの世界情勢だとかそのあたりは申し訳ないが少し流し読みしてしまった。あとヒグマドンという設定はこの物語に必須だったのだろうか?

 さまざま思うことはあるけれど、全体を通して素晴らしい作品であることは間違いない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-20 22:02:04] [修正:2008-04-20 22:02:04] [このレビューのURL]

4点 犬夜叉

 特に面白くて斬新な展開を用意することもなく、
ただただ長く続けているのが不快。
 画力もあるのかないのかよくわからないから触れないが、これだけは言える、戦闘シーンがしょぼすぎる。

 人間ドラマを描く新作を描いてくれないかなぁ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-19 12:21:13] [修正:2008-04-19 12:21:13] [このレビューのURL]

 ひとつだけ褒める点があるとしたら画力。
原作を漫画にしたものだから仕方ないことだが個性はない。
しかし、そういう漫画でも面白いものは多いので、この評価。

読後もあまりすっきりすることもなく、
もやもやする。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-19 12:12:23] [修正:2008-04-19 12:12:23] [このレビューのURL]

雰囲気は好き。
終わっていく世界の中での二人を描くという意味では、
最終兵器彼女に近いものがある。
もしくはドラゴンヘッドのラスト。
漫画のレベルとしてはその二つより下。

背後で動いている事情については
さらっと読んだだけではさっぱりわからない。


ただただエンディングまでの坂道を下っていく感じで、
起伏が全くない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-19 12:06:17] [修正:2008-04-19 12:06:17] [このレビューのURL]