「電光石火」さんのページ

総レビュー数: 88レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年04月12日

 わかりやすい、読みやすいという意味では素晴らしい。
 他に腕っ節の強いキャラクター達がいる中で、ラッキーで敵に勝つという最強の抜け道を使うラッキーマンは、見ていてなんだかスカッとするし、面白い。

 確かに今となってあまり読み返す気は起きないけれど、恐らく読み始めたら止まらないと思う。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-12 22:45:52] [修正:2008-04-12 22:45:52] [このレビューのURL]

9点 レベルE

 たった3巻なのにここまで読むのに時間がかかった作品は他にない。謎解きやサスペンスやゲームのような世界が大好きな作者が、これでもかってほど自分勝手に暴れまくった作品。全ての話が秀逸です。

 9点ですが、俺のレビューのなかでは最高得点です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-12 22:43:11] [修正:2008-04-12 22:43:11] [このレビューのURL]

 それぞれのストーリーごとに作者のテンションの高低差が如実に現れている作品。力を入れているストーリーは伏線も緻密だし、人間模様の描き方も素晴らしい。

 ただ、その場その場で思いつきで物語を作っているのではないかと疑わしい部分も多く、キャラクター一人一人の魅力としては過去の作品である幽☆遊☆白書のほうが勝っているように思う。

 それでも先が気になってしまうのが富樫作品。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-12 22:40:31] [修正:2008-04-12 22:40:31] [このレビューのURL]

 なぁなぁな部分も多いけれど、面白い。後の作品のハンター×ハンターに比べると、謎解きや緻密な伏線などはないもののキャラクターの魅力はこちらの方が勝っていると思う。
味方、悪役に関わらず感情移入してしまうようなキャラたちが素晴らしい。

 バトル漫画にありがちなパワーインフレは起きているけれど、そこまで長引かずに終えたあたり、収まりのいい感じになっていると思う。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-12 22:36:12] [修正:2008-04-12 22:36:12] [このレビューのURL]

 今読んでも、素晴らしく絵が綺麗な漫画。
 アニメだけ見て漫画は見たことがないという人も多いけれど、是非読んでほしいと思う。クオリティの高さは計り知れない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-12 22:33:00] [修正:2008-04-12 22:33:00] [このレビューのURL]

8点 ヒミズ

[ネタバレあり]

 若い時代の毎日の気だるさや将来に対する不安をこれでもかってほどリアルに描いていると思う。漫画的なわざとらしい盛り上がりがないところもリアル。

 ハラハラする場面を書かせると彼の右に出るものはいないと思います。特に正造が住田君のために金を盗むシーン。どんどん先へ先へ読まずにはいられなかったです。

 そしてラスト。
少しばかり希望が見えてきたところで、やはり未来を信じられなかった住田君。最後の最後までリアルさを追及したあの裏切り方。余韻が残ったのを覚えています。

 最後の朝、隣に住田君が寝ていないことに気づいた茶沢さんが外に様子を見に出たシーン。あのときの茶沢さんの無表情がすごく好きです。
おそらく「どこいったんだろう?」という漠然とした不安と、それでも最悪の想像はしていないであろう、複雑な表情が絶妙に描かれていると思いました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-12 22:15:51] [修正:2008-04-12 22:15:51] [このレビューのURL]

コロコロコミックで連載していた漫画を今見ると「何が面白かったんだろう?」と疑問になるのは仕方のないこと。小学生以下向けのものなのだから。
しかしそのコロコロコミックのなかではそれなりに出来の良い漫画だったのではないか。おばば様の登場シーンではいつも笑わせてもらった記憶がある。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-02 01:47:53] [修正:2008-10-02 01:47:53] [このレビューのURL]

ギャグテイストのない『マキバオー』と言った印象。今見ると少々物語も絵柄も古く感じるので、読むのを辞めてしまう人もいるかもしれない。しかし、長いながらも道筋がぶれず作品全体に一本の柱のようなものを感じる。熱い展開もあり、悲劇もあり、感動が詰まった作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-02 01:44:27] [修正:2008-10-02 01:44:27] [このレビューのURL]

 よくもわるくもない漫画。
漫画雑誌に一つはあってもいいかな、というポジションのあまり打ち切られる恐れのない漫画と言ってもいい。なんとアニメ化している。昨今のアニメ化のハードルの低さには驚きが隠せない。
 わざとらしい描写や表現が嫌いな俺には少し辛い上、何故か全員顔がないという独特の描写を用いている。慣れれば気にならないかもしれないが、最初から違和感のない人はいないだろう。まさか人間の表情の描写が下手だということではないだろうが、この描写によって人間サイドのストーリーが全く作れないという茨の道を作者は歩むことになる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-02 01:40:34] [修正:2008-10-02 01:40:34] [このレビューのURL]

6点 風光る

露骨ではないものの、何故かBL臭さを感じる漫画。そういうのが好きじゃない男性には向いていないかも。とりあえず女性向けの作品であることは間違いない。俺自身も女性から薦められて読んだ。
 しかしそういった好みの問題を抜きにすれば、話の構成やキャラへの愛着などですぐに引き込まれていってしまう。一応歴史に沿った枠組みがあるので、新撰組に興味があればさらに楽しめるはず。
 連載中のため、さらにあっと驚かせるラストをもってくれば点数をあげてもいいと思える作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-02 01:27:08] [修正:2008-10-02 01:27:08] [このレビューのURL]