「グランパス」さんのページ

総レビュー数: 26レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年01月04日

まず画力がある、これ重要。実はサッカー漫画は、絵が巧い人は少ない。
サッカーに無知な描写も多々見られるが、走るサッカーをあの時代に強調して描いてたりもする。
J昇格争い(あの頃はナビスコ杯)やW杯予選など、トップより下のカテゴリーから上がろうと懸命になる描き方が素晴らしい。

反面、Jリーグでの戦いやW杯本番ではトーンダウンした感は否めない。
昇格や予選の生き死にがかかったような死闘ではなく、本番では立場として敵のほうが強者としてのプレッシャーがあるからかも。
あとJ昇格の戦いで、単純にボール大きくクリアして「よしっ!いけえっ!」ですぐ相手ゴール前での攻防が繰り返されるのは完全に作者の勉強不足だった。

とはいえドーハ、ジョホールバル世代のファンは必読でしょう。
そうじゃない人も、あの頃の空気を感じられる漫画だと思います。

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[投稿:2009-01-14 01:48:09] [修正:2009-01-14 01:48:09] [このレビューのURL]

大学入学前、高校生くらいのときに出会いたかったorz
出会っていれば、もっとマシになってかも。
オタクを題材にしてる漫画だが、オタクだからと毛嫌いしてる人は考え直すべき。
好きな物へ熱中する作者の描き方に、こっちも楽しい気分になるし勉強になる。
ちゃんとオタクに突っ込む一般人も出てきますんで、色んな意見があって押し付けは無い。
特にキャラの魅力。本当それぞれに考えがあって動いてる。
特に斑目!彼が主人公なんじゃないの?

で主人公の笹原だけど、やっぱイマイチ薄い・・・。
それがあっての、げんしけんとも言えるけどね。
でも、笹原が時々見せる冷たい態度や、疲れた表情が個人的にちょっとイラッとした。
9巻といわず、もっと続きを見たかった作品の1つです。
終わりが寂しい漫画に悪い漫画なんて無い!

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[投稿:2009-01-13 02:02:26] [修正:2009-01-13 02:02:26] [このレビューのURL]

8点 CLAYMORE

この漫画最大の魅力は半人半妖の女戦士達でしょう。
特にミリアーズや組織がランク付けするクレイモア達。
それ以上でも、それ以下でもないって感じですかね。
最近は謎が明かされつつあるし、意外性のある展開になってきましたが。
個人的に好きなのはシンシアたん。
入れ替わりの激しいランキングなど、そういうとこ面白いと思える人が楽しんでるのでは?
キャラへの感情移入などを強く求める人は無理じゃないすかね。
僕はもちろん楽しんでます。

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[投稿:2009-01-13 01:36:11] [修正:2009-01-13 01:36:11] [このレビューのURL]

この漫画に出会えた人は幸せだと思う。
ありがちなテーマですが、最近はこういう素直に互いをリスペクトしあってる漫画ってないよなあ。まあ、ツンデレもいますけどね。
ホント、青春っていいなあ。友達っていいなあ。
絵や背景もノスタルジー溢れてるし、優しい気持ちになれます。
絵に作者の良さが表れてるし、自分の絵を確立したのも立派。

ただ、どのキャラも良い人ばかり。腹黒いのって校長くらい?
ちょっとしか出てこない脇役さんも人の良さが溢れ出てます。
それが、この漫画の良いとこなのですが、たま〜についてけなくなるときも^^;
ホント、たま〜にですけどね。

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[投稿:2009-01-11 05:14:29] [修正:2009-01-11 05:14:29] [このレビューのURL]

面白かった頃のベルセルクっぽい。
まあ、シグルイ原作のが古いから逆とも言えるけど。
因縁、復讐、栄光と敗北、消滅、そして過酷過ぎる状況へ。
落ちていく様が、なんとも残酷ですね。
江戸時代の描写が、他の漫画より詳しく描こうとしてて勉強になります。

確かにグロいですが、個人的にはグロさより汚さが駄目だった。
がまの汚物とか勘弁してほしいです・・・。
あと面白いですが、1回読めば十分って感じです。
全巻買おうと思ってる人、漫画喫茶で読んで続き買えばいいんじゃないですかね。

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[投稿:2009-01-10 02:18:10] [修正:2009-01-10 02:18:10] [このレビューのURL]

大きな事件が起きるわけでもなく、淡々とそれぞれの可愛い悩みを抱きながら日々過ぎてきます。
ただ、この主人公の修一がやたらモテます。
そっから恋のバトルや嫉妬など1つのハーレム物?としても読めるので男性にもお勧め。
そして、キャラクターが魅力的!1番好きなキャラは末広安那ですね。

絵は白いとか言われますが、白くなければ志村さんの色は出せないからな〜。
逆に詰め込んだ絵だと魅力が落ちる気がする。
あの白さとペンの柔らかさに志村さんの独特の世界観があるのだよ。
個人的に6巻が、あまり面白くなかったので心配でしたが。
でも7巻から修一と安那が・・・とにかく盛り返したから良かったです。

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[投稿:2009-01-08 16:49:46] [修正:2009-01-08 16:49:46] [このレビューのURL]

7点 HELLSING

[ネタバレあり]

吸血鬼物は溢れてますが、これはその中でも異彩な感じ。
アニメから入ったので最初は絵に拒否反応があったけど、キャラとストーリーが魅力的なのでだんだん気にならず。
でも絵も上手くなってるし独特な感じで良、台詞も独特でカッコいい。

ただロンドン血戦にアーカードが来て、セラスが覚醒した辺からテンション↓
残虐シーンが多いのか、キャラの死や残虐性にもピンと来ない部分多。
感覚が麻痺したのかな?

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[投稿:2009-01-07 17:13:47] [修正:2009-01-07 17:13:47] [このレビューのURL]

リアル?な宇宙物SF漫画。
未来の話だが重力との関係やデブリなど、他漫画に無い宇宙での不自由さを詳細に描こうとしてるのも好感。
何より主人公の価値観の変化や、他キャラの精神性の描きは凄い。
絵も未熟だけど、話の壮大さとあってるのでグッド。

ただ主人公が価値観の変化でおとなしくなって、ラストに向かうにつれ勢いがなくなった感じがした。
だんだん説教臭く?なったのも少しハナについた。
でも、まあ全体的に上手くまとまってたんじゃないかな。

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[投稿:2009-01-07 16:59:58] [修正:2009-01-07 16:59:58] [このレビューのURL]

ベルセルクやスポーン、その他諸々に内外問わず影響を残した作品。
意外な展開、意外なラスト、独特のエロス。
絵からは70年代独特の怖さも伝わってきて興味深い。

ただリアルタイムで読んでないからか、巷の評判ほどインパクト受けず。
自分と同世代か、それ以降の世代には受けないんじゃないかな。
もちろん、この作品の偉大さは理解してるつもりだけど。

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[投稿:2009-01-07 16:43:25] [修正:2009-01-07 16:43:25] [このレビューのURL]

寄生獣がSFでインパクト大だったからか、歴史物と聞いてあまり期待してなかった。
でも、間違いだった。寄生獣に負けず劣らず面白い。
歴史物だけど、相変わらず岩明色はキッチリ出てます。
紀元前の世界って結局よくわからんけど、岩明さんが描く紀元前の世界観が凄いリアル。
いや、紀元前なんて誰もわかんないんだけど。
とにかく人間がリアルというかエグイからそう感じるのか?
とにかく興味深い。

唯一の不満は執筆が遅い。それだけが減点1。

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[投稿:2009-01-07 01:17:32] [修正:2009-01-07 01:17:32] [このレビューのURL]