「ネズラくん」さんのページ

総レビュー数: 24レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年06月25日

[ネタバレあり]

この人の作品読むのは「ライジングインパクト」以来ですが、
連載初回から引きつけられました。
絵はスポーツ漫画よりもファンタジーが合ってると思います。
よく言われるインフレもスポーツよりもファンタジーならば
あまり気にならないし・・・
キャラクターもみんな魅力的です。
特にお気に入りのキャラは、ディアンヌとホーク。

<最終回を終えて>
最初はよかったのですが、終盤はグダグダになってしまい
ましたね。
まあ「アーサー王物語」の前日譚ということでアーサーを
死なせたまま終わることはないとは思ってましたが・・・
初期は何度も読み返すほど面白かったのですが・・・
ということで前回の評価から2点減点します。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-11-13 23:02:23] [修正:2020-07-23 19:48:07] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

連載終了から5年以上経過した今年2019年、偶然出会い
そしてこれまでにないくらいドハマりした作品です。

きっかけは近所のレンタルコミック店で、何を借りようか
思案してたところ、この本が目にとまりました。
作者の石川雅之先生はモーニング連載中の「惑わない星」で
知っていてこの人の描く女性キャラは好みなので、お試しの
もりで1巻を借りてみました。
そしたら面白くて止まらなくなり、6巻くらいまで借りたところで
やっぱり全巻買おうと思い立ち、全13巻を購入しました。
(新刊は在庫切れなため中古でしたが)。

内容は某農業大学に入学した菌が肉眼で見える主人公沢木と
彼をとりまく人々のキャンパスライフが中心ですが、
たまに舞台が沖縄だったりフランスだったりアメリカだったりします。

ストーリーも面白いのですが、とにかく各キャラクターの個性が
強烈で魅力的です(特に女性キャラ)。
主人公の沢木は菌が肉眼で見えるというとてつもない能力を
持ちながら作品中で非常に影が薄いのですが、それは周りの
キャラクターが強烈すぎて、あまり自己主張をしない沢木の性格も
あいまってのものだと思われます。
作品中での経過時間は沢木が農大に入学して2年生になるまでの
わずか1年ですが、その1年の間に各キャラクターがそれぞれ成長
を遂げる姿を見ることができます。

エピソードの中で好きなのは「フランス編」、「ビール編」、
「ミス農大落とし編」ですが、特に好きなのは「ビール編」の
オクトーバーフェストです(一言でいえばビール祭り)。

時々、樹教授の説明や菌たちの会話でページが活字だらけに
なることもあり「またかー」と思うこともありますが、
購入した後は一字一句読み上げました。
ただこうしたところは人によっては「もう無理!」となって
しまうかもしれません。

個人的にはもう少し続いてくれたらとも思いましたが、休載や
減ページも多く、途中から月刊誌に移籍したということなので、
作品内で1年経過してキリがいいところで円満終了の形にして
よかったのかもしれません。

最後に全13巻を読み終わっての今の率直な思いは
「なぜ俺はリアルタイムでこの作品に出会うことができなかったんだ。」
の一言に尽きます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2019-10-31 21:44:12] [修正:2019-10-31 21:44:12] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

この作品を紹介する際、必ず使われるであろうカット
日高先生が「ハイ全然ヘタクソでーす!」と明子のデッサン画を
竹刀でめった打ちする一コマ。
自分もその一コマに惹かれてこの作品を読み始めました。
モーニングは毎週買っているのでいくつかの東村作品は読んだ
ことがありましたが、キャラが暴走し、最後わやくちゃになって
しまうパターンも多く、正直あまり合わないと思ってました。
ただこの作品はノンフィクションということもあって、暴走もなく
自分にとってはちょうどいい感じのコミカルさがよかったのかと
感じています。
日高先生は、女子高生だろうが竹刀でぶったたくわアイアンクロー
をかけるわスパルタというかムチャクチャな先生ですが、
生徒たちのことを大事に思う気持ちを変わった形でしか表現できない
不器用さに暖かみを感じました。
読み始めてからしばらくで、最後の別れが読めてきて、ちょっと
切ない気持ちになりますが、先生が死をを淡々と受け入れ、
最後「描け」と生徒たちに何回となく言ってきた言葉を残した
話は泣けました。
名作だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-05-07 21:17:40] [修正:2016-05-07 21:17:40] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

連載1回目を見たときは、あまり長続きしそうもないなと思いましたが、
回を重ねるごとに面白くなってきました。
主人公ユーマのひょうひょうとしたキャラや修、千佳、迅のメインキャラ、サブキャラもみんな魅力的です。
この作者の「三の目」「3の口」のデフォルメ顔好きなんですよね。
でもなんていってもこの作品最大のおもしろさはトリオン、トリガーの設定。
トリオン体が戦闘することで、戦闘に負けても緊急脱出(ベイルアウト)することで極力戦死者を少なくしたのはいいと思います。
またトリガーは、攻撃手、銃手(射手)、狙撃手それぞれのポジションごとに一長一短ある複数のトリガー、オプショントリガーを選択・装備し、様々なバリエーションをもたせたこと。これはさらチームを組むことで、隊の編成、地形によってバトルにいろいろな戦略、かけひきが楽しめて実に面白いです。
あとは次の対ネイバーはどうなるか(またアフトクラトルか、別のネイバーか?捕虜にしたあのネイバーはどうするの)等まだまだ面白くなりそうです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-11-15 00:05:19] [修正:2015-03-28 00:20:38] [このレビューのURL]

当時のジャンプ連載作品の中では、比較的好きな作品でした。
幽霊が主人公を鍛えるという設定自体はありがちなものですが、
ストーリーはまあ面白かったと思います。
剣道の知識はまったくありませんが、それほどトンデモ超人技
みたいなものはなかったようですし。
キャラはマネージャーの娘とか、さゆりの人形バージョンとか
結構好きなキャラでした。
自分としてはもうちょっと続いてほしかったと思います。
なお、ネットでの発言うんぬんはまったく知りませんでした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-11-09 00:33:55] [修正:2014-11-09 00:33:55] [このレビューのURL]

月刊誌連載だったこともあって、全35話と短めですが、
それを感じさせない密度の濃い作品だったと思います。
主に主人公の聡、幼なじみの志保里、下宿の隣人長尾の3人を
中心に話が展開しますが、それぞれの回ごとに関係する星座や
それにまつわるギリシャ神話の話が語られるという流れになって
います。
内容は「すくらっぷ・ブック」に比べ、友情よりも恋愛色が強い
かなという感じ。
特にこの作品でのキーマンは隣人の長尾。
おちゃらけたキャラで、かなり笑わしてくれますが、その正体が
話の途中、そして最終話に向かう中で明らかになってきます。
自分的には「すくらっぷ・ブック」と並ぶ忘れられない名作です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-09-25 14:26:39] [修正:2014-09-25 14:26:39] [このレビューのURL]

他の皆さんと同じく、連載当時は非常にハマってました。
晴ボンたちが卒業すれば終了することは予想してましたが、それでも最終回を読み終えた後は、非常に悲しく心に穴が空いたような気持ちだったことを思い出します。
今でも全巻持っているので、たまに読んでみますが、これも皆さんと同じくあまりのクサさに全身がこそばゆくなります。
当時の思い入れも考慮して7点で

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-08-24 12:29:48] [修正:2014-08-24 12:29:48] [このレビューのURL]

今ジャンプの中では最も楽しみにしている作品。
前作の「魔人探偵脳噛ネウロ」よりもわかりやすく、絵柄もこっちの
方が好みです。
前作と同様あちこちにちりばめられた小ネタは相変わらず最高です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-11-14 23:57:50] [修正:2013-12-22 21:02:02] [このレビューのURL]

この作者の作品の中では、いちばん面白いと思います。
最初読み切りで掲載された時は、これはすぐ連載になるだろうと思いきや、なぜかその後は不定期に読み切りが掲載され(そのどれもがかなり面白かった)、ようやく連載化。読み切りだけで単行本ができてるとは思いませんでした。
超能力者の漫画はよくあるが、超能力者のマイナス面もモチーフにしたのが斬新で、内容も面白いです。特に楠雄の心の中でのツッコミが最高です。
現在は、読み切り掲載時や連載開始時に比べ、ややパワーダウンの感は否めませんが、それでも今のジャンプ連載陣の中では、かなり楽しみにしている作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-12-22 21:00:59] [修正:2013-12-22 21:00:59] [このレビューのURL]

人気は「ハイスクール」の方があったかと思いますが、自分はこっちの方が好きでした。
ギャグが面白いのはもちろんですが、キャラのネーミングが特に好きでした。「うまい!」というものやかなり強引なものまで(腕組の「印田灰進(いんたはいすすむ)」はかなりツボでした)、楽しませてもらいました。
初期の頃は、絵も荒削りで説明調の長いセリフも多く、コマが吹き出しとセリフで埋め尽くされることも多々。それも少しずつ解消されていき、キャラも生き生きとしてきました。これは作者も6巻の巻末で書いているように、キャラが自己主張し勝手に動き始めるというまさに漫画家としての進化の状態を垣間見られるなど、興味深い作品です。
かなり前に全巻売ってしまったのですが、最近ムショーに読みたくなってきました。売るんじゃなかったなあ・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-12-16 01:24:16] [修正:2013-12-16 01:25:23] [このレビューのURL]

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