「ネズラくん」さんのページ

総レビュー数: 24レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年06月25日

10点 クロ號

[ネタバレあり]

これまでに読んだ漫画の中でも最も好きな作品の一つ。
それまではあまり猫は好きではなかったのですが、これを
読んで変わりました。
ボスになったのもつかの間、死の病にかかってしまったクロが、
最後の力をふりしぼって街中をパトロールし、仲間や人間達に
最後の別れをするシーンは涙なくして読めません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-27 00:51:48] [修正:2009-09-27 00:51:48] [このレビューのURL]

今「モーニング」の中では最も楽しみにしている作品。
ETUの選手、関係者達だけでなく、敵チームの監督、
選手のキャラがすごくいいです(ダルファー監督とか)。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-29 14:47:13] [修正:2009-08-29 14:47:13] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

連載終了から5年以上経過した今年2019年、偶然出会い
そしてこれまでにないくらいドハマりした作品です。

きっかけは近所のレンタルコミック店で、何を借りようか
思案してたところ、この本が目にとまりました。
作者の石川雅之先生はモーニング連載中の「惑わない星」で
知っていてこの人の描く女性キャラは好みなので、お試しの
もりで1巻を借りてみました。
そしたら面白くて止まらなくなり、6巻くらいまで借りたところで
やっぱり全巻買おうと思い立ち、全13巻を購入しました。
(新刊は在庫切れなため中古でしたが)。

内容は某農業大学に入学した菌が肉眼で見える主人公沢木と
彼をとりまく人々のキャンパスライフが中心ですが、
たまに舞台が沖縄だったりフランスだったりアメリカだったりします。

ストーリーも面白いのですが、とにかく各キャラクターの個性が
強烈で魅力的です(特に女性キャラ)。
主人公の沢木は菌が肉眼で見えるというとてつもない能力を
持ちながら作品中で非常に影が薄いのですが、それは周りの
キャラクターが強烈すぎて、あまり自己主張をしない沢木の性格も
あいまってのものだと思われます。
作品中での経過時間は沢木が農大に入学して2年生になるまでの
わずか1年ですが、その1年の間に各キャラクターがそれぞれ成長
を遂げる姿を見ることができます。

エピソードの中で好きなのは「フランス編」、「ビール編」、
「ミス農大落とし編」ですが、特に好きなのは「ビール編」の
オクトーバーフェストです(一言でいえばビール祭り)。

時々、樹教授の説明や菌たちの会話でページが活字だらけに
なることもあり「またかー」と思うこともありますが、
購入した後は一字一句読み上げました。
ただこうしたところは人によっては「もう無理!」となって
しまうかもしれません。

個人的にはもう少し続いてくれたらとも思いましたが、休載や
減ページも多く、途中から月刊誌に移籍したということなので、
作品内で1年経過してキリがいいところで円満終了の形にして
よかったのかもしれません。

最後に全13巻を読み終わっての今の率直な思いは
「なぜ俺はリアルタイムでこの作品に出会うことができなかったんだ。」
の一言に尽きます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2019-10-31 21:44:12] [修正:2019-10-31 21:44:12] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

この作品を紹介する際、必ず使われるであろうカット
日高先生が「ハイ全然ヘタクソでーす!」と明子のデッサン画を
竹刀でめった打ちする一コマ。
自分もその一コマに惹かれてこの作品を読み始めました。
モーニングは毎週買っているのでいくつかの東村作品は読んだ
ことがありましたが、キャラが暴走し、最後わやくちゃになって
しまうパターンも多く、正直あまり合わないと思ってました。
ただこの作品はノンフィクションということもあって、暴走もなく
自分にとってはちょうどいい感じのコミカルさがよかったのかと
感じています。
日高先生は、女子高生だろうが竹刀でぶったたくわアイアンクロー
をかけるわスパルタというかムチャクチャな先生ですが、
生徒たちのことを大事に思う気持ちを変わった形でしか表現できない
不器用さに暖かみを感じました。
読み始めてからしばらくで、最後の別れが読めてきて、ちょっと
切ない気持ちになりますが、先生が死をを淡々と受け入れ、
最後「描け」と生徒たちに何回となく言ってきた言葉を残した
話は泣けました。
名作だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-05-07 21:17:40] [修正:2016-05-07 21:17:40] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

連載1回目を見たときは、あまり長続きしそうもないなと思いましたが、
回を重ねるごとに面白くなってきました。
主人公ユーマのひょうひょうとしたキャラや修、千佳、迅のメインキャラ、サブキャラもみんな魅力的です。
この作者の「三の目」「3の口」のデフォルメ顔好きなんですよね。
でもなんていってもこの作品最大のおもしろさはトリオン、トリガーの設定。
トリオン体が戦闘することで、戦闘に負けても緊急脱出(ベイルアウト)することで極力戦死者を少なくしたのはいいと思います。
またトリガーは、攻撃手、銃手(射手)、狙撃手それぞれのポジションごとに一長一短ある複数のトリガー、オプショントリガーを選択・装備し、様々なバリエーションをもたせたこと。これはさらチームを組むことで、隊の編成、地形によってバトルにいろいろな戦略、かけひきが楽しめて実に面白いです。
あとは次の対ネイバーはどうなるか(またアフトクラトルか、別のネイバーか?捕虜にしたあのネイバーはどうするの)等まだまだ面白くなりそうです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-11-15 00:05:19] [修正:2015-03-28 00:20:38] [このレビューのURL]

人気は「ハイスクール」の方があったかと思いますが、自分はこっちの方が好きでした。
ギャグが面白いのはもちろんですが、キャラのネーミングが特に好きでした。「うまい!」というものやかなり強引なものまで(腕組の「印田灰進(いんたはいすすむ)」はかなりツボでした)、楽しませてもらいました。
初期の頃は、絵も荒削りで説明調の長いセリフも多く、コマが吹き出しとセリフで埋め尽くされることも多々。それも少しずつ解消されていき、キャラも生き生きとしてきました。これは作者も6巻の巻末で書いているように、キャラが自己主張し勝手に動き始めるというまさに漫画家としての進化の状態を垣間見られるなど、興味深い作品です。
かなり前に全巻売ってしまったのですが、最近ムショーに読みたくなってきました。売るんじゃなかったなあ・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-12-16 01:24:16] [修正:2013-12-16 01:25:23] [このレビューのURL]

主人公はもちろんですが、その他の登場人物のキャラが濃いです。
(加藤清正のちょっちゅねはやり過ぎだと思いますが)
北野大茶の湯あたりの織部の暴走は抱腹絶倒ものです。
あとこれは作者ではなく、編集者の仕事だと思いますが、
モーニング掲載時のアオリ文が絶妙です。
コミックスには掲載されないので、モーニング掲載のものを
見るのがおすすめです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-09-27 01:05:09] [修正:2009-09-27 01:05:09] [このレビューのURL]

ジャンルは少女マンガですが、青年誌に掲載されてもおかしくない作品です。
作者の絵は好きだし、内容も面白いのですが、結構悲惨な内容や
グロい描写が多いので、好き嫌いは分かれるかもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-27 00:33:28] [修正:2009-09-27 00:33:28] [このレビューのURL]

ショート漫画なので、気軽に読めます。
ギャグは個人的には、結構面白いと思います。
女の子キャラもカワイイので、もっと人気があっても
よい作品だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-06-25 23:53:55] [修正:2009-06-25 23:53:55] [このレビューのURL]

月刊誌連載だったこともあって、全35話と短めですが、
それを感じさせない密度の濃い作品だったと思います。
主に主人公の聡、幼なじみの志保里、下宿の隣人長尾の3人を
中心に話が展開しますが、それぞれの回ごとに関係する星座や
それにまつわるギリシャ神話の話が語られるという流れになって
います。
内容は「すくらっぷ・ブック」に比べ、友情よりも恋愛色が強い
かなという感じ。
特にこの作品でのキーマンは隣人の長尾。
おちゃらけたキャラで、かなり笑わしてくれますが、その正体が
話の途中、そして最終話に向かう中で明らかになってきます。
自分的には「すくらっぷ・ブック」と並ぶ忘れられない名作です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-09-25 14:26:39] [修正:2014-09-25 14:26:39] [このレビューのURL]

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