「die」さんのページ

総レビュー数: 23レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年06月05日

10点 ONE PIECE

この漫画は絵本なのだ。
子供達に読み聞かせるファンタジーなのである。

当初は、あれだけ死に掛けておいて、肉食っただけで復活ってのはどういうことだ?
と思ったりもしたが、そんなのはどうでも良かった。

こんなにも完璧に悪を描き、それに立ち向かうことのかっこよさを描けた作品があるだろうか。
一生懸命に生きる人たちを、ゴミくずのようにあざけ笑う悪人達。
本気の怒り、本気の涙。
汚いと形容したくなるほどのぐしゃぐしゃの表情は、
読者をぐいぐい引き込んでいく。

真のかっこよさとは何か。

ぜひとも小さい頃から何度でも読んで欲しい漫画である。

なお、読むときは単行本で読むことをオススメする。
週刊誌のほうだと、間が開いて楽しみにくい。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2005-06-06 00:15:24] [修正:2005-06-06 00:15:24] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

非の付け所が無い。

サボる?下絵?
だからどうだと言うのだろうか。
天才の芸術作品が、期日が守られないからと言って、卑下されるだろうか。

少年漫画をこえた少年漫画。

ゴンと言う少年漫画の象徴を主人公にすることで、
他のキャラクター達のダークサイドが際立ちまくり。
(その分ゴンの中身はからっぽ)

躊躇無く個性あるキャラクターを排除していく様は、
決して他の作品では見られない。
そう、この少年漫画は「死ぬ」のだ。
肉体的にも精神的にも、こんなにも痛みを実感させてくれる「少年漫画」は他には無い。

とは言っても、子供にはあまり読んで欲しくない漫画。

ナイスレビュー: 13

[投稿:2005-06-06 00:09:17] [修正:2005-06-06 00:09:17] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

「みかん」だけど、他に類を見ない漫画なので満点。

これと並べる漫画はハンターハンターくらいしかない。
この漫画は「少年漫画」という舞台でしかかけない「非少年漫画」なのだ。

「全てを救う」という甘ちょろいスタンス。
少年漫画以外ではありえない。
しかし、内容は心底グロイ。
本当にどうしようもなく殺し殺され、
普通なら、「あの魔王を倒せば全て終わるんだ!」となるところを、「あの魔王を救わなくちゃ終わらん」にしてしまう。
プリンセス・ハオなのはよくわかる。
「どんな悪も救える、いや、悪こそ救ってやらねば何にもならない」
こんな甘っちょろい事は少年漫画以外でありえない。

人間の生き死にと言うのは、前半で終わっているので、
命の尊さとかを考えたい人は他の漫画読んでください。

なお、「見開き真っ白の必殺技」ですが
あれは「全てを包み込み浄化する」+「まだ見せれない最強の奥義」
と言う意味で、完璧な表現だったと思います。

賛否両論ある作品とは思いますが、
是非読んでいただきたい作品。

ナイスレビュー: 4

[投稿:2005-06-05 23:57:52] [修正:2005-06-05 23:57:52] [このレビューのURL]

極論ですが、満点をつけます。

この作品には本当の意味で日常しかない。
通常、こういった萌え漫画と形容される漫画も
かならず学校行事などのイベントが起きる。
しかし、この漫画にはそれが無い。
(お祭りなどはあるが)

淡々と、少女達の日常が描かれるのだ。
それでも飽きさせないのはこの作者の手腕であり、
間の取り方、構成の仕方、どれも秀逸である。
映画の絵コンテのような画面割りに加え、
非常に気持ちのいいコマ割りがされる。

また、キャラクター達がオシャレであるのが好感が持てる。
明らかにティーンズ雑誌を見ているんだろうなと思われる格好。
このあたりも他の萌え漫画とは一線を画していると思う。

でも、知人に勧めるのは気が引けますねw

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-06-05 22:57:01] [修正:2005-06-05 22:57:01] [このレビューのURL]

子供に読ませたい作品と言えばこれ。

迷いがあるならこれを読め。
自分なら何をするか。
自分なら何が出来たのか。

「本当のかっこよさ」がここには描かれている。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2005-06-05 22:23:10] [修正:2005-06-05 22:23:10] [このレビューのURL]

未完で良かった。
同じような同作家作品「ミッドナイト」が、ラスト酷い終わり方をしたので、
この作品は、いつまでも「生命とは何か」を問い続けて欲しい。

子供の頃から大人になるまで何度でも読んでもらいたい漫画。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-05 22:18:48] [修正:2005-06-05 22:18:48] [このレビューのURL]

10点 火の鳥

手塚治虫という人が何故天才といわれるかが良く分かる漫画。

未来編、復活編は個人的に大好き。
人間という生き物のちっぽけさを味わっていただきたい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-05 22:15:58] [修正:2005-06-05 22:15:58] [このレビューのURL]

長期作品なので満点がつけれないのが悲しい。

個人的に読んでいただきたいたいのは5部。
特にプロシュート兄貴vsブチャラティ戦は必読。
「覚悟」とはなにか。

また、能力バトルが最も熱いのが5部。
能力の使い方もさることながら、
何故この能力とこの能力を戦わせようとしたんだ!
と、荒木飛呂彦のセンスに脱帽。

ゆっくり読むなら4部。
変態讃歌。

あまりオススメでないのは3部。
ラストの戦いと、ダービー兄弟戦は見ものだが、
その他は他の漫画でも見れる。

1部2部は趣味の範囲で。

荒木飛呂彦哲学とは何か知りたい方は6部を。


構図、構成、何処を取っても誰も真似できない。
少年漫画を芸術に昇華させたのはこの作品を置いてないだろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-05 22:33:22] [修正:2005-06-05 22:33:22] [このレビューのURL]

ヤンキー漫画(?)
と、少々疑問詞な漫画。

部分だけ切り取れば、ヤンキーものが苦手な人も大いに楽しめる。
とにかくキャラクターが魅力的。
ばか。愛すべきばか。

「伊藤の真っ直ぐなところがいい」
「三橋の自由気ままなところがいい」

間違いなく、いいキャラクターに出会えたなぁと思える作品。

しかしこの作者は、普通の人と何かずれてるセンスを持っていて素晴らしい。
「カルキ入り水道水」
「冷んやり砂糖水」
など、細かい部分も楽しみましょう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-06-07 02:02:14] [修正:2005-06-07 02:02:14] [このレビューのURL]

8点 PLUTO

手塚作品と浦沢作品は非常に良くなじむ。

機械の冷たさがあまりに綺麗に表現されすぎ。
素晴らしいというよりも、恐ろしいの一言。

原作だと「これだけか!」と言うシーンが、
ものすごく味わい深いシーンになっている。

連載進行中だが、現時点で悪い部分は無い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-05 22:47:23] [修正:2005-06-05 22:47:23] [このレビューのURL]

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