「わすれなぐさ」さんのページ

総レビュー数: 31レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年02月23日

言わずと知れた料理漫画


中学生の頃親父が集めていたものを読んだ。おかげで食に関するウンチクを数多く得ることが出来た。中学生の頃はハンターハンターやシャーマンキングなどの漫画が流行っていた。そんな中、私はこの漫画も好きだった。他の漫画のようにワクワクさせられることは全くといっていいほどなかったし、主人公と親父、意中の人との話は良く分からなかったし、面白くなかった。要は、食についての知識だけが面白い漫画なのである。しかし、裏を返せばそれだけ食の魅力やウンチクが伝わってくる漫画であるということである。

もし今から『美味しんぼ』を読むならば原作を一巻から読むよりは、コンビニなどで売っているワンコインブックで「ラーメン編」のようにカテゴリー別にまとめられているものを読むほうがいいかもしれない。

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[投稿:2010-03-22 12:29:05] [修正:2010-03-22 12:29:05] [このレビューのURL]

たけしのおばあちゃんが最強


前半のギャグ中心の巻はかなりおもしろい!「生後三日で開脚前転をマスター」したというギャグは最高だった。また、ウンコをもらしてしまった友達をかばうなどのエキセントリックなリーダー振りを発揮している前半部分は満足できる。前半部分には7点を付ける。

しかし、途中からバトル中心に移行してしまう。ここからは質の低いバトル漫画という感じ。正直なところあまり読む価値がないという評価になってしまう。

読むなら立ち読みでバトル編に入るまで、という感じ。ただし、ところどころ相当ウケる場面があるので、周りの人に怪しまれないように気をつけて…。

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[投稿:2010-03-22 11:49:56] [修正:2010-03-22 11:49:56] [このレビューのURL]

知識習得マンガという印象


私は大学で倫理学を学んでいるため神話などに興味があり、この漫画を読み始めた。この漫画で扱う内容はイタコの話やインドの仏像の話など、昔話や神話といった、オカルトな内容のものが多い。教授が仮説を立てて実証していくという形で話は進んでいく。面白い話はページをめくる手が止まらないほど面白いが、つまらない話は途中で読み疲れることもある。

ただ、全体的に雑学が多くちりばめられているので、昔話や神話、そして宗教的な知識が身につく。大人な漫画である

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-03-22 11:16:29] [修正:2010-03-22 11:16:29] [このレビューのURL]

書道ブームなんですかね?


最近書道部がピックアップされる機会が増えてませんか?なぜなのかよく分かりませんが…。ですが高校時代に芸術の選択を書道にしていた私にとってはなんだか少し嬉しい気持ちに。本作は書道部を描いた作品です。

この漫画はストーリー性に面白みを感じるような作品ではないですね。この漫画のよさは書道の知識や楽しみ方を漫画を媒体として知ることが出来るという点に尽きると思います。代表的な中国の書道家は実際の作品とともに扱われています。懐かしいな、と思って読んでいました。

作者が得意とする取材を存分に活かした作品である。書道について知りたい方、または、書道は知っていても書道パフォーマンスについて知らない方、知りたい方は読んでみてはいかがですか?

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[投稿:2010-03-20 11:20:30] [修正:2010-03-20 11:20:30] [このレビューのURL]

今現在、最高のマンガだと思う。


私の中では、最高評価はこの漫画しかないと言う感じ。まだ途中なので9点だが、10点に挙がる可能性も高い。

競技カルタの大会に出ていた私にとっては、題材からして、評価は非常に高い。作者は取材熱心なんだろうなと感じた。実際の百人一首の競技中に考えていることや作戦を忠実に再現できている。競技をやったことがある人はほぼ間違いなく楽しめる漫画だと思う。

もちろん競技カルタをやったことがない人、興味がない人もすんなりと世界観に入り込め、楽しめると思う。もちろん少女漫画としての要素も多く含んでおり、恋の行方も楽しみである。

また、友情や心理描写も非常に優れている。試合に勝つ者があれば負ける者もいる。その負けていく者の描写がリアルでアツい。私は特に「肉まん君」が勝利に執着したシーンと二番目が一番悔しいという言った場面では目が潤んだ。

この作者は実力がある。この漫画をオススメするとともに同作者の『ハルコイ』と『クーベルチュール』も強くオススメする。どれも買って損はしない漫画ですよ!

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[投稿:2010-03-20 00:21:23] [修正:2010-03-20 00:21:23] [このレビューのURL]

この作品のレビューを見る人…いるのかな?


んー、思い出以外の何物でもないですね。私が小学校の頃ビーダマンが流行りました。学校から帰ってはビーダマンを持って友達の家でターゲットを狙う毎日でした。本当に楽しかった!!

本作は現実において再現することはまず不可能でしたが、それでもビーダマンをやる者にとっては限りなく楽しめる漫画だったと思います。まさにおもちゃとセットで楽しむという作品。ビーダマンをやらない今、この作品は時間つぶしにしかならないでしょう。非常に子ども向けです。でもその子どもはビーダマンをやらないので読んでもつまらないでしょう。

おもちゃが流行るから漫画も楽しい。おもちゃとセットでないと楽しめない漫画ですね。

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[投稿:2010-03-15 23:09:17] [修正:2010-03-15 23:09:17] [このレビューのURL]

ハルコイ・・・・6点
指輪の片想い・・6点
美彩食堂・・・・7点
ななつの約束・・9点

以上の四つの短編からなる作品。総合点は7点だが、参考までに各短編にも評価点をつけた。

ウルッとくる短編集!「美彩食堂」は実社会にもありそうなリアルな設定を鮮やかに描き出した作品で、しみじみと感動する。しかし、私のオススメはなんと言っても「ななつの約束」である。この作者には小学生の絵を描かせると本当に素晴らしいの一言。こんなにかわいらしく小学生の心理描写や表情を描けるのは作者の腕が確かであるということ。『ちはやふる』や短編集『ちはやふる』を見ても、もはや一流と呼ばれていいでしょう。過去を乗り越え、謙虚に漫画を描き続ける作者をいつまでも応援したいと思う。

素晴らしい作品だが、私としては『クーベルチュール』の方が完成度が高いと思う。『はるこい』と『クーベルチュール』の両作品とも素晴らしい短編集なので、買って損はしませんよ?

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[投稿:2010-03-10 17:00:08] [修正:2010-03-10 17:00:08] [このレビューのURL]

冬味:6点(20代女性の恋を描く。少し急ぎ足な気がするも良作)
春味:9点(中学時代を思い出して読むと、涙。儚く美しい。)
夏味:7点(中年女性を描く。感情移入は不可も、やけに引き込まれる。)
秋味:8点(小学生男子が主役。師弟愛、家族愛が優しく描かれる。)
※短編集は評価が難しいが、一巻における総合点は7点とさせていただいた。各短編四つ(冬味、春味、夏味、秋味)の個別の評価点も一応記す。

心が癒された。とても温かい。個人的には同作者の『ハルコイ』より、ほんのちょっと好き。

『ちはやふる』の作者の作品で、『ちはやふる』の7巻とあわせて発売され、隣り合って置かれていたので即購入。同じ作者ということで絵はきれい。

チョコレート専門店「クーベルチュール」のお客が主人公となる四つの短編からなっている。四人の主人公の年齢はバラバラ。共通する登場人物はチョコレート専門店を営む二人だけ(さりげなく二つ以上の短編に出てくる人も…)。

同作者の『ハルコイ』が好きな方には『クーベルチュール』もオススメ。逆にこの『クーベルチュール』が好きな方には『ハルコイ』もオススメ。両方買って損はしません。自信をもってオススメする。

作者曰く、続編もあるようなので期待している。

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[投稿:2010-02-23 23:16:32] [修正:2010-03-10 03:48:24] [このレビューのURL]

4点 犬夜叉

早く連載が終わって欲しかった漫画だ


初めて、早く完結しないかな、と思わされた作品。これは、何も本作がつまらない・読む価値のない作品というわけではない。高橋留美子という漫画家が大好きな私にとっては、このようなバトルをメインとする漫画ではなく、ほのぼのとした生活の中に楽しみがある『らんま1/2』や『うる星やつら』のような作品を読みたかったからである。つまり、私は他の漫画家でも描けるような漫画ではなく、高橋留美子にしか描けないような作品を読みたかったのである。

これは私の偏った考えであるが、このように考える方も多いのではないか…と思う。

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[投稿:2010-03-10 03:33:17] [修正:2010-03-10 03:33:17] [このレビューのURL]

小学生の子どもに読ませたい漫画


小学生、特に低学年においてテレビやゲーム漬けの小学生に読ませたい。ファンタジーをきっかけとして漫画、そして小説というように文字にどんどん興味を持たせたい時期に買って読ませたい…というような漫画。内容としては特に難しいということがなく、はっきりいって単調な展開。だからこそ小学生のかわいらしさとか、周りの人たちの温かさとかを味わえる作品だ。

「かなりおもしろかった」ではなく「あぁ、おもしろかった」というようなしみじみとした楽しさ、面白さがある、温かい作品。

この作品でシャオランやサクラを好きだった人、好きになった人は確実に『ツバサ』も楽しめるだろう。

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[投稿:2010-03-10 03:21:19] [修正:2010-03-10 03:21:19] [このレビューのURL]