「shutaro」さんのページ
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最近、活字より漫画を読む方が多くなってきました。
あまり印象に残らなかった漫画や、これといって言いたい事が
ない漫画はレビューしない事にしています。というか、書けと言われても書けないですしね。

「女子高生+銃」ってのがイタい。
また、敵が「謎の殺人マシーン(子ども)たち」ってのが輪をかけてイタい。
2部が始まったようですが、すぐ終わりそうな予感をヒシヒシと
感じさせてくれます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2005-10-26 15:58:04] [修正:2005-10-26 15:58:04] [このレビューのURL]
センス溢れる絵とギャグもシリアスもバトルもそこそこ描ける画力を
持ちつつも、打ち切りの憂き目にあった残念な少年漫画。
アニメもいけそうな絵なのに・・・。
最初の頃は初期ドラゴンボールのような雰囲気でとても期待してたが、
いかんせんストーリーに魅力がなさすぎたか。
いい絵だったのになぁ。次の連載に期待しようかなぁ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2005-10-26 15:47:05] [修正:2005-10-26 15:47:05] [このレビューのURL]
2点 涼風
ビックリするほど中身のない漫画。
ものの1分ほどで1話を読めてしまうくらいペラペラ。
陸上?アイドル?銭湯付き女子専用マンション?
ウケそうな要素を言われるままバラ撒いたのに、あろうことか
それを風で吹き飛ばしつつ迷走を続ける、「何がしたいの?」系漫画。
何故、連載が続いてるのかまったく分かりません。
一応読んでるオレが言うのもなんだけど。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-10-26 15:34:29] [修正:2005-10-26 15:34:29] [このレビューのURL]
5点 3.3.7ビョーシ!!
絵はけっこう好き。
途中まではそこそこ読める。
だが伝説のイレズミ?あたりでもの凄く評価ダウン。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2005-10-26 15:22:46] [修正:2005-10-26 15:22:46] [このレビューのURL]
6点 あひるの空
いいですよこのバスケ漫画。
一度挫折したが再びバスケ部に入るやら元ヤンキーやらどこかで見た
キャラ設定が多いですが、なかなか面白いと思わせる理由は、
細かなギャグが結構笑える点にあると思います。そしてそれ以上によい
ポイントは試合描写ばかりにならずに、練習風景やら人物の背景描写に
重点が置かれているところです。
難点は、試合での描写・演出の下手さ。特に各選手の位置関係が
はっきり言ってなかなか掴めません。
キャラも出揃ったところですし、試合が増えるのでこれからが心配ではあります。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2005-10-26 15:16:05] [修正:2005-10-26 15:16:05] [このレビューのURL]
8点 寄生獣
これぞ名作といった感のある90年代を代表する有名SF漫画。
絵は古臭いと言うか淡白ではあるが、SFとしてのエンターテイメントを
追求した構成・演出とメッセージ性がとてもバランス良く織り交ぜられており、
SF設定やスプラッタ描写の適度さもさることながら、登場人物や
ストーリー展開にまったくもって無駄がなく、とてもスマートに仕上がっている。
やや後付け的に「環境問題に対する姿勢」などのテーマが出てくるものの、
「人とは」「生きるとは」といった主題を掲げ、それを一応の形ではあるが、
エンターテイメントと両立しつつ処理し描ききった事はとても素晴らしい。
ハラハラドキドキとSFを楽しみながらも、読後に考えさせられるタネを
与えてくれる、まるでSF漫画のお手本のような岩明均の大代表作。
(個人的には「七夕の国」の方がオススメですが)
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-10-26 14:53:16] [修正:2005-10-26 14:53:16] [このレビューのURL]
8点 七夕の国
「寄生獣」を期待すれば拍子抜けするであろう地味なSF物語。
核となる謎やそれを追う展開はあるものの、エンターテイメント性はあまり
なく、主人公も「活躍しない」ことで活躍する能天気な大学生だが、
それを補って余りあるほど想像以上に深く哲学的な作品でもある。
主たるテーマは「主体性」だが、そこから広がる死生観や宗教観を物語に
絡ませていく手法は素晴らしい。特に「窓の外」と言う言葉は、いわゆる
神の領域である不可知なるものを感覚的直感的に捉えた見事な表現である。
また、登場人物たちの行動がそれぞれ示唆に富んでいて興味深い。
立ち止まって考え、力を使う者は死して再生する事を選択し、
立ち止まって考え、力を使わない者はその人生を切り開かんとし、
立ち止まって考え、他に力と自らを委ねた者はあっけなく排除され、
考える事をやめ、流される者たちは畏怖と盲信の檻の中である。
これらの行動を見事にSFと伝奇的な物語とに融合させている。
忙しく生き急ぐ方々にぜひ一度立ち止まって読んでもらいたい。
現代の主体性を欠く風潮に喝を入れるばかりか人生訓から哲学までもが
入った、4巻と短いながらも考えされられる名作。
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2005-10-26 14:15:15] [修正:2005-10-26 14:15:15] [このレビューのURL]
9点 SUGAR
漫画の鬼才がボクシングの天才を描いた漫画。
数あるボクシング漫画の中でも特に異彩を放ち、アクが強く人を選ぶが、
ひとたび新井英樹漫画の「読み方」が身に付けば必ずハマる作品。
それだけでひとつの漫画が作れそうなほどの濃い脇キャラの中にあっても、
まったく埋もれないどころか、より際立っている主人公リンの描き方は
TWIMでも見せたキャラ立ての才能が如何なく発揮されている。
また、セリフでの言葉のチョイスがセンス抜群。
ボクシング描写もスタイリッシュ。
絵柄や独特のキャラ回しに食わず嫌いをせず、
手に取って最後まで読んで欲しい。思わず他人に勧めたくなる傑作漫画。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-10-20 22:04:58] [修正:2005-10-20 22:04:58] [このレビューのURL]
5点 バガボンド
原作が頭にあるせいか、どうしても比べてしまい違和感が目に付きます。
あんな突飛なアレンジをするくらいなら原作を忠実に再現するか
オリジナルの新しい「宮本武蔵」を開拓した方が良かったと思います。
武蔵にしろ竜馬にしろ既成のイメージにヘタに手を加えるのであれば
現状の解釈を徹底的に崩し再構築した物語の方が読みたいのです。
井上氏ならそれらが出来る漫画家であろうと期待してただけに残念です。
ただただ絵がスタイリッシュなだけの漫画という印象が拭えません。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2005-10-20 21:06:05] [修正:2005-10-20 21:06:05] [このレビューのURL]
7点 DEATH NOTE
ヘタなサスペンス小説よりは余程面白い。
青年誌であれば哲学的な方向にいったり社会問題に切り込んでみたりする
であろうやや陳腐な設定を、ジャンプお得意の(バカの一つ覚えの)バトルへと
持ち込んだ点が功を奏し、ありそうでなかった異色の作品である。
並みの作家なら「このアイデアは後の為に置いておこう」とか
「このネタで4話くらいはもつな」と考えそうな駆け引きや展開のタネを
これでもかと言うほど詰め込み、出し惜しみなく使っているおかげか
セリフも多く読み応えが十ニ分にあり、お買い得さ満点。
だが、後から後から新ルールが追加されていくのでなんでもありな感じは否めなく、
作者の都合一つで新たなトリックを出されても読者は白けるだろう。
また詰め込みの弊害としてのちの展開がマンネリにならないか心配でもある。
現時点では次編が完結していないので、ライトvsL編でこの点数。
ここで終わっておけば良かったのに・・・とならないように期待したい。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-10-20 20:41:42] [修正:2005-10-20 20:41:42] [このレビューのURL]