「dieseraie」さんのページ

総レビュー数: 19レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年12月19日

8点 COWA!

さすがは鳥山御大。
漫画的記号の有りがちなキャラクター陣ながらも
安定感のある造型。
魅力的で、ついその世界観に引き込まれます。

短くまとまったいい話。
個性的な脇役達のサイドストーリーも読んでみたいなぁと思ってしまいました。

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[投稿:2007-08-03 02:53:37] [修正:2007-08-03 02:53:37] [このレビューのURL]

8点 ROOKIES

とにかく熱い!

友情、努力、勝利。
一昔前のジャンプスピリットを感じます。
突っ込みたくなる所もあるにはあるけど、それを吹き飛ばす勢いがある。
それを作者の漫画の技術がしっかり支える。
一晩で一気に読まされてしまいました。

川藤先生のような人が本当にいれば、大抵の人は感染してしまうんじゃなかろうか。

しかし、周りに優しすぎる人は近しい人、つまり奥さんないし彼女の事を疎かにしてしまいがち。
川藤先生もまさにそうなんじゃなかろうか、と余計な心配をしてしまった。
りえ先生、茨の道ですね・・。

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[投稿:2007-07-05 03:19:29] [修正:2007-07-05 03:19:29] [このレビューのURL]

読んでると色んな所で稲中のシーンが浮かんでくる。
構図、表情、セリフ回し等等。
影響受けてると言えば聞こえはいいが、これはやりすぎでは・・・。

読んでて途中で辛くなって止めました。

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[投稿:2007-05-28 23:55:04] [修正:2007-05-28 23:55:04] [このレビューのURL]

7点 ONE OUTS

[ネタバレあり]

画力は今一つながらも、強引に納得させられてしまう。
その知的倒錯を楽しめる人には良いだろう漫画。
仮にもプロが、口車に乗せられすぎ。どんだけメンタル弱いんだ。
渡久地スタミナありすぎ。試合中喋りすぎ。
などなど突っ込みたい所は多々ありますが目を瞑りましょう。
その上でも充分楽しめる作品となってますしね。
作者自身が渡久地のように読者をペテンに掛けている印象でした。
残念だったのは、最後の直接対決以降やや急ぎ足だった展開。もう少し根気よく描いて欲しかった。
せっかく引っ張り出した沖縄からの解説員も顎骨折でのネタの前振りにしかなってなかったような。
しかし、皆さん書かれてるように少年誌的な安易な方向に逃げなかった姿勢は素晴らしい。
その点評価して7で!

ちなみに私は福本作品の方が好き。
福本作品とこの人の作品の違いはドコだろうか。
福本作品はとても全19巻をまとめ読みすることなど出来ない。
小休止して、お茶飲みながらドラえもんでも読まない限り精神的疲れを癒せないからだ。
甲斐谷作品はまとめ読みも楽々。やはり「重み」の問題だろうか。
緊張感と、負けた側の心理描写が今一つなんじゃなかろうか。
絵的な爽やかさの違いに起因する所も大きいのかもしれない。笑
この辺は好みの問題なので、甲斐谷作品の方が好きな方、ゴメンナサイ。

あと、児島の威厳が絵的にどんどん失われていく様が悲しかった。

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[投稿:2007-04-08 03:36:47] [修正:2007-04-08 03:39:00] [このレビューのURL]

話も絵も、読者を選んでしまうかもしれない。それを残念に思う。
辛い生活を強いられながらも明るく生きる住民達の、過激な日常を描いている。
ただ甘いだけの薄っぺらな家族愛ではなく、厳しい現実の中でそれぞれの形で見出される家族愛が描かれているため、非常に力強い作品になっている。

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[投稿:2006-04-21 09:33:26] [修正:2006-04-21 09:33:26] [このレビューのURL]

9点 Landreaall

元々は同人誌で書いていたものを再稿したものだ、という話を聞いて妙に納得した。とても構成が上手で、後付けされていく不快感がない。それでいて深みのあるストーリーを描けている。キャラの背景作りがしっかり出来ているからこそ成せる業だ。
絵も、ファンタジー系の漫画にありがちな小さいコマに細かく書き込むタイプのものではなく、コマを大き目に使ってありとても読み易い。
更にファンタジー物なのに基本的に明るい為、読後感も良い。
萌え漫画と称されるのに違和感を覚えるほどの内容の漫画なので、是非一読して頂きたい。
火竜退治編の後の学校生活編も面白いので火竜退治編で諦めた人も再挑戦してみて欲しい。

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[投稿:2006-04-17 11:42:21] [修正:2006-04-17 11:42:21] [このレビューのURL]

7点 ムジナ

[ネタバレあり]

8巻の終わり、父の死の意味に気付き漸く覚醒するムジナ。
・・・長かった。もちろん、そこに至るまでの情けないムジナも人間臭くていい味があるのだが。
作品全体としては白土氏の影響をモロに受けており、忍術に関する記述などは詳しい(かなり強引ではあるが)。構成もしっかりしていて長さもちょうど良いのでスムーズに読み進めていける。しかし、グロくてエグい表現もあるので苦手な人は気持ち悪いかも。サジに苛立つかもしれないが、彼を見捨てず最後まで読み進めて欲しい(笑
個人的には実験がウザい回が数話有った。

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[投稿:2005-12-22 10:35:02] [修正:2005-12-22 10:35:02] [このレビューのURL]

共産主義、天皇批判、軍国主義批判など作者の70年代のサヨク傾向が気に掛かる。
こういう思想を主人公の口から叫ばせ、小学校の図書館等に置き何も知らない子供達に読ませるのは余り好ましいことではないだろう。
更に、原爆実験時にアインシュタインが立ち会っているシーン等、明らかに間違った時代考証も随所に見られ、間違った歴史認識を与えがちだ。漫画として捉えるならまだしも、歴史の教科書の様に捉えてしまうのならば、むしろ有害な書になってしまいかねない。

しかし、作品が本当に言いたいことは「生きることの素晴らしさ」だと思う。この主張を理解し漫画として楽しむのは決して悪いことではない。
漫画として見た評価が4点となった。

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[投稿:2005-12-19 07:55:37] [修正:2005-12-19 07:55:37] [このレビューのURL]

10点 親父

時代錯誤で不器用で理想には程遠いかもしれないが、この親父は最高の男であり、親父だ。
迫力のある画はストーリーにこれ以上ないほどハマり、3巻完結という短さもこの漫画の男らしさを際立たせている。
割とベタな泣かせ方なのだが、何故か新鮮で何度でも泣ける。

とにかく、一度読んでもらいたい作品。

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[投稿:2005-12-19 07:05:25] [修正:2005-12-19 07:05:25] [このレビューのURL]

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