「こみっくは」さんのページ

総レビュー数: 15レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年01月07日


王道純愛少女漫画。

片思いから恋愛が実るまでの過程をじっくり楽しむお話。

少女漫画の重要ポイントである、恋愛心理描写が丁寧に描かれている点が、王道らしくて良いです。

主人公達を取り巻く友人達も気の良い人ばかりで、王道少女漫画にありがちな不自然なイジワルキャラが出てこないのも気持ちいい。

ただ、ヒーロー役の男の子の魅力が薄い気も。優しい性格は伝わってきますが、もっと光らせるエピソードがあれば、、、と思いました。
登場人物達自体の魅力はあまり高く感じませんが、せつなさや一生懸命さの描写が多いので、読んでいて応援する気持ちを盛り立ててくれる。

私は恋愛少女漫画が特に好きというわけではないのでこの点数ですが、恋愛要素が少ない漫画を物足りなく思う方は、十二分に楽しめると思います。
それくらい一貫した恋愛ストーリーという点が、作品として素敵です。

中高生の片思いをしている女の子なら、気持ちがシンクロするんじゃないかと思います。

男性にはあまりおススメできない、女の子のための漫画。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-17 19:59:44] [修正:2011-01-17 19:59:44] [このレビューのURL]

2点 Doubt


映画のソウを見ていないので、似ているかは分からないが、
設定以外は、すべて残念。


どのキャラも作り物のようで、感情移入できないのはもちろんのこと、
無理やり作者の考えたストーリーに当てはめて動かしている違和感がすごくしました。

たいしたことない展開に大げさに引きをつくったり、絵の演出をしたり、主人公が驚いたりするとこにも、冷めてしまいます。

お色気カット的な構図のコマがところどころあるのも、サスペンス的なストーリーには不必要と感じ、浮いて見える。

全体的に作者の自己満足な雰囲気がし、置いていかれてる感します。

一人ひとつのドアしか開けられないという設定は良い、というところで1点。

同じ設定で違う漫画家が書いたものを読みたい、、、と思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-12 19:56:36] [修正:2011-01-12 19:56:36] [このレビューのURL]

よつばというフィルターを通して、
『毎日って、感じ方によってこんなにも素敵なもので溢れていたんだなぁ』と教えてくれる作品。

ストーリー展開やひねった設定などは、何もありません。
よつばをとりまく日常にどっぷりつかるだけで、大きな満足感を感じられるのが、この漫画のすごいところ。

この漫画に出てくる大人達の空気感がまた、良いです。

ちょっとした伏線があり、それが次の日常へと繋がっていたりします。

スクリーントーンをほぼ使わずに、とても丁寧に書き込まれた背景が味を出しています。

読んでいてこんなにやさしい気持ちになるものも少ないと思う。

大人なら、ちょっと切ないような不思議な気持ちになる人も多いんじゃないかと思います。

10巻の帯のフレーズ『毎日という宝箱を、今日もあける。』という表現は、この漫画を表すのにぴったりだと思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-27 21:06:16] [修正:2011-01-08 00:14:26] [このレビューのURL]

本屋で「このマンガがすごい!2011」が立ち読みできるようになっていて、
1位がこれでした。
その真横に「買ってくれ!」と言わんばかりに本作品の平積み。・・・しかし、1巻が売り切れ!

他の本屋に行くと、そこでも1巻は売り切れ・・・。

次の本屋で3巻まとめて買いました。
3巻までしか出てないのでまとめ買いする人も多いだろう。
1巻を多めに発注していた本屋さんはニヤニヤですね。

前置き長くなりました。

「生き残った人類 VS 謎の巨人達」という物語。

数多ある未来もの(この作品が未来ものに含まれるかわかりませんが)の作品の中で、敵が特殊能力を使ってくるわけでなく、大きいだけの巨人っていうのが少し新鮮な気がしました。

人間も単純に攻撃方法が剣のみ、というところに恐怖感が伝わってきます。飛べる道具みたいなものも出てきますが、燃料が切れたら使えないという設定がいい。

構図や見せ方が旨いので自分としては画力は気にならず、迫力あります。

設定や世界観が魅力的。「もっとこの世界のことが見たい、知りたい」という好奇心がそそられます。

まだ3巻までで、物語の方向性が見えてきたかな?というところなので、とりあえずの6点。

今後に期待。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-07 22:11:22] [修正:2011-01-07 22:14:28] [このレビューのURL]

5点 SKET DANCE

ガツンとくるものはないが、そこそこ楽しめる良作。

下ネタもなく、すれたギャクもなく、キャラクターもいいこしか出てこないのでほんわか安心して読める。

1巻から読んでいくと作者の腕が成長しているを感じられるので、今後も期待できる。

話の構成がうまく、1話完結をキレイにまとめている回が多い。ストーリーものを書くよりずっと難しいことだと思う。

1話完結の話と平行して、小出しにキャラ達の気持ちの変化や、関係が進んでいくところが良い。

シリアスな回も話の運びや見せ方がうまく、この作者はストーリー漫画を書いても面白そう。

作者いわく、前々から考えていた設定を使っている話も多いというところから、設定やキャラを深堀している力量を感じる。(ギャグ漫画は行き当たりばったりが多いので、際立って思えるのかもしれないが。)

主人公であるスケット団の3人のキャラクターの立て方や掛け合いがうまい。脇キャラに関しては、ちょっと弱い気がする。もっと光らせられそう。

スケット団の3人が、最初は「くだらない」と言ってることも含め、結局なんでも熱く一生懸命になってしまうところが、微笑ましい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-27 21:43:18] [修正:2011-01-07 21:14:48] [このレビューのURL]

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