「N0B」さんのページ

総レビュー数: 50レビュー(全て表示) 最終投稿: 2012年04月27日

現在出てる分まで読みました。 29巻まで。

先の読めないままスピード感を持って展開していくストーリー。

小難しいこをと考えずに一気に読ませてくれるし、キャラクターも立ってると思う。

絵は好みが分かれそうなアクの強さがあるが、個人的には大好きです。
ストーリーにくどさがない分、絵とのバランスが良い。

ジャンルは違えどエアマスターあたりと同じ系統の得も言われぬ勢いと、異常なまでに濃いキャラクターが素晴らしい。

読者が惚れ込むようなキャラクターを描けているかどうかって名作の条件の一つだと思いますが、この作品ではクレイジーパピヨンがとんでもなく魅力のあるキャラで大好きです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-16 15:34:49] [修正:2012-07-20 11:00:19] [このレビューのURL]

完結しています。全巻読みました。
いじめられっ子の主人公の成長を描くありがちな格闘系のストーリーですが、格闘技の技術的な部分にすごく真面目に解説していると思う。まぁ舞台は路上なのでストリートファイトですが。

登場人物のパラメータ(腕力とか技術とか)に理不尽さがなく、バトルの勝敗に根拠ありきというか納得させられるように描いているところが良い。
登場人物の心理描写もうまく描いている印象だが、登場人物の不良のリアリティが微妙なところ。

個人的には舞台が下北沢なのと(地元)、柔道使いが出てくる(経験者)あたりが良かった。

ドラマ化もしていますがけっこう原作に忠実で、雰囲気も出てて良かったので、原作が好きな方にはドラマもオススメです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-05-11 17:11:20] [修正:2012-07-20 10:54:44] [このレビューのURL]

7点 HELLSING

完結しています。 全巻読みました。
ヒラコーこと平野耕太先生が有名になったこの作品。

名前の通り吸血鬼の話なんだけど、狂気に満ち満ちている独特の作風が何ともパンチが効いてて良い。

ちょくちょく笑いを入れてきたり、感動的なシーンもあったり、ただの狂気押しじゃなく意外と色々な角度で楽しめる。
好き嫌いが分かれそうな作品ですが、これはけっこう好きでした。

最強のアンデッド 吸血鬼アーカードとその主人インテグラと"ヘルシング機関"が、吸血鬼を実戦に使った狂気の少佐が率いる"ミレニアム"「最後の大隊」と戦う。

敵キャラのもったいぶって出てきた割にあっさり死んでいく感じがいいです。豪華な使い方。

ラストよりもベルナドットさんとセラスのくだりが最大の見せ場だったかな。

あと前半で死んだバレンタイン兄弟がネタにされまくってるのも好き。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-05-29 00:27:34] [修正:2012-07-20 10:53:29] [このレビューのURL]

完結しています。 全巻読みました。

キング・オブ・ヤンキー漫画
小・中学ぐらいの頃によく読んでいました。
大人になってから読み返してみるとすごく懐かしい感じで良かった。

ヤンキー漫画にも色々パターンがあって、主人公がいじめられっ子スタートで徐々に強くなるパターンとか、ヤンキーなのに筋の通った正義感のある主人公パターンのやつとか。ギャグ色が強すぎて単なるギャグ漫画みたいなのになってるパターンとか。
これは基から主人公強いんだけど、変に正義感が強かったりとかが無く、等身大の不良を描いているところがすごく良い。

もちろん漫画なので「こんな高校生いねえよw」って思ってしまうようなこともままあるんだけど、人間としての強さ・良さわ、若さ故の危うさ・勢いとか、エロに対する興味とかw、すごく人間味のあるキャラクターが多いし、色んな要素をバランス良く書けているので色んな角度から楽しめて面白い。

大人でもバイク好き(特に旧車)だったりすると、また違った面白さがあると思う。

最初の方は一山いくらのヤンキー漫画な感じだったんだけど、巻を重ねる毎に恋愛だったりギャグだったりを描くのがどんどん上手くなっていってて、良いタイミングで終わったと思います。
主人公は次作のGTOでも活躍しますが、GTOがドラマ化までして大ヒットしたのは、この作品あってこそだと思います。

単行本の最後のほうに入ってる中学時代にエピソード「BAD COMPANY」がまたすごく良い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-07-16 01:35:11] [修正:2012-07-16 01:35:11] [このレビューのURL]

完結しています。全巻読みました。
ストリートファイトをテーマにした漫画なので、深く読ませるようなストーリーでは無いのだが、独特の世界観と異常なまでの熱量を持った名作だと思う。

この漫画の一番の特徴は強烈な個性を持つキャラクター。
変態的なレベルでキャラが立ちまくってる。

独特なセリフ、独特な立ち振る舞い、独特な技が主人公から脇役に至るまでを濃厚に味付けしていて、ストーリーやら絵やらよりも作中に登場するキャラクターに強烈に惹かれるものがあると思う。

個人的には崎山香織と坂本ジュリエッタが好き。

バトル漫画らしいバトルの駆け引きなどの面白さももちろんあると思うが、迫力ある絵面で強烈な印象のキャラクター同士がぶつかり合うことで生まれる爽快感、疾走感、そしてキレのあるセリフ(名言も多いです。)すごく熱くて清々しくて気持ちが良い。

こんなに格ゲー作って欲しいと思う漫画は他に無いかも。

絵も内容も好き嫌いの分かれそうな感じだけど、ツボにくる人には堪らないものがあると思う。
漫画としての完成度で点をつけるならそんなに高くないが、読んだことのある全ての漫画で好きなキャラクターは?と聞かれると、どうしてもこの漫画が外せないので9点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-16 17:25:45] [修正:2012-07-11 14:00:55] [このレビューのURL]

完結しています。全巻読みました。

もはや語るまでもない名作中の名作。
子供の頃から枕元に全巻置いて数え切れないぐらい通しで読んだ自分にとっての人生のバイブル的な漫画。
この漫画に10点をつけなかったら、他のどの作品にも10点は付けられない。
10点ッ つけずにはいられないッッ! というテンションで10点です。

何度も読んでますが、何度読んでも面白い。というか一回通しで読んだ程度ではこの作品の本当の良さは分からないでしょう。
また、一回目よりも2回目、3回目読んだ時の方が面白いという珍しい漫画でもあります。

最近でも世の中ではまた何度目かのブームが来てますが、少年漫画の金字塔的な作品でも、ここまで長年話題に上り続ける作品は他にありません。
世の中の作品に対する認知度はドラゴンボールやスラムダンクの方が上だと思いますが、ディープなファンの多い漫画としては、ジョジョを上回る作品は無いような気がします。
この作品を一番に挙げるような読者は、きっと他の漫画では考えられないくらい何度も読み、その度に面白さを痛感しているのだと思います。分かりますその気持ち。もはや愛ですね。

ストーリーもキャラクターもバトルも全てが面白く、深く、熱いのですが、敢えてココがすごいというのを挙げるなら、「心理戦」だと思います。
3部のVSダービー兄、4部のVSじゃんけん小僧など、肉弾戦の無い心理戦のみのバトル展開で、あそこまでクオリティの高いバトルを描けるところが素晴らしい。
じゃんけん小僧とか、あんなに息の詰まるような迫力のあるじゃんけんは、後にも先にも荒木先生以外には表現できないでしょう。

初めて読む方は3部か4部あたりから読むと入り易いと思います。
絵が苦手という方も多いのではないかと思いますが、不思議と読んでる間に絵も好きになりますので大丈夫です。万が一、読んだけど絵がダメだとおっしゃる方がいるのなら、その方のセンスがダサいので諦めましょう。

個人的には第五部が一番好きです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-04-16 15:26:23] [修正:2012-07-11 13:59:19] [このレビューのURL]

完結しています。 全巻読みました。
少年漫画らしい「巨悪に立ち向かう正義感の強い主人公」をベースに妖怪モノを織り交ぜた感じ。
絵がかなり個性の濃いタッチなので、絵での好き嫌いは激しく出そう。個人的には少し苦手でした。
全33巻というそこそこの長さの作品なのに、途中での中だるみというか、無理な話の引き延ばしがあまりなく、しっかりとクライマックスまで伏線を回収しながら続くストーリー展開はすごく良いと思う。
ネットでのレビューやブログでの評価がかなり高いので読んでみたが、これは少年時代に読んでこその作品だと思った。
大人になってから読んだからか、主人公の熱血漢ぶりがうざく感じてしまったりで、キャラが立ってる登場人物は多いのにあまりキャラに対する愛着は湧きませんでした。
とはいえ、妖怪モノらしい作品の漂わす怪しさと、少年漫画らしい熱さのある、子供に読ませたい良作だと思います。 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-07-11 13:09:19] [修正:2012-07-11 13:09:19] [このレビューのURL]