「kuroneko3298」さんのページ

総レビュー数: 61レビュー(全て表示) 最終投稿: 2012年08月30日

ウルジナ国王子「スネフェル」に国を滅ぼされた
エステーリアの王子「サリオキス」は
苦難を乗り越えて「砂漠の鷹」となり 彼に戦いを挑む--!
しかし戦いの中、密かに逃がした妹「ナイルキア」は
敵国の王ともしらず王子スネフエルと愛し合ってしまっていたのだ。

約4000年前のエジプトを舞台に綴られる壮大な歴史叙情詩
全編に3人の苦悩と悲しみがちりばめられた 切ない・切ない物語。
竹宮さんの作品で私は一番好きな作品です♪
古い作品だけど絶対心揺り動かされる作品だと思います!ぜひどうぞ♪

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-10-03 18:29:50] [修正:2012-10-03 18:29:50] [このレビューのURL]

BLの先駆け的作品とはいえ現在のソレとは1線を博した作品。
当時の衝撃は半端なかった。
孤独なジルの心を理解し傍にいたいと願うことは神に背くこと-。
それは同情?友情?いや愛だったのか---
フランスの貴族社会。寄宿舎生活、夢のような世界の中で、美しい少年たちの揺れる思いを綴った問題作。
彼らの両親の対照的な生きざまも魅惑的です。
この禁断の扉を---あなたも開いてみる??

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-10-03 18:19:08] [修正:2012-10-03 18:19:08] [このレビューのURL]

8点 MONSTER

 この作品は一気読みしました。いや-痺れた!!
 やっぱラストは「なんじゃそりゃ?(涙)」と思ったけど
 待たずに読めるってこんな楽しいのかと思った(笑)

「ヨハン」の心情は「ともだち」同様遂にわからずじまい。
あいかわらず悶々させてくれます。なんでこうなんだかー。
でもやっぱ惹きこまれて夢中になってる自分がいて・・
まいった=と言う感想になっちゃう。
あの絵本も全て浦沢氏の創作・・と思うとその凄さに又痺れる。
 
「もう一つのモンスター(小説)」もまた違う意味で凄い。
やっぱ浦沢氏は天才-絶対そう思う作品。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-10-03 00:31:25] [修正:2012-10-03 00:34:03] [このレビューのURL]

 ラストでは「なんじゃそりゃーー!(涙)」と思った一人ですが
 一気読みしてガタガタ言ってる方々に一言だけ伝えたい。
 私がどんだけ次の巻が出るのを楽しみにしてたか・・を。
 ともかく引っ張り込む力は半端ないんだと思う。
 とはいえ 浦沢作品は確かに読者に冷たい。自己補完は不可欠。
 この作品の結末に映画ほどの「ともだち」の感情が描かれていたら
 名作になったのにな?と思ったりしたけど。
 それはここだけの秘密ね・・♪

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-10-02 18:39:56] [修正:2012-10-02 18:41:21] [このレビューのURL]

7点 PLUTO

原作が手塚治虫とあって浦沢漫画にしては
すっきりしたラストが嬉しい作品。

人間の代わりに殺し合うロボットたち----
 いったい自分たちが何をしたというのか---

どんな命令にも逆らえない彼らの中に芽生えたある感情に
苦しむゲジヒト。
人間の悪意に翻弄されるロボット達の姿がともかく切ない

アトムでなく子を妻をもち愛や愛おしいという気持ちをもった
ゲジヒトを主役にしたせいでその悲哀は一層悲しみを帯びていた気がする

しかし やっぱ小難しすぎてすっと入り込めない何かがあるのも確か。
「博士 どうしてロボット同士 恨みもないのに戦うんでしょうか」
そう涙するアトムにきゅんとくる手塚版。この辺の描きかたが
「へたくそ」なんだな=なんて偉そうだけど改めて思った。

ロボットたちの自己犠牲によって救われた地球---。
彼らの願いは「憎しみなき世界-----」
 その思いに 私たちは報いなければならないんでしょうねぇ(涙)
  

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-10-02 18:31:30] [修正:2012-10-02 18:31:30] [このレビューのURL]

8点 OZ

舞台は第3次世界大戦から31年後の世界----
戦乱と混迷の中---夢の都市OZを目指す物語
当時少女マンガにてこのとてつもなく壮大な物語は私の心をわしづかみ。
1019(サイバロイド)のムトーへの思いには大泣きしたっけ。

傭兵ムトーは私にとって大好きな冴羽 獠よりかっこいー男でした♪
欲を言えばOZの支配者リオンはもうちょっと骨のある男であってほしかった!

モチーフは「オズの魔法使い」ピンとこなかったけど
OZを目指すフィリシアがドロシーなら
ムトーは心(愛)を得たブリキ。ネイトは自分で進む勇気を得たライオン
1019(サイバノイド)は人になるべく知識を得た案山子だったのかもしれない。
SFというよりは少女マンガらしく心や思いが秀悦な本作---。
OZはとんでもないところだったけど、ムトーにとってのOZは 
銀色に輝く麦畑が一面に広がる地球--だったんだよね。
ラストまでぬかりない終焉にほっこりでしたわ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-10-02 18:13:38] [修正:2012-10-02 18:13:38] [このレビューのURL]

漫画のみの感想。一気に読めたのでこの評価にしました!
正直予想外の辛く切ない作品でビックリしました。

このパイロットたちは孤独な魂を抱えるまだ14歳の子どもたち。
彼らには「人類を救う!」なんていう熱い思いはなく・・
そこに見えるのは ただ愛されたい、必要とされたいと望む悲しき思い。
自分の居場所を求めてココにいる・・そんな姿にまずヤられる。

戦い模様は大迫力ながら壮絶---!!
EVAとシンクロしてるゆえにその痛みをモロに感じるという彼らの戦いは
その恐怖や痛みまでも直撃してきて本当にキツイ。・・ヤられます(涙)

全ての悲しみの連鎖はゲンドウ(長官&シンジの父)という気もする。
同じ親として殴りたいわ。コイツホントに人類救う気あるんだろか。

身勝手な権力者によって翻弄されさまよう子供たちの悲しき魂。
彼らも誰かに何かに翻弄され彷徨ってるんでしょうか?
戦っても戦っても次々に現れる使徒--いったい何なんだ?
この戦いに終わりはあるのか---?
その答えがちゃんと出ることを祈りたいです。


ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-10-01 13:55:37] [修正:2012-10-01 14:24:54] [このレビューのURL]

10点 SLAM DUNK

読み始めるといつの間にかゴリとは同い年気分になる私(笑)
バスケット一筋作品ながら花道クンの自称天才っぷり&超ポジティブさが
もう何度読んでも最高に楽しい---!

卓越した絵は臨場感あふれるダイナミックな試合模様を描きだし
表情には勝利への執念がほとばしってる。

流川への燃えるライバル心は春子への思いを絡ませて絶妙だし
ゴリ・三井の熱すぎるバスケットへの思いは泣かせどころ。
リョータ・メガネくん・花道軍団の友情も最高だ--。
他校の選手も先生たちも魅力的でどこ読んでもテンションあがりますよね。
コミックにある扉絵?も楽しい。
私はゴリの方向音痴っぷりに大爆笑したな?。
少女マンガ一筋な私に全巻揃えさせた初めて漫画がこれ。
今でも宝物です♪

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-10-01 14:16:54] [修正:2012-10-01 14:16:54] [このレビューのURL]

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