「ルリヲ」さんのページ

総レビュー数: 114レビュー(全て表示) 最終投稿: 2012年09月13日

超有名カードゲームの原作コミックス。
小学生の頃読んでたなあと懐かしくなった。

読んでて感じたのはこの作者の卓越したセンス。
最初期の懲悪ものででてくるいろんなオリジナルゲームはどれも面白そう。
途中から始まったカードゲーム編でもキャラデザや魔法カード、ネーミングセンスみんな魅力的で当時は夢中になってた。

カードありきの漫画に思えるけどストーリーもそこそこ良質。感動もしっかりできた。
闇遊戯だけでなく、表の遊戯にもしっかり魅力があるのがよかったと思う。

改めて読むとカードゲームのルールは粗が目立つし、だれてくることもあったけど、普通に良作だと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-02-19 21:05:30] [修正:2013-02-19 21:05:30] [このレビューのURL]

他の冬目景作品とちょっと毛色の違う漫画。
ももっていう美大を目指して浪人する女の子が主人公の恋愛もの(?)の漫画。
作者が少女漫画を目指したというだけあって、ももやまわりの恋愛話が主体で話は進んでいく。

ちょっとお値段は張るんだけど、そのかわりカラーページがそのまま掲載されている。
ぺらい感じじゃなくてちょっと高級感のある紙に描かれているんだけどそれが本当に素晴らしい。
冬目景の絵が好きな人はぜひ見るべき。

ももや周囲の人間関係がドロドロすることもなく、楽しく読み終えることができた。

作者のキャラクターの雰囲気とか、絵の魅力を味わえるいい作品だと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-02-18 13:27:42] [修正:2013-02-18 20:37:54] [このレビューのURL]

逆転裁判シリーズのゲームが大好きで、1巻発売と同時に嬉々として購入。

主要キャラは原作のなるほどくんたちを使っているんだけど、事件は完全オリジナル。

内容は逆裁補正を入れても正直うーん・・・といったところ。
オリジナルキャラクターたちに魅力を感じることができないのが難点。

なるほどたちメインキャラも、キャラをもっと見たかったのに単なる探偵役に成り下がっている気がした。

絵は及第点。ただ真宵ちゃんとか女の子があまりかわいくない。

全体的に原作を生かせていない印象。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-02-15 13:13:59] [修正:2013-02-15 13:13:59] [このレビューのURL]

全裸の変態(但しいい人でイケメン)の家に居候することになった女子高生のお話。

女性向けの漫画ってことでドロドロした感じを想像してた(ほとんど読んだことないけど)んだけど、ほぼギャグ調で話が進むので読みやすかった。

1巻の中のさらに半分くらいで終わるけどちょうどよかったと思う。あれ以上やったらダレそうだし。

後半の、表題作じゃないほうはあんまり・・・って感じだった。

やはり女性向けってことで青年漫画と多少テイストは違ったけど男性も楽しめる作品だとおもう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-02-14 00:19:40] [修正:2013-02-14 00:19:40] [このレビューのURL]

最近読み返したのでレビューしてみる。

正直この作品を読んで感銘を受けて人生に影響が出たり、生き方を振り返ったりするような、9、10点の評価基準のような漫画ではない。
でも、本当に面白くて10点をつけずにいられなかった。

主人公は卑怯者の三橋と根性者の伊藤の2人。メイン主人公は三橋。
タイトルの今日から俺は!!っていうのは今日からツッパるぞ!と転校を機に不良になる2人がメインなところから。

いきなり不良になるわけだけどこの二人が超強い。
最初は学内の不良ともめ、そこから他校の不良へと戦いは移り、段々と三橋、伊藤の名は千葉に轟いていく。みたいな。

作品は三橋と伊藤の3年間をしっかり描ききっていて、周りの反応が段々と
「誰だよお前」みたいだったのが「うわ!三橋だ」となっていくのが物語の積み重ねを感じられていい。

キャラも良キャラばかりで、特に主人公に魅力たっぷりなのがいい。
三橋は普段は仲間をないがしろにしてる感じなのになんだかんだ仲間を大切にしているとかもう最高。
単純に強いのもいい。多分作中最強?
伊藤も好き。人がよくて三橋に振り回されてばっかりで、ビンボーくじ引かされることが多いのに、三橋のことを大切に思ってるところとか。

ヒロインもいい。
三橋には理子、伊藤には京ちゃんがいるんだけどどっちも好き。
理子のゆるい感じ(?)とか三橋との掛け合いが大好き。かわいい。一途なのも◎。
京ちゃんは学校が違うしどうしても出番は少ないんだけど、伊藤とのバカップルっぷりが素晴らしい。軽井沢編ラストの京ちゃんは本当にかっこいい。

敵キャラもいい。
相良のイカレっぷりは基本ギャグテイストの今日俺のなかで緊迫感を出せていたし、話に入り込んで読めた。
智司とか中野みたいな強い敵に魅力があるのがよかった。
あっ、今井もね。笑
大好きですよ彼。

モブっぽいキャラもたまにエピソードが用意されてるし思い入れができる。

他に俺がこの作品で大好きなのは、設定が破綻せず、過去話を反映した物語が展開されていくところ。
序盤の話を回想で使って「あのときは?」みたいな話をしたり、結構前の何気ない会話をギャグのネタにしたりするのが凄いと思う。作者が作品を大事にしてるのが伝わってくる。

読む前は絵も上手くないし古い漫画だし面白いのかな?と思っていたんだけど食わず嫌いは良くないと思った。
絵はもう今日俺にはこれしかないと思えるし、秀逸なギャグにわくわくする戦闘。
他の西森作品を読むきっかけにもなった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-02-05 01:25:13] [修正:2013-02-05 01:25:13] [このレビューのURL]