「あんり」さんのページ

総レビュー数: 126レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年04月06日

[ネタバレあり]

予備知識なしで読んでしまったので驚愕した。正直、吐き気を催したので感想でぶちまけたい

よくエロ漫画に見られる設定で 幼女モノや近親相姦などがあるが
所詮それらは空想でありエロがメインなので 罪悪感や背徳感は皆無なものが多い(例外はある)

この人はご親切にも「現実をみろ!」「それは幻想だ!」と後頭部を殴打してくれた

現実で起こっても それらは禁忌であり、法で認められないという事実に相応しい事態を招くものだ

本作はどちらかと言うと、家族のあり方が本題だと思うのだが
自分によく似た 愚かしい主人公ではなく
転機となる事件の加害者である神田君に興味を抱いてしまったために ついそちらの方に目を向けてしまう

彼は登場人物のなかでもっとも理解しがたい
元々 主人公兄妹にとって頼れるヒーロー的な好青年が なぜ巻き込まれたとはいえ、あんなになってしまったのかわからない
フィクションだからと割り切れず、落とし穴にまんまと嵌ってしまった
自分に理解ができないからといって 否定してはいけないと頭では思っていても、この染みついた嫌悪は簡単に拭えそうにない

彼のことを考えると問答廻りになってしまうが それだけこの物語に惹きつけられたということだ

話の短さからか 腑に落ちない点がチョイチョイあるが、自分の心に大打撃を与えてくれた作品ではある
考えすぎってくらい考えさせられた(というのも兄妹、友人の年の離れた妹など 心辺りがあるのだ)

結局ダラダラと何が言いたいかと言うと、読まなきゃ良かったと思っている
特に近い境遇の人は再起に時間がかかるので おすすめできない
しかし、何か眼の冴えるようなものが読みたいのならどうぞ。エグイですが

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-05-24 22:44:17] [修正:2013-05-22 22:53:16] [このレビューのURL]

ブーム時(6年前?)に初めて読んだ時
読みやすいけど、こんなに売れるほど面白くはない。との判断を下しました

しかし、何とはなしに続きが気になり 読み止めることなく終に完結。
今では飽きてなくてよかったと思っています。

綺麗すぎて器用貧乏感は否めませんが
ラストのヒロインの台詞はいつか真似したいほど感動させられました
後世に残ってほしいものです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-25 22:32:44] [修正:2011-01-25 22:32:44] [このレビューのURL]

ボクシング描写はそれほど上手くない(というか深くない)のだが
漫画としてのやり口は わかりやすく且つ上手いと思う

赤も青もそれぞれの見所があり、様々な期待感が漂っている
単純明解な面白さがツボ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-09 15:49:11] [修正:2010-12-09 16:15:25] [このレビューのURL]

ジョー然り、ボクシングの素晴らしさを広く普及させただけで偉大な作品だと思う。

どこから読んでも跳ばし読みしても熱いという、気安さも売りの一つである
バランスの取れたギャグも良好

ただ長期連載ゆえのマンネリ、ネタギレは避けられない
クオリティーが下がりきる前に待望の一歩vs宮田をやって欲しいところだ

男の子ならベストバウトだけでも読むべし

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-09 15:07:46] [修正:2010-12-09 16:09:57] [このレビューのURL]

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-09 16:00:42] [修正:2010-12-09 16:00:42] [このレビューのURL]

長期連載や、同じようなことずっと描いてる作家の漫画には
中だるみやマンネリ化してしまうものも多くある。
そんな中で荒木氏の「ジョジョ」は20年もハイテンションを保ち続け、
なお且つ進化し続けているという貴重な部類に入る。

しかし第7部になってから初めて「浮き沈み」というものを目にした
ノッてるところは叫んじゃうほどおもしろいんだが(何度ダニー!とかディオー!と叫んだことか)
ねむたいところもある(何度途中で寝落ちしたことか)

それでもやっぱり熱い台詞なんか出てくると「好きだなー」と思っちゃうのは
自分がジョジョに慣れ親しんだ「信者」だからだ
今作は作者の集大成ともいえ、作中には過去キャラへのパロディ的表現もみられ
やはりジョジョファンでないと楽しめないかもしれない

ということで満点はだせない
完結次第で点が上がることを期待
やっぱりこの匂い立つような作者のセンスが… とか思っちゃう自分にはフェアな判断は難しいな
初ジョジョの人が1部から読みだす契機になればと願う

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-25 11:57:30] [修正:2010-08-25 12:26:03] [このレビューのURL]

小6以来にイッキ読みしてみたが… これはおもしろい。
作者のそのあふれんばかりに輝くセンスに敬意を表する。
もう死ぬまでJOJOやってろ!と思うのは駄目だろうか

どの部もそれぞれの魅力があり、どの人物もキャラ立ちすぎ
だから出来の悪さを含めて すべて大好き

しかし満点はやれない。なぜならパープル・ヘイズが気に入ってたから(5部の話)

そういう納得できない何かを誤魔化すっていうかむしろ「ふっ飛ばす!」ような アツさをもった漫画に自分はグッとくるのだ
読んでよかった…

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-11-12 09:23:20] [修正:2010-08-25 08:47:20] [このレビューのURL]

「愛」には 恋愛・友情・家族愛など種類はあるが
思春期の少年らにとってそれらは色の微妙な違いなどなく
ただひたすらに熱く真直ぐなモノなのだろう。

と思い込みながら読んだおかげで 最後まで胃もたれは起こさなかった
(つまり同性愛を無視したのだが…)

しかし美少女少年という属性に惹かれる想いはよく理解できた
大昔から好まれる設定だが やはり絵という媒体で最も美味く活かされる
これぞ少女漫画の牽引者である萩尾氏の真骨頂ではないだろうか

噎せかえるような内容で 万人に薦められるものではないが
やはり巨匠とよばれるような人の作品には強烈な個性と魅力があり
簡単に引き込まれてしまうものだ
この完成度をみれば同性愛が受けつけない事など あまり評価に関係がないようにも思えた

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-22 23:53:30] [修正:2010-08-03 15:59:56] [このレビューのURL]

これは美しい。
こんなに綺麗なものは読んだことがない
もはや芸術の域

昨今の女性漫画家に多大な影響をもたらしたであろう名作

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-23 00:12:58] [修正:2010-06-23 00:15:56] [このレビューのURL]

今としてはもう古臭く、目新しいモノは何もありませんが
素直に入り込めました。
ヒロイン?の設定はおいしい限りです(元祖でしょうか)

異文化間の設定や交流など やはり少女漫画と言えどこのくらいじゃないと
おもしろくないですね

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-22 23:23:54] [修正:2010-06-22 23:23:54] [このレビューのURL]

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