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総レビュー数: 21レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年03月25日

選ばれし15人の少年少女が謎の怪獣と謎の
ロボットで戦って地球を救うマンガ。

今のところ怪獣との戦闘に全て勝利しており
地球は救われている。
だが、この物語自体には救いがない。

子ども度たちは謎の男ココペリと契約を交わしてしまったため
以下のルールの中、ロボットに乗り込み戦闘を行う。

ルール?’塰未垢譴价狼紊肋談任垢襦?
ルール?⊂〕靴討皀僖ぅ蹈奪箸論鐺?終了時点で死亡する。
ルール??パイロットはランダムで選出され、次の順番になったパイロットには
    あらかじめその旨を伝えられる。

メインは、怪獣との戦いではない。

突然「死」という非日常を突きつけられた子どもたちの葛藤がこの作品の主題だ。まだ自己も定まっていない子どもたちが、数日後の死を告げられそれぞれの最後の日常を過ごす。最後まで拒否しつつも乗り込んで怪獣と戦わされる少年や死と引き換えに復讐を試みる少女などそれぞれが死に向かって取り組んで行く。

病んでる。
胸糞悪くなる。

ただ悔しいことに、良質なエンターテイメントとして作られているために胸糞悪くなりつつも先が気にったり部分部分で感動したりしてしまう。面白いんだけど、あんまり手放しには誉めたくはない。
そんな作品。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2007-07-28 13:07:07] [修正:2007-07-28 13:15:56] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

まず、途上国に長期滞在する日本のサラリーマンって設定自体が新鮮で楽しめる。文化のギャップや、奮闘したり絶望したりする日本人サラリーマンたちの様子を見てるだけでも面白い。極めつけは最後の、革命戦士のゲリラ相手に『営業活動』をする企業戦士たち。確かに、自社の利益ばかり考えていて独善的な日本人の好例だが・・・・でも・・・・カッコイイ!!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-02-15 16:48:10] [修正:2006-02-15 16:48:10] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

得点のみ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-06 23:31:10] [修正:2005-05-06 23:31:10] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

独特の雰囲気を備えた格闘漫画。
格闘シーンはもちろん、個性的なキャラクター達、正気とは思えない名台詞の数々など、見所たくさん。
総理大臣官邸に一人で殴り込みをかけたり、ベトナム戦争で米軍部隊を(モチロン拳だけで)一つ潰してしまったりする
主人公の父親・範馬勇次郎の馬鹿げた強さもこの漫画の魅力の一つ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-29 22:39:52] [修正:2005-04-29 22:39:52] [このレビューのURL]

6点 BLAME!

[ネタバレあり]

緻密に練られている世界観には圧倒されっぱなしになった。
実によくできた良質の本格SF漫画。
巨大な構造物群、建設者や東亜重工などのデザインや設定には胸が躍る。
たが、個人的にキャラクターや台詞などにほとんど魅力を感じることができなかったので、この点数で。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-29 22:31:38] [修正:2005-04-29 22:31:38] [このレビューのURL]

6点 GANTZ

[ネタバレあり]

特殊なルールの中で独特の武器を使って戦う戦闘シーンは思わず手に汗握ってしまう。
敵キャラクターのブッ飛んだデザインや設定がさらに緊張感を引き立てている。
一体これからどうなるんだ?って展開ばかりなので一度読み出すと止まらなくなること請け合い。
良質なエンターテイメント漫画。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-26 02:05:51] [修正:2005-04-26 02:05:51] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

「アカギ」や「金と銀」などで心理戦、頭脳戦を書くことに関しては定評のある福本伸行が贈る本格ギャンブル漫画。

この漫画、知ってるが絵が嫌いなので読んでない、という人もいるかもしれない。
だが、それに耐えて読み進めてみればその嫌いな絵すらも気にならなくなる面白さが待っている。
(むしろ、人によっては読み進めるにしたがってあの絵に愛着すらも沸いてくるだろう!)

タイトルに「賭博黙示録」とあるが、この漫画の中で行われる賭博(ギャンブル)は
一般的に「賭博」という言葉から連想されるであろうものとは一線を画している。
例えば第一章では、この漫画オリジナルの「ジャンケンカード」というギャンブルを主人公たちが行うことになる。
ジャンケン、と聞くと単純そうに思えるかもしれないがこの「ジャンケンカード」は実によく練られている。
知略の限りを尽くし、心理戦を制することができなければこのゲームで必勝することはできないのだ。
敗北は許されない。敗者に待っているのは数十年続くであろう強制労働だ。
さらに、ゲームが進行するにつれて進んでいく裏切り、疑心暗鬼。
そんな中、主人公カイジはゲームのシステムの抜け穴を突いた驚くような策略を次々と生み出してゆく。
まさに手に汗を握る展開!
その緊張感に加えて、一体カイジはどうやってこの状況を切り抜けるんだ、という期待感、それにカイジが勝利したときの爽快感。
これらを味わった時、絵のせいでこの漫画を読んでなかったのがいかにバカらしいことだったかがわかるだろう。

ジャンケンカード編以後も「電流橋渡り」「eカード」「ティッシュ箱くじ引き」など様々なオリジナルのギャンブルで楽しませてくれる。
だが、やはりジャンケンカード編が一番面白く、話が進むごとに失速してる感は否めない。
よってジャンケンカード編だけなら文句ナシで7点レベルだが、そこらを考慮して6点としておくことにする。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-03-26 00:43:51] [修正:2005-03-26 00:43:51] [このレビューのURL]