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10点 ぼくらの

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[投稿:2011-05-16 16:41:47] [修正:2011-05-16 16:41:47] [このレビューのURL]

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[投稿:2011-05-16 13:51:06] [修正:2011-05-16 13:51:06] [このレビューのURL]

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[投稿:2011-05-16 13:32:26] [修正:2011-05-16 13:32:26] [このレビューのURL]

10点 ARMS

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[投稿:2011-05-16 13:29:12] [修正:2011-05-16 13:29:12] [このレビューのURL]

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[投稿:2011-05-16 13:27:52] [修正:2011-05-16 13:27:52] [このレビューのURL]

10点 神戸在住

神戸の大学に通う主人公と、その周辺の人々の暮らしを描いた漫画。

他の方々のレビューを見ればよくわかると思いますが、大いに好き嫌いが別れてしまう漫画だと思います。
「この漫画すごく面白いよ!」と薦めたくて仕方がないのですが、とても曖昧な魅力なのか、自分でもこの漫画に感じた魅力を上手く言葉に出来る自信がありません。

読んでいると漫画に没頭してしまってとてもリラックスした気分になってきます。
少し読む間を空ければ2回読んでも3回読んでもそうなります。
ただただ笑い所やオチがあるわけでもなく主人公や周辺の人々の日常や出来事を綴っているだけの漫画なんですが・・・。
初め1巻を読んだ時は「ふーん」という感じで10点をつけるような魅力は感じなかったのですが、2巻、3巻と読んでいくうちにいつの間にか没頭して読んでしまうようになっていました。

「何がどう面白いのか」を全然言葉にできなくてすいません。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-05-15 22:04:04] [修正:2011-05-15 22:04:04] [このレビューのURL]

10点 水域

 前作『蟲師』で和風ファンタジーの新たな地平を切り開き、鮮烈な印象を与えてくれた漆原友紀が趣向を変えて挑んだ作品がこの『水域』だ。『蟲師』との違いは舞台が現代日本である点、主人公が異能の力を持たない普通の少女である点、1話完結式の奇談集では無く、連続性のあるストーリーの単行本2巻分の中編である点など様々にあるが、独特の茫洋とした淡い描線や空気感、歴史的な古層を感じさせる豊穣な物語性、日本の原風景としての「山里」への愛着、自然への畏敬の念などの根本的な部分での作者のこだわりは共通していたため、前作と変わらず大いに味わい深く読むことができた。
 本作が作品単体としても素晴らしい傑作である事は疑いなかったが、いかんせん前作『蟲師』の比類ない奇想に圧倒された身としては多少の物足りなさを感じた事も事実で、10点では無く9点くらいが妥当であろうと思っていた。ところが、非常に不幸な出来事ではあったが忘れもしない3月11日のあの日を経て、これまでは実感の希薄だった「もどるべき故郷の喪失」という本作で描かれた主題が決して絵空事でない事を否応なしに思い知らされ、考えを改めた。
 本作は、今だからこそ多くの人々に読まれるべき作品であり、またこれからも読み継がれていくべきであると強く信じる。

 物語のフォーマットとしては、読者の郷愁を誘う祖父母の村を舞台にした都会っ子少女のひと夏の冒険を描く「ぼくのなつやすみ」のようなものであり、そこにちょこっとファンタジー要素をちりばめたりして最終的には「家族の絆」をテーマとした作品という事が出来る。何だか非常にありふれたジュブナイルものに思えてくるかも知れないがそこはさすがの漆原友紀、優れたストーリーテリングと味わい深いにも程がある描写でそんな凡庸さなど微塵も感じさせない。
 異常気象で猛暑日が続きダムの渇水すら囁かれるそんな夏休みのある一日、水泳部に所属する女子中学生の主人公千波はランニングの最中に熱中症で昏倒する。
 目覚めると周囲の景色は全く様相を変えていた。止まない雨、人影のない山里、記憶の水脈の彼方に繋がる、遠い郷愁を呼び起こす山村で彼女の出会う少年と老人。聞けば他の村人達はみなどこかに行ってしまったと言うのだが。
 渇水にむせ現世と夢の向こうにある雨止まぬ山里。この水面で隔てられたような彼岸と此岸を往還しながら、物語は時間軸すら自在に前後させつつ、とあるに山里に抱かれて育ち結ばれ、そして山里を捨てたとある家族の3世代に渡る別離と再会の物語を紡ぎだす。更にそこに村の開村伝説である「龍神さま」をめぐる伝説や村人達の様々な人間模様などが重層的に描写され、中盤に明らかとなる夢のなかの山里をめぐる真相。千波が往還した山里こそ、彼女の祖父母と母親が生まれ育ち、そして都市の利便のための水源となるべくダムの湖底へと沈んでいった今は無きふるさとなのだった。異常渇水によってダムが干上がり、湖底に沈んだかつての山里の姿が再び白日のものとなった時……。多くの記憶と想いの水脈が繋がりそして去っていく美しくも儚い結末。

 人工美の象徴としてのダム湖、その水域に散じて集まる人々の想い、天と地をつなぎ人と自然をつなぐ雨水の化身としての龍神。日本は水に恵まれた国であり、それゆえに水をめぐる特異な自然観を発達させてきた国でもあるが、本作ではダムという現代的な切り口から、水をめぐる幻想譚として非常に豊かな読み応えのある作品に仕上がった。それだけでなく、「ダムに沈んだ村」という(やや使い古された題材ではあるが)故郷喪失の遣る瀬無さも加わる事で、単なるファンタジーの域を超え現代的なテーマも合わせ持つ広く多くの読者に読まれるべき作品になっている。

 程度の違いはあれど、近現代の日本の歩みは古くからの地域共同体を破壊する事で進展してきたし、その流れを止める事はおそらく出来ないだろう。本作のラストも3世代の家族の再会を描くハッピーエンドでありながら、故郷の喪失という現実からは逃れられないほろ苦さに満ちている。そしてあの忘れ難い3月11日以降、震災と原発事故により本作で描かれたような故郷喪失の悲しみは広く多くの人々の間で共有される事となってしまった。建物やインフラなどの物理的損壊だけでなく、地域に根ざして生きる人々の営みとそれらを育んできた自然そのものがかつてない規模で破壊されてしまった。

 まことに不幸な事ではあったけれど、だからこそ、今だからこそ本作は多くの人々に読まれ読み継がれるべきなのだと改めて強く思う。失うことと忘却する事は、決して同じではない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-04-28 01:52:12] [修正:2011-05-15 18:14:29] [このレビューのURL]

主人公のゴクウが世にも不思議なドラゴンボールをあつめることになり
さまざまなトラブルに巻き込まれ世界中を駆け巡る冒険ストーリー

画も見やすく世代問わずにすぐになじめるだろ
序盤の少年期と後半の青年期と評価が分かれそうなこの作品だが
どちらも個人的には素晴らしいと思う

いろいろな冒険がある少年期はつぎはどういったとこにいってどんな出会いがあるのだろうといつもわくわくさせられた。随所随所にちょっとしたギャグあったりするのもスパイスがきいてていい感じ

青年期はうって変わってバトル中心の漫画となる。
最近よくある能力バトル漫画を見慣れてしまうと駆け引きの描写が薄く感じるかもしれないが
圧倒的なスケールのバトルと陸海空でのバトルでの表現力は素直に凄い。
かめはめは等の必殺技をつかったときや敵を倒すときの爽快感はこれ以上のものは無いだろうと思う
冒険活劇にバトル漫画が好きなら読んで損はしないだろう

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-13 06:10:47] [修正:2011-05-13 06:10:47] [このレビューのURL]

 「天才の苦悩と成長(前作の昴以上に)」

 前作の昴もレビューしました。さらなる主人公の宮本すばるの成長ストーリーが展開されていて、前作では独りよがりな孤高の天才が周囲の人を引っ張り成長する物語でしたが、今回では少し異なり、それまで引っ張ることしかなかった周りの人、特にパートナーと共にぶつかり合いながらさらなる高みへ向かう成長物語となり、天才が独りでなくなり、また、同等のライバルの出現など、この作者は天才すばるをどこまでもっていくつもりなのか、まさに天才を描く天才、曽田正人のやることには畏怖します。

 絵の描き方についてなのですが、思ったよりもバレエのコマが少ないと思いました。
 これは私自身が思っただけですが、例えば普通のスポーツ漫画ではメインのそのスポーツをより長くかくことが多々ありますが、この昴・MOONでは思ったよりも少ないコマでバレエシーンが描かれており、作者自身がバレエの芸術的な感じやバレエの刹那な時間がより際立つ勢いのあるタッチで描かれていて、読んでいてもその短さを感じさせない、むしろ読者自身がその間のコマや時間を補完して読んでいるような気がします。

 他の漫画に比べ、ハチミツとクローバーの羽海野チカやNANAの矢沢あいのような少女漫画のようなラフな線で常に躍動感のある絵になっていてバレエシーンでもすんなりと読め、読んでいる勢いをそのままに保ってくれている。それもまたこの漫画を褒めちぎってしまうところです。

 これは私事なのですが、すばるの炎のような激しい生き方にボレロの観客の一言「こんなテンションで生きてえな」に共感せずにいられないッッッ!!!!!ので超オススメです。

 (投稿現在、昴全11巻、MOON6巻まで所持)

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[投稿:2011-05-12 23:57:00] [修正:2011-05-12 23:58:41] [このレビューのURL]

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