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10点 ドラゴンボール
やってる事やばい。鳥山明は凄すぎる
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[投稿:2018-02-01 06:35:16] [修正:2018-02-01 06:35:16] [このレビューのURL]
10点 GTO
http://mangarank.com/posts/1
ここにも10位でランクインしてました。
意外と感動も多い。
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[投稿:2018-01-17 12:14:09] [修正:2018-01-17 12:14:09] [このレビューのURL]
10点 異国迷路のクロワーゼ
とにかく絵がきれい、かわいい。そしてあたたかなお話。
「やえかのカルテ」でも思ったが、人物、背景はもちろん
特に動物の絵ではこの人以上はいない。自分にとっては。
作者の恐ろしいまでのこだわりをひしひしと感じた作品。すごいなあ。
2016.06 追記 ハンターだって喧嘩商売だってビィトだって復活したんだ。
連載再開をいつまでも待ってます。
2017.05 追記
連載再開を長い間待ち望んでいたが、それがついに叶わぬと知り、本当に悲しい
武田日向先生の描いたあたたかな作品に敬意を表するとともに、
心からご冥福をお祈りします
2018.01 追記
既刊二冊+単行本未収録だった部分を収録した合本が発売。出版に関わった方々に深く感謝。
ページをめくるたびに、残りのページが少なくなっていくのを見て、めくりたくなくなってしまう。しかし読了。
六月に画集が発売されるとのことなので、それが最後の一冊になるのだろうか。
本当に惜しい。
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[投稿:2010-04-29 00:12:38] [修正:2018-01-10 19:31:21] [このレビューのURL]
10点 ゴリラーマン
記憶に残る最高傑作のひとつです。
主たるシナリオはなく、真面目不良高校生の青春日記です。
無口なゴリラーマンの謎が気になって、ぐんぐん引き込まれます。
周囲の不良達の価値観も無定形なんだけど、魅力的です。
主人公は一言もセリフはないため、何もかも謎だらけですが、
彼を取り巻く仲間たちのペーソスを誘う楽しくも健気な日々なんです。
最高の魅力は、繰り出すギャグなんですね。
何気ない言葉の応酬と行動は、今どきの高校生にも
大いに参考になるでしょう。
めったに付けない最高得点を差し上げましょう。
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[投稿:2010-11-21 23:09:15] [修正:2018-01-10 19:04:24] [このレビューのURL]
10点 ガンバ!Fly high
スポーツ漫画で最高傑作の一つ。体操に関する知識がたくさん勉強できます。
子供のころこれを読んでいたおかげでオリンピックの期間だけですが体操視聴をかなり楽しめます。今とはルールがけっこう違いますが。
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[投稿:2009-06-09 03:45:41] [修正:2017-12-25 21:31:09] [このレビューのURL]
10点 嘘喰い
ギャンブル漫画、頭脳・心理戦漫画の代表格といえば、巨匠福本伸行による『カイジ』や『アカギ』、甲斐谷忍の『ライアーゲーム』などを想起する者が多いだろう。
この『嘘喰い』もそんなギャンブル漫画の一角を担う存在であるが、その質に比して、どうにも世間の認知度が低いようだ。
かく言う私も『カイジ』や『ライアーゲーム』が好きでずいぶん前に読んではいたが、この『嘘喰い』はノータッチだった。
頭脳戦漫画が好きな者の一人として気になってはいたのだが、なぜか食指が動かずにいた。どうにも『カイジ』などとは一段落ちる作品だと思い込んでいたようだ。
ところが先日何の気なしに本作を手に取り、読んでみたら見事にハマってしまったというわけだ。
結論から言えば、この『嘘喰い』は現在までに描かれたすべてのギャンブル漫画の最高峰に位置する作品である――と私は思う。
まず、登場する全てのギャンブル、ゲーム、勝負内容の質が異様に高い。どの勝負も練りに練られて計算し尽くされたものであり、「そこまで計算して描いてたの?」という驚きが一つや二つではない。
ストーリー展開や登場人物の描写も無駄がない。
50巻近くもこれほどのクオリティを維持して執筆し続けている作者は、正直化物じみているとさえ思う。
もちろん、章によって多少のムラはあるのだが、つまらない勝負などは一つもなく、どのエピソードも一定以上の質を保っている。
勝負の流れは非常に巧みで退屈させず、当初はルールの枠に収まっていたものが次第に多面的になってゆき、勝負開始時からは想像もできない展開になってゆく様は圧巻だ。
この作品の革新的な点は、何といっても「賭郎」の存在だろう。
たとえギャンブルで決着がついても、その場で敗者が「暴力」を行使しその結果自体を反故にする場合がある。ギャンブルで勝つということは、その結果を通すだけの「暴力」が必要になるということ。
『嘘喰い』は、その「暴力」の存在を「当たり前」として、一つの「機関」として描いた初の作品である。
立会人という魅力的な人物たちも相まって、「賭郎」は本作において鮮烈な存在感を放っている。
格闘、アクションについては否定的な意見があるようだ。
絵は綺麗で画力も高いのだが、画面がごちゃごちゃしており何が起きているのかわからない場面が多々あるのが原因だと思う。
ギャンブル勝負とは違い、勢いで押している部分が多いというのもあるだろう。
意思を通すために必要な「暴力」をテーマの一つとして掲げているであろう作品だから格闘描写も当然描くべきという考えが作者にはあるのだろうし、作者として多大な労力を費やす必要のあるギャンブルパートの箸休めも兼ねているのだろう。
本作のストーリーの流れとして、ギャンブル→アクション→ギャンブル……と交互に進んでいることからそれが伺える。
そりゃギャンブルだけをこのクオリティでノンストップで描けるわけないって。
といっても、號数という立会人のランク付けなどの少年誌的な人気要素もあり、立会人のキャラも濃いので格闘パートもそう退屈するものでもない。
どの立会人も変人ばかりなのだが仕事はキッチリこなすし、何より「メチャクチャ強い」のでかっこいい。男心をくすぐること間違いなし。
科学や医学ネタを頻繁に入れるのも特徴の一つだろう。
多くのエピソードに、主にギャンブルを有利に進める特殊能力としてそういったネタが出てくる。
うだつの上がらない男だった梶が身近で獏を見て成長してゆくのも面白い。
ところどころに挟まれるギャグも作者のセンスが光っている。
ただ、複雑なエピソードが多く、単行本で一気に読まないと訳がわからなくなってしまうことが多いと思う。
入り組んだ心理戦が多く、人によってはわかりづらいものもあるだろう。
恐らくそこがネックでドラマ化などのメディア展開がされていないのだと思う。この内容は文字で読める漫画ではないとキツい。
そのあたりの読みやすさは『カイジ』などに軍配が上がるだろう。最近のカイジは見る影もないが……。
カイジなどに比べ世間の認知度が低いのは面白くないからではなく、むしろ頭脳・心理戦が上質すぎるからこそ、ある種の玄人好みする内容になってしまっているのが原因なのだ。
頭脳戦が好きな者にとっては垂涎の内容。面白さは一級品である。
現在クライマックスのゲームの真っ最中だが、いまだにクオリティは衰えていない。作者にはこのままの質を保って最後まで描き切ってほしい。
最後に梶ちゃんの見せ場もあるよね?
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[投稿:2017-11-26 10:34:36] [修正:2017-11-26 10:37:58] [このレビューのURL]
10点 カムイ伝(第一部)
漫画が文化の一つとは誰も認めなかった時代に、白土三平の
孤独な試行錯誤がありました。
50年以上の月日が経って、サブカルチャーとしての漫画が
確立された今、同じ視線で評価を与えることは難しいです。
彼らの時代背景を考えれば、娯楽としての作品作りを
目指していたはずであり、決して高尚な歴史小説まがいの
作品を志向していたはずもないでしょう。
商業的な成功を目指していたはずであり、雑誌の廃刊を
最も恐れながらの活動であったはずです。
にもかかわらず、社会の底辺にある問題提議や深淵な
人間の営みの不可思議さ、いわば曼荼羅模様の世界感を
表現し、品格ある文学作品に仕上げています。
壮大な大陸の開拓者でありながら、先駆的な求道者を
連想させる作者に頭が下がる思いです。
数百年後の今に残る商業的絵画が人類の資産と呼ばれる
ように、カムイ伝もまた後世で同様な評価を得るように
なるように思います。
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[投稿:2017-11-07 18:01:01] [修正:2017-11-07 18:01:01] [このレビューのURL]
10点 7SEEDS
設定、ストーリー、キャラクター全て素晴らしいです。
問題を強いてあげるなら絵柄でしょうか。しかし、表紙で買うのをためらわずに読めば、2巻までには慣れてるでしょう。
内容としては、文明が崩壊した未来でのサバイバルものです。
これ以上は実際に読んで謎を明かされていった方が面白いと思うので伏せときます。
荒廃した未来の世界でも現代でも、「自分で考えて、自分で行動する」事の大切さは変わらないというのがうまいと思います。ハッとさせられました。
複数のチーム、時系列を章で分けて書かれるので飽きもきません。
またそれらの複数のチームを上手く絡ませる構成力の高さも凄い。
主人公も複数存在し、主に「ナツ」と「花」の二人が主人公として描かれています。
この二つのチームがいつ邂逅するのか、それが現在の大きな楽しみです。
ストーリーは全体の8割以上はシリアスです。シリアスですが、鬱という程の内容でもないかなぁと思います。
未来を生き抜いていく上でのキャラクター達の精神面の成長や、葛藤が多いです。
各キャラクターの心理描写が非常に上手く、さまざまなキャラに感情移入できるでしょう。
主人公の一人ナツがいる夏のBチームが出る時だけはコミカルな雰囲気となり、ずーっとシリアスな内容が続く中での癒しとなってます。ギャップがホントに凄い、特に16巻では顕著でした。
少女漫画という事もあり、恋愛要素もご多分にもれず存在します。
こんな時代にそんな事考えとる場合かー!と初めは読んでいて思ったのですが、もし自分が明日目覚めた時にこんな時代になっていたら、きっと大切な人の事を探すだろうしなぁ・・・という事で納得できました。
既刊17巻、という事で「長っ 今からなんて集められないよ?」と思われるかもしれませんが、個人的には全巻今から集めても絶対後悔しない名作になりうる作品だと思ってます。
今のところマイナスする要素が絵柄以外みつかりません。(その絵柄も今は決して悪くはないと思っています)
まだまだ完結は先になりそうですが…こんなに面白い長編は久しぶりに読みました。
2017.10 8→10
35巻で遂に完結。こんなに長くなるとは思わなかったけど、最後まで楽しませてくれてありがとう。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-02-28 23:32:53] [修正:2017-10-16 21:45:15] [このレビューのURL]
10点 巨人の星
何年経っても全編のあらすじが頭に蘇ってくるほど、しっかりと読み込んだ記憶があります。
現在以上にプロ野球の王者巨人軍だった時代がありました。
川上、長嶋、王、堀内が成し遂げたV9時代が背景にあります。
しかし名門巨人軍の影の部分を設定し、復讐をモチーフにする少年誌からぬ不純ぶり。
一方で純粋に野球を追求し続け、才能に恵まれない肉体をいじめに苛め抜く主人公とライバル達。
高校野球編までは、貧乏と常軌を逸した鍛錬ぶりに引き込まれていきますね。
高校野球編が一旦終結し、苦労が実る瞬間があります。
宿敵川上監督が、謝罪とともに背番号16を禅譲してまで巨人軍に勧誘に来る場面では、ここで話を終えても良いのではと思えるぐらい幸福感満載です。
しかし、第二部と言えるプロ野球編において、伝説の大リーグボール1号、2号、3号が炸裂します。
この辺りになると、原作者梶原一騎の天才ぶりも炸裂しています。
ライバルが命を懸けて対抗する、父が親友が大リーガーが敵になる。
何といってもすごいと思うのが、常に登場人物たちに、自身の行動の根拠となるマインドを論理的に整然と語らせるのですよね。
例えば、親友伴忠太や姉明子には星飛雄馬から離れていく理由を、花形にはなぜ命を懸けてまで特訓するのかという気持ちを、左門豊作には花形が羨ましくて仕方ないと吐露させ、オズマにまで飛雄馬は野球ロボットだと語らせます。
登場人物に多くを語らせることで、細やかな人物描写を成功させます。
そして、いずれも真剣で硬派の人間達が頑張れるだけ頑張るお話だから、魅力的なんですね。
私はと言えば、それほど感動して読んだことはないのですが、野球好きもあっていつの間にか体に沁み込んでしまった人生の一冊と言える存在になってしまいました。
やはり不朽の名作と言って良いと思います。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2017-10-11 03:32:36] [修正:2017-10-11 03:34:24] [このレビューのURL]
10点 ドラゴンボール
ゴッド・オブ・コミックである。
ストーリーがどうだとか、伏線がこうとか、そんな観点で昨今の漫画と比べて優劣を論じることすら馬鹿けている。
あまつさえ、ドラゴンボールに『今読んだら普通』みたいな評価を下すことは愚の骨頂だ。
手塚治虫神が基本を造り倒し、藤子不二雄や石ノ森章太郎、永井豪、松本零士ら数多の天才が発展させまくった漫画というメディアを、この作品が究極の娯楽にまで進化させたことは間違いない。
この漫画がやったことは謂わば、漫画の概念や、表現の天上を吹っ飛ばしたに等しい。
漫画界だけに留まらず、あらゆるクリエイター達の礎となり、全ての創作物の表現レベルを爆発的に押し上げた、漫画界至高の遺産である。
しつこいようだが、そんな本作に『今読んだら普通』など………!
古今東西未来に至るまで、本当の意味でこれを超える漫画は存在しないだろう。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2017-10-04 13:17:08] [修正:2017-10-04 14:34:55] [このレビューのURL]