「」さんのページ
9点 敷居の住人
中高生時代、いわゆる青春時代に夢中になれるものがあった人は幸せだ。それは部活などのスポーツ、恋愛はもちろん「青春を犠牲にした」とまで後に語られる受験勉強ですらそうだ。
だってそれらには結果がどうであれ目標、ゴールがあるから。スポーツなら大会優勝とか記録を出すとか恋愛なら好きな人と結ばれること、受験勉強は第一志望校への合格とか明確な未来へのビジョンがある青春。これを幸せといわずとして何といおうか。
ほとんどの人間は将来これといって目標がなく明確なビジョンがない、うだうだだらだらのらりくらりの「無駄な時間」をすごした青春時代を送っているのである。
青春時代の少年少女を主役にした漫画はほとんどがスポーツや恋愛のドラマである。
目標だゴールがあるとストーリーの基本、「起承転結」あって大波小波のメリハリがついて読者を引きずり込めるからだ。
しかし敷居の住人には誰一人目標だのゴールだのない。起承転結の起と承を延々と繰り返し転?結?な締めくくりである。しかしこれこそが
「無駄な時間」をすごした青春そのものなのである。
事件も何にもないのにその「無駄な時間」をすごした青春を漫画にして読者を引きずり込む志村貴子の力量はすごい。「日常の空気」をそのまま原稿用紙に描ける稀有な作家だと思う。
「なんにも事件らしい事件はおきないじゃないか」と読んでいてイラつく人がいるかもしれない。そういう人はきっと目標がある青春時代を送った人か、目標がある青春時代にあこがれていた人だと思う。(もしくはそういった青春期真っ最中)
この漫画を読んで面白いと感じた人は「無駄な時間」をすごし、そのなかでイラついたり自己嫌悪したり悪態ついて八つ当たりしたり敷居キャラのうだうだな日常に共感できるところがたくさんあったに違いない。
ついでに私は見事なまでに「無駄な時間」をすごした青春時代派なので敷居の住人の世界が心地よくて仕方がない。それは決して青春時代へのノスタルジーからではなく青春時代から今でも延々と続くうだうだだらだらのらりくらりの日常を敷居の住人から感じ取れるからだ。
ゴールなき日常、事件のない生活、ほとんどの人間の人生なんてそんなもんですよ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-12-10 18:44:37] [修正:2007-08-04 20:01:12] [このレビューのURL]
5点 神・風
絵は独特だがいまいち。
キャラと設定が良いものの活かしきれておらず
話もまとめきれていない。あまり楽しめなかった。
むしろ次作の「みんみんミント」の
ぶっ壊れ具合の方が凄い。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-08-04 10:39:18] [修正:2007-08-04 10:39:18] [このレビューのURL]
7点 ハトのおよめさん
最初は受け付けなかったんだが
本誌で何度か読むにつれて好きになってしまった。
今アフタで楽しみにしている漫画の一つ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-08-04 10:30:29] [修正:2007-08-04 10:30:29] [このレビューのURL]
5点 XXXHOLiC
怖い話とか 教訓めいた話とかおもしろいんだけど
ツバサと交じってるとこがめんどくさい
ツバサ読む気ないし…
話わかんなくなったら嫌だなぁ
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-08-03 19:48:06] [修正:2007-08-03 19:48:06] [このレビューのURL]
9点 寄生獣
一度目に読んだ時は、簡単に読んでしまった為か微妙でした。
二度目に改めてじっくり読んでみると、その面白さを理解できました。
完全版の表紙に書かれたセリフは心を打たれるものばかりです。
二度読まないと少し理解の難しい部分がありました・・・。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-08-02 11:05:12] [修正:2007-08-02 11:05:12] [このレビューのURL]
7点 おひっこし
イタくて面白い。
最近の無限の住人を読むと
本当はこういうギャグ系統の話を
沙村は書きたいのかもしれない。7.5点。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-08-01 12:30:37] [修正:2007-08-01 12:30:37] [このレビューのURL]
1点 FAIRY TAIL
絵が某海賊マンガに似ているとよく言われますが、
自分は内容が面白ければそんな事どうでもいいと思っています。
ですが、このマンガは正直買って損したと思っています。
全て自分の主観ですが、
・敵キャラクターに手抜き感があり、魅力を感じない。
・キャラクターの性格が定まっていない。
・すこし重い話もあるが、浅く、感情移入できない。
・キャラクターの表情に迫力がない。
自分は一応5巻(このレビューを書いた時点での最新刊)まで読みましたが、おすすめしません。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-07-31 15:30:15] [修正:2007-07-31 15:30:15] [このレビューのURL]
6点 3×3EYES
確かに中盤以降はだれるが
単行本で読むとそれほど気にはならなかった。
中々面白いのでもうちょっと評価高くてもいいはず。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-07-27 20:10:42] [修正:2007-07-27 20:10:42] [このレビューのURL]
8点 陸軍中野予備校
安永航一郎はギャグ漫画家だ。
しかし、だからと言ってギャグで笑うのではない。
下ネタもあるが基本的には誰にでも分かりやすい質の、古めの笑いだ。
だからギャグでは笑わない。
じゃあ何が魅力かというと、その無駄なテンションの高さでしょう。
テンションが高い必要は全くない、ない。しかし
「はははははははははははは」と力強く笑うキャラたち。
その意味のないテンションの高さに、読み手は脱力する。
それは、この「は」が片仮名じゃなく平仮名であるというセンスにも表れているんじゃないだろうか。
どの安永作品を語るにしても、だいだい同じことしか言えない。
あとは下ネタの強弱ぐらいか。
あ、あと安永航一郎の女の子は可愛い。オヅマさん好きです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-07-26 16:52:17] [修正:2007-07-26 16:52:17] [このレビューのURL]
面白いんだか面白くないんだかよく分からない。
全体的にギャグもストーリーもほのぼのした感じで好感は持てる。だが、笑えるかと言われればそれほどでもないし、共感できるかと言われてもそうでもないし。何だかよく分からん。だけど、どちらかというと好き。と言うより、嫌いではない。
ただ、人物の書き分けが微妙すぎて、可愛い(美人)という設定の女の子と普通という設定の女の子の可愛さの違いが全く分からない。作中のキャラの位置を知らないと全員可愛いとも言えるし、全員普通とも言える。ギャグ漫画(?)なんだからハッキリ書き分ければいいのに。
暇つぶしには絶好な漫画かもしれない。
先を読みたいとも思わないし、それほど退屈もしないし。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-07-24 10:59:00] [修正:2007-07-24 10:59:00] [このレビューのURL]