「ガクちゃん」さんのページ

人々の記憶に残る以上に、父と子の物語である。
特に原作は、父親の人間臭い部分と、飛雄馬の父親への思いが熱い。ライバルに対してよりも父親との二人三脚の物語として今読むと、逆に新鮮。
だって今どきいない。
「やったぜ父ちゃん」って言える男の子は。
息子を持って読むと、また印象が変わる漫画だとも言える。
星一徹は巷で描かれるステレオタイプではなく実はとても繊細なのだ。

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[投稿:2009-02-28 21:49:02] [修正:2009-02-28 21:49:02]