「Mサトゥー」さんのページ
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漫画は単行本で読みます。
結構雑食気味ですが好きなジャンルはSFとギャグです。
点数は基本的に投稿の手引きを参考につけますが、何の下調べもなしに表紙買いすることがあるので、辛口な評価になることもあります。好きな人はごめんなさい。
いちいち漫画ごとに粗筋(または導入部要約)を書くのは、「このほうがマイページの見栄えが良いんじゃないか?」という自己満足からです。思い入れのない漫画には書いてません。
とりあえず買ってしっかり読んだ漫画を中心にレビューします。買って読んだ漫画以外にはどの程度読み込んだかを明らかにするために、読んだ状況をできるだけ書き添えます。
個人的な漫画の評価基準は「絵:ストーリー:設定=4:3:3」ってかんじです。

8点 ヴィンランド・サガ
6巻まで読んだ感想です。以下多分にネタばれを含みます。
ヴァイキングの少年トルフィンは、幼き日に父を殺された復讐を遂げる為、仇であるアシェラッド率いる一味に加わり、戦いの中に身を置いていた。
そんなある日、一味は偶然入手した情報によって、猛将トルケルに拘束されていたヴァイキングの王子・クヌートの奪還に成功する。…物語はここから大きく動き始める。
最初は「アレ?」って感じでした。前作「プラネテス」のような作品を期待していたので、ただただ戦闘シーンが続く展開は拍子抜けでした。最初の山場である父親とのエピソードもいまひとつ入り込めない。
それが、ちょうど王子奪還前後の4巻位を境に急に面白くなります。
まず、トルケル、アシェラッドの親父2人がカッコよすぎます。派手な戦いを演じる主人公を凌ぐ存在感があります。
そして主人公達と行動を共にするうちに王者として目覚める王子。6巻後半で、王子が目覚めたシーンは本当に圧巻でした。それまでの、ひたすら殺しまくる展開もこのシーンを際立たせるための布石に思えて来るほどです。
作画も非常に丁寧で、一切ぶれない独特な絵柄で描かれるヴァイキングの世界にグイグイ引き込まれます。特に戦闘シーンは秀逸です。
これからの展開に期待を込めて8点。
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[投稿:2009-02-27 21:29:20] [修正:2009-02-27 21:29:20]