「あおはな」さんのページ

最終巻を読むまでは評価を下すまいと心に誓っていた未知数の漫画ですが、最終巻で完全に盛り返した感じがあるのでこの点数で。ただ完全に人を選ぶ。オノ先生の作品全体にいえることだけど。本作はいわゆる「粋」のニュアンスが感知できない人には「なにそれ?」で終わる可能性が非常に大ですね。ココでは分かりやすく「粋=ダンディズム=背中で泣いてる男の美学」と定義するしかないのですが(これ以上分かりやすくできん!!)、コレを前提に「絆」を問うわけでちょい難解な感じです。(というかIKKI連載作品基本的に難解です)でもラストの最終巻の締め方の余韻が非常に良かったので。

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[投稿:2010-11-03 18:45:56] [修正:2010-11-03 18:45:56]