「為亀」さんのページ
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ジャンルに限らずテーマ性のある作品が好きです。
こちら側が考えることを促してくれる作品こそが、名作だと思っています。
基本的に好きだった作品だけレビューするつもりなので高得点で固まると思います。悪しからず。
〜08.9.27 追記〜
傾向が変わってきて、嘘書いたまんまでも気になるので追記。
テーマ性から演出の上手さや漫画という媒体の活かし方の方に着眼点が変わってきました。
おもしろい視点、読み方を発見する足がかりになれるように。と思って書いてます。
ではでは。。。

8点 アトモスフィア
全てを赦す、と称して全て諦めてしまうことで自己防衛している主人公に、「全部を赦すとか言っても結局、自分の想像の及ぶ範囲のことしか赦せてないよね。」ってことを、作者がずっと言い続けるような話でした。
冒頭から、全てを赦しているとか理由なんかどうでもいいと言う主人公に作者が、「こんなこと赦してなかった、というか考えてもいなかったでしょ?」「じゃあこれは赦せる?」って感じで問いつづけて、最後の最後にそれまでの全ての出来事の重みを梃子にして「じゃあこれは?」って聞いて主人公を屈服させて、主人公はやっとこさ次のステージへいける。という話。
なんじゃないかなーと思いました。
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[投稿:2008-09-27 19:18:54] [修正:2008-09-27 19:18:54]