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6.2点(レビュー数:20人)

作者山口貴由

巻数11巻 (完結)

連載誌週刊少年チャンピオン:1994年~ / 秋田書店

更新時刻 2010-05-04 03:01:23

あらすじ 時は新世紀、荒廃した日本・新東京番外地。第二次大戦中に開発された改造人間兵器「戦術鬼」が蘇り、人々を襲う。だがそこに、一人の救世主が現れた。その名は高校生・葉隠覚悟。強化外骨格「零」をまとい力無き人々のための牙となって、戦術鬼と戦う。「覚悟完了!」

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覚悟のススメのレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全20 件

7点 columbo87さん

ネタ漫画として有名なバイオレンスSF学園(?)物語。
基本的に兄弟の戦いの物語ですが、敵役としてはらら様は非常に強烈ですし、単純に憎むこともできないキャラクタです。独特なセリフ回しと、物語としての実直さ、いびつさ、豪快さは類を見ません。

最初の方の学園パートは必要はあったのか!?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-28 15:36:43] [修正:2011-04-28 15:36:43] [このレビューのURL]

9点 即身仏さん

この漫画の初期はまだ登場人物の表情や台詞が固かった感じではありましたが、連載を進めていくうちに色々な意味で上達(笑)し、果てには無茶とも言えるその勢いを持続したまま完結まで持っていった「奇跡の作品」と認識しています。
普通の漫画だったら死んでいる位の無茶苦茶さえも「熱さ」に変えて突き進み、最終回はこれ以上無い位の大団円を魅せてくれました。

物凄く濃すぎるんですが、個人的には大傑作だと言う風に認識しています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-04 00:24:29] [修正:2010-11-04 19:10:14] [このレビューのURL]

7点 スケフサさん

好き嫌いがわかれる作品ですね。

作者の異常的情熱が盛り込まれたバトル漫画。
ギャグでやっているのかわからない部分があるほどの異常的情熱を感じられる。

グロも入っているので一般ウケは無理だろうが、迫力あるバトルシーンや色々な意味での「覚悟」は一見の価値アリと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-24 21:46:06] [修正:2010-10-24 21:46:06] [このレビューのURL]

5点 三助さん

お兄さんのおっぱいが大きかったので最初女の子だと思って応援してました。
描写がやけにグロいですね。しかしそれがいい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-06-09 20:36:46] [修正:2010-08-26 14:11:14] [このレビューのURL]

9点 オカシューさん

今、人気の王道少年マンガを挙げるならば「ワンピース」「ナルト」「ブリーチ」辺りであろうか。
しかし王道イコール、ワンパターンでもある。それ系バトルは巷に溢れている為高校生くらいになると批判的な目で見てしまう諸氏も多かろう。

そんな時は「ハンタ」の出番だがそれ以外にお薦めしたいのがこの「覚悟のススメ」だ。
一癖も二癖もある内容はドリアン的漫画といえる。味にハマると癖になる。
 
作者は「シグルイ」で人気作家の地位を確立した山口貴由。しかしここは作品「シグルイ」は忘れていただきたい。シリアスのみの「シグルイ」の作風とは明らかに違うからだ。
原作無しの山口貴由の本質はなかなかのぶっ飛び具合なのだ。

1994年に開始された本作品、編集部が求めたのは「北斗の拳」タイプの漫画であったように思う。
事実、初巻では北斗の拳ばりの悲鳴シーンもでたりする。壊滅した近未来の地球が舞台であり主人公と悪の構図や兄弟どうしの戦いなどモチーフは非常に近しい。

しかしそれだけだ。
上記のかなりのかぶり具合をもってしてもそれだけだと言いきれる程の突き抜けたオリジナリティがそこにある。

いくつか挙げるとするならば。

一、名シーン、名セリフの数々
本当にもう名セリフのオンパレードだ。この辺は「シグルイ」を読まれた方には分かってもらえるのではないだろうか。
エピソード「後方支援」は最高傑作。

二、ちょいエログロ
「シグルイ」レベルはある。男性のイチモツとか下の毛とか妙に強調されているのでちびっ子は大きくなってから見よう。

三、完結してる。
流れるようにキレイに終わっている。最近の漫画に「だらだら引き延ばすなよ」と不満を漏らしている人にはピッタリあうはず。
ラストのオチのぶっ飛び具合もそうとうではなかろうか。

以上まとめるならば異色変身ヒーロー物。ただ異色の度合いがハンパないだけだ。
よって賛否両論なのはこのサイトの評価でも充分承知。しかし最近マンガを貸し続けていた知人に「薦めてくれた漫画の中で一番おもしろかった」との感想を聞きレビューを書く気になった次第だ。

ぜひ山口貴由の本気具合を一度確かめてみてもらいたい。

おっと、そうこうしているうちに「パソコン使わせろ」と我が家の戦術鬼(息子)がやってきた。
最後に名セリフの一つを引用してこのレビューを締めくくりたい。

負けるのが恥なのではない!
戦わぬのが恥なのだ!

そんなセリフを胸に秘め、また一つ稚拙なレビューを書きなぐる。




ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-05-04 03:23:59] [修正:2010-05-04 03:45:49] [このレビューのURL]

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