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8点(レビュー数:62人)

作者藤子・F・不二雄

巻数45巻 (未完終了)

連載誌月刊コロコロコミック:1969年~ / 小学館

更新時刻 2012-11-11 15:28:39

あらすじ ドジでのろまな少年のび太と彼を助けるために22世紀からやって来たネコ型ロボット、ドラえもんが繰り広げる日常を描いた漫画。

備考 藤子・F・不二雄大全集に『ドラえもん』全20巻で収録。 単行本未収録話(500話以上)全て収録

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ドラえもんのレビュー

点数別:
51件~ 55件を表示/全62 件

5点 カルマさん

ガキの頃は好きだったけど、今になって漫画を読んでみると高得点をあげる気にはなれないかなぁ。
まぁ嫌いな作品ってわけではないんですけどね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-21 03:51:14] [修正:2006-11-21 03:51:14] [このレビューのURL]

10点 其の蜩さん

いや、もう、言葉では言い表せない程に素敵な、
別の何物かと比べるのはナンセンスな作品だと思っています。
「ドラえもん」を何かのジャンルに分類する事は出来ず、
既に「ドラえもん」という確固たるジャンルを築き上げていると言いますか。
兎にも角にも「ドラえもん」この一言に尽きますね。
良い事、悪い事、情けない事くだらない事可笑しな事笑える事
優しい事呆れる事悔しい事等々、本当に色んな事を学んだ漫画です。
「学ばされた」のではなく「学んでしまった」
小さい頃にドラえもんと出会えて良かったなぁとしみじみ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-05-11 15:42:38] [修正:2006-05-11 15:42:38] [このレビューのURL]

7点 gonさん

まぁ この漫画自体は「御都合主義」もあれば、矛盾も たくさん有りま す。でも そんな事この作品に言うのはナンセンスでしょ。
ちなみに私の好きなシーンは のび太と静ちゃんの結婚前夜、嫁いで行く 娘に静ちゃんのパパが語るシーン。
「のび太君を選んだ君の判断は正しかったと思うよ。あの青年は人の 幸せを願い、人の不幸を悲しむことの出来る人だ。それが人間にとって 大事なことなんだからね。彼なら間違いなく君を幸せにしてくれると 僕は信じているよ」
これには泣かされました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-10-18 17:47:06] [修正:2005-10-18 17:47:06] [このレビューのURL]

9点 ほげさん

 まず最初に驚かされるのは、藤子・F・不二雄のキャラクターを創造する能力の高さにである。誰もが印象的に残るデザイン。本作の主人公・ドラえもんのあいらしい姿は、ディズニーのミッキーマウスやくまのプーさんなどにも劣らない。記憶され、かつ愛され、人口に膾炙するキャラクター「ドラえもん」を生み出したこと自体で既に本作の力量が発揮されてしまっているといってもいい。

 それに加えて、「ドラえもん」が持つ特性に、「22世紀の未来からやって来た」、「未来の道具を使用できる」ネコ型ロボットというものがある。そして、作者が得意とする、この子供のファンタジーの具現化としての「ドラえもん」は、「22世紀」という全く予知できない時代であるがゆえに、本来は魔法のようなものであるはずの道具を、「こんなことがあったらいいな」と思わせるにたるほどの、説得力を持たせているといえるだろう。

 一体、藤子・F・不二雄という漫画家は、子供漫画ばかり描いてきたと自称しているように、確かに子供漫画が多いのだが、一方ではSF漫画も描いている。ほんの小品が多いものの、どこかで説得力を持たせる根拠を備えている。『ドラえもん』も実は、その流れを汲んでいるのであって、そこにSF漫画には見られない普遍性(つまりは子供漫画の普遍性)とがあいまって、『ドラえもん』ができている、ということになっている。よくでてくる「タイムマシン」という究極の道具も、常に整合性を保たせていて、過去に行ってのび太たちがいたずらして変えられた過去は、常に現在でも調整されている。そこが漫画では落ちになっているのだけれども、『ドラえもん』が、子供漫画ではありながら、SF漫画の性質を失ってはいないことを、示すものだろう。

 このように、子供の持っているファンタジーを具現化するものとして作られた、戦後最大の子供漫画である『ドラえもん』は、魔法のようでありながら、「22世紀」という可能性に満ち満ちた、そのために根拠のある「道具」を使う「ドラえもん」を主人公に据えることによって、SF漫画としてのジャンル分けを果たしている。そうでありながら、のび太が「ドラえもん」の使う道具で悪さをした時には、「ドラえもん」や、時には「神の手」が、きちんとお灸を据えるという、教育漫画的ジャンルを備えている。そうした藤子のマジックが完全に確立したものとして、『ドラえもん』は素晴らしい傑作だということができるだろう。こんな漫画は、そう出てくるものではない。無二の漫画だ。それだけに、藤子の急逝が惜しまれてならないのは、他のレビュアー諸氏と同意見である。

 惜しむらくは、子供が率先して読めるが、大人が率先して読めるものにはなりにくかった、ということである。これが藤子と私淑した漫画家・手塚との違いか。だがそれは、藤子の欠点ではなく、子供漫画ばかりを描こうとした藤子の価値観なのだから、仕方のないことだ。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-09-22 20:21:06] [修正:2005-09-22 20:21:06] [このレビューのURL]

9点 American418さん

喜怒哀楽、友情、そして仲間、信頼。
自分にとって、人生においての土台はドラえもんからかなり吸収したところが多いです。人生の師範的な作品だと思います。

ただ、今時の子供たちはドラえもんをあまり読んでいないと思うんで、この中に親御がいたら是非とも子供達に読ませてあげてください。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-08-24 10:26:26] [修正:2005-08-24 10:26:26] [このレビューのURL]

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