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6.69点(レビュー数:42人)

作者水上悟志

巻数10巻 (完結)

連載誌ヤングキングアワーズ:2005年~ / 少年画報社

更新時刻 2011-07-21 13:22:59

あらすじ ある朝起きたら言葉を喋るトカゲがいた……。
平凡な大学生だった夕日の前に現れたトカゲの名はノイ。彼は地球を滅ぼす魔法使いから姫を守るために馳せ参じた騎士という。拒否する間もなくノイから指輪と能力が与えられた夕日に襲いかかる敵。逃げまどう夕日を救ったのは隣りに住む少女・さみだれだった。野望を隠し持つ姫さみだれにトカゲの騎士ノイ。そして心に傷を持った歪んだ騎士・夕日。野望にバトルに恋愛?に。地球を巡る小さいようででっかい物語が始まる。

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惑星のさみだれのレビュー

点数別:
11件~ 15件を表示/全42 件

0点 マヒロさん

自分の中では最高に気持ち悪い漫画。

友人に進められて全巻読んだが、ネットでの評価は高すぎると感じた。

まずキャラクターが全員うすっぺらい。誰ひとりとして好ましく感じるキャラクターが居なかった。

たぶんこの作家さん独自の持ち味なんだろうが、どのキャラクターもみんな同じ臭いしかしない。

良い言い方をすれば飄々としている、となるのだろうが、全員が全員、感情が気迫で冷めており、何を考えているのか明確には描かれない。

その行間を想像したり、どこか達観し、冷めたキャラクターたちに魅了される人も多いのかもしれないが、自分にとっては全員が劇を演じている劇団員のように感じられた。(演じる項目には「薄っぺらく」という支持付きの)

感情が希薄で達観したキャラ達が描かれる他の作品として、「ぼくらの」があるが、そちらにはこの作品に感じた嫌悪感は一切感じられなかった。

その差はどこにあるか。

簡単な心理描写などが描かれてない事もないが、あと一歩踏み込んだところまで届いていないのだ。むしろ作為的にそこまでは書いていないような気さえする。

だからキャラクターに何も共感できないし、キャラクターが何人死んでも少しも心揺さぶられなかった。むしろ死に様のうすっぺらさにどんどん冷めて行くばかりであった。

何よりも気持ち悪かったのが、ヒロインであるさみだれである。

自分は不治の病で治ることが無い。
親からも愛情を注いでもらなえない。
私は世界に愛されない。
だから世界を壊す。

……街中で刃物を持って暴れて、人を殺す犯罪者と変わらない……。

こういう思考を持ち行動するキャラクターが敵として出てきたなら、メインキャラクター達は全員でそいつをフルボッコにし、バカにし、蔑み、哀れみの目を持って粉砕するだろう。

ところがさみだれはヒロインなので、そうはならない。

裏切られたはずの全員が、愛をもってさみだれを諭そうとし、止めようとする。何の腹立ちも憤りも無しに。

そして、さみだれに惚れているヒーロー様が、さみだれが好きだからというバカみたいな(バカも対外にして欲しい)理由でさみだれを「助け」て大団円、となる。

なんじゃそれ?

中二病で裏切り者の犯罪者が、何のペナルティも無く、「助けられて」終わる。

今まで自分が読んだ中で、最高に気持ちの悪い終わり方でした。
吐きそうになりました。
これを書いている今も吐きそうです。

この漫画は要するに好きな馬鹿な事をしようとしている女の子の為に必死こいて頑張る男の子の話なんですが、それならそれでもっと書き方があったと思う。

好きな女の子なら(どうしてあんな女を好きだと思えるのかそのあたりの描写も実に稚拙で全く共感できないのですが)何をしてもいいんですか?
ヒロインならばノーペナルティですか?
あれが大団円の終わり方なんですか?

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-08-22 06:26:55] [修正:2011-08-22 06:26:55] [このレビューのURL]

5点 columbo87さん

最初の展開は非常に好ましい、テーマが中高校生あたりの屈折した破滅衝動をみごとに描いてるなぁと思いました。バトル物や学生物としても王道で熱く、いろいろと想像を掻き立ててくれるはずかしさと懐かしさを感じる漫画です。

問題はラスト、そこまで来たなら初志貫徹しろや、と。個人的にガッカリなラストでしたので。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-04 01:45:24] [修正:2011-06-04 01:45:24] [このレビューのURL]

9点 落とし穴さん

初めは夕日とさみだれの主従関係が気持ち悪くてあまり好きになれなかった。しかしこの漫画、騎士たちがそろいはじめるところからガラッと変わる。世界の命運を担って命をかけて闘うはずの騎士たちなのだが、その日常はほのぼのしていて全く緊張感がない。
しかし、いざ敵との闘いが始まると誰が死ぬか分からないような緊張感が作品全体に漂いはじめる。自分はこのギャップにやられた。
そして6巻からまたこの作品は変わり始める。
闘いに終わりが見え始め、キャラクターたちの心理状態が細かく描かれる。それらが本当に感動的に見事に描かれている。
また、序盤から張られた伏線がどんどん回収される。
作者のシナリオ作りの上手さ、構成力の高さに素直に関心させられる。

少年、少女が大人になっていく楽しみ、苦しみがバランスよく見事に描かれた素晴らしい作品だと思う。

エピローグが長く、最後も本当にキレイにしめられていて読後感も清々しい。

最終巻、夕日がさみだれに手を差しのべるシーン。
あのシーンにこの作品の全てが詰まっている。

感動した。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-10 11:28:40] [修正:2011-05-10 11:28:40] [このレビューのURL]

7点 健太(99)さん

惑星のさみだれ、終わりよった
人気もあっておもろいマンガやけど何が良かったんかをまだ考えてなかった
正直1巻からくどいとおもたし、出る人出る人直感で行動する人で
それがくどさに拍車をかけとる喪服で集まるとことかその際たるものやけど
それが登場人物の性格じゃ無しにただの設定っぽい印象を作る
性格が設定にしか見えないって下手なマンガの典型
でもちゃんと面白いのはなぜやろう

それは全員、自分が、自分がという気持ちを隠しながら
仲間と接していたことやろう。設定っぽさを設定していたのは本人達
それを気付かせる獣との会話、さらに獣との会話の意味を気付かせる、
ほかの人たちとは違う夕日とノイの関係。
下手さを上手に隠したのか下手じゃないからできたのかは分からないけど
当然のようにそうしてる作者はすごいと思うけど、やっぱり他の短編集とかだと面白さが安定しない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-10 00:02:35] [修正:2011-02-10 00:02:35] [このレビューのURL]

9点 daiho_さん

なかなか類を見ないくらいキレイに終わったマンガ。

このマンガの存在を知ったのが半年くらい前なのだが絵柄が少し
オタっぽく子供向けすぎるような感じがしてなかなか手が出なかった。

だがまさかこんなに素晴らしい内容でこんな楽しませてくれるとは、読み出すのが遅くなって後悔しているくらいだ。
連載終わって完結してから読み始めたのだが、1日1巻か2巻ずつ買って読んだが続きが気になって仕方なかった。連載中ならどれほど次の巻が出るのを待ちわびなければいけなかったのかと思う。
こんなに続きが気になりはやく続きが読みたくなるマンガもここ最近ないくらいだった。

内容は難しすぎず、だが少し哲学的でいて人間の成長、人間とは?を感じさせ、熱いのだがギャグもありと読みやすいのだが読み込めるマンガだ。
子供ができたら読んでほしいと思えるものだった。

最初にも書いてあるが、本当に見事なまでキレイに気持ちよく終わってくれたマンガだと思う。
1巻から最終巻まで一切だれることなく盛り上がっていったマンガだった。

他の作品に例えるなら
寄生獣+ハンターハンター+メル+デジモンといったところだろうか。

本当に心から出会えてよかったと思えるマンガだった。
自分も子供達から見てカッコイイ大人に、そして大人は楽しいぞと思わせたいものだ。
水上先生ありがとう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-01 15:35:51] [修正:2011-02-01 15:42:18] [このレビューのURL]

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