あらすじ 何十年かに一度、月から青い光が降り注ぐ「月打(ムーンストラック)」と呼ばれる現象が起こる時がある。そして「月打」が起こるとこの世の「おとぎ話」が狂ってしまうという。そして「おとぎ話」の世界の長老達はこれに対処すべく、「月光条例」という一つの法律を作り上げた。その内容は、「青き月光でねじれた『おとぎばなし』は…猛き月光で正されねばならない」そんな時、「おとぎ話」の世界から「鉢かづき姫」と呼ばれる者が「読み手」の世界(現実世界)に助けを求めてやってきた。そして、彼女を助けた少年、岩崎月光(いわさき げっこう)は偶然、「月光条例」の執行者に選ばれ、狂った「おとぎ話」を正すための戦いをする事になるのであった…。
月光条例のレビュー
6点 ITSUKIさん
レビューを書くのをかなり迷っていました。
何しろ自分は藤田作品の大ファンで、未だに「これから化けるんじゃないか」と思っているからです。そうすると点数がすぐに変わってしまうので・・・
「からくりサーカス」の構成力と熱さには「ジャンプ」以外の少年漫画の面白さに気付かされましたし、「うしおととら」はからくりサーカス以上に終盤を盛り上げぴしっと終わらせた名作だと思っています。
連載3作目となるこの「月光条例」にも非常に期待して読んでいるのですが・・・8巻現在でもまだ「何かが足りない」と思っています。
「からくりサーカス」で8巻目といえば、○○が○○して○○の正体が??と読んでいて衝撃的な事実が次々と明らかになる7巻から続いて激動の巻でした。
「御伽話」を題材とした目の付けどころは面白いと思うのですが、藤田先生は「月光条例」は今までの作品の様に風呂敷を大きく広げていく事をしない感じなのでしょうか。
今の様に単に事件を解決していく事の繰り返しだけでは流石にマンネリを感じます。
そういう訳で「これからきっと何か大きく展開するはず」と期待はしていますが・・・もう8巻ですよ藤田先生。
そろそろ本気出してくれますよね・・・?
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[投稿:2010-03-23 00:29:18] [修正:2010-03-23 00:29:18] [このレビューのURL]
4点 そうすけさん
新連載で期待していたんですが…
どうも今のところあまり好きになれません。話のテーマが「童話」ということもあってか、今まで関係ない人物は死にまくっていたのがなくなっているのが少し残念です。あれぐらい派手に人が死んでいった方が作品が熱くなる感じがします。
追記 なかなか面白くならない。
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[投稿:2008-09-11 16:46:36] [修正:2010-02-11 14:10:22] [このレビューのURL]
7点 カメオさん
テンポ悪っ!!
それでも楽しめてしまうのは藤田先生の力量というか黄金パターンのおかげです。
いや、しかしこれテンポ悪いです。
数話完結方式をとるにしても、何か一貫した物というか次につながる伏線みたいなものがそろそろ欲しい。
ちょっと風呂敷広げなさすぎな気がします。
まぁ、まだまだ序盤といえば序盤なんだけど今までの藤田漫画の「序盤」に比べたらかなり見劣りするかなぁ・・・。
追記 2009 12・1
藤田さんの漫画はほんっと尻上がりだよなw
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[投稿:2009-02-07 10:18:11] [修正:2009-12-01 20:17:07] [このレビューのURL]
10点 wannaさん
絵が前作に比べ雑になった印象を受けるがそれもまた味があってよい
おとぎ話という発想を持ち出したのは凄い
藤田ワールドがこれから炸裂する事に期待
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[投稿:2009-11-11 00:06:55] [修正:2009-11-11 00:06:55] [このレビューのURL]
8点 ショウユウさん
うしとらやからくりには見劣りして大した話がなく単調でひいきしても6点位かな…と思っていました。
…赤ずきんの話を読むまでは
やっぱり藤田先生はすごかった
個人的には
あの話だけならうしとらやからくりと肩を並べるかそれ以上だと感じました。
改めて考えると童話を題材にしているだけあって子供にもわかりやすく想いが伝わりやすい良い漫画なのかもしれません。
これからの展開次第ではものすごい名作になる可能性を秘めている作品だと思います。
うしとらやからくりを是非こえていただきたいです。
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[投稿:2009-09-24 00:15:53] [修正:2009-09-24 00:15:53] [このレビューのURL]
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