プラネテスのレビュー
7点 ずんどこponさん
宇宙に魅せられた男達は、好き放題やって好き勝手に死ぬ。
その火球の様な怒りに共感し、魅せられた。
好き勝手やって道を見失った男達は、枷であったはずの家族と恋人のところへ還る。
その不変の真理に納得し、本を閉じた。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-10-07 13:36:29] [修正:2008-10-07 13:36:29] [このレビューのURL]
9点 Suzzさん
非常に哲学くさいが難解なわけでもなく、ぐいぐい引き込まれる。
数ある出来事、その出来事自体は大きな事件でもなんでもないが、それは主人公にとっては大きな影響を与える出来事であり、主人公を大きく変化させていく。
その振れ幅が半端なく、巻を隔てるともはや同一人物とは思えないほど。
主人公を含む登場人物を通して愛だとか世界だとか、いろいろな事について考えさせられる良作。
そして思う。
この主人公ほど真剣に、自分に向き合って悩んだ事があっただろうか。
割と気楽に生きている自分にちょっと凹む。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-10-02 05:14:45] [修正:2008-10-02 05:14:45] [このレビューのURL]
8点 まちねさん
静かに淡々と過ぎていく宇宙時代の日常に、未来の話である事も忘れてしまいそうです。
たまに宇宙旅行に出かける時に、読み返します。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-08-08 02:01:27] [修正:2008-08-08 02:01:40] [このレビューのURL]
7点 a6a6さん
個々の話の作り方はうまい。最初の数話・三巻おまけ漫画・リーゼントの話が好き。
ただし全体で見るとテーマを前に出しすぎていてやや鼻につく。
愛の大切さを分からせるような話が足りなかったかも。その分を説教で補ってたような感じ。
また二巻のハチもただ傍若無人なのではなく、なかなかいいことを言っていたのにも関わらず(周りのキャラが言う通り少々無理していたのは明らかであるが)結果的にタナベの主張に完全に取り込まれてしまったようであり残念さが残った。
また、4巻のおいちゃんや連合国のくだりは必要だったのだろうか?
最後にフィーの見せ所を用意し、現実の厳しさを伝える面はあったと思うが、全体から浮いている感じは否めないし、また単純に話が胸糞悪すぎる。
そういうとこもあるけど、モノローグの書き方や構成はうまく、読んだあとに色々残るような感じはした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-08-03 00:25:38] [修正:2010-02-26 14:27:48] [このレビューのURL]
4点 NIMUさん
辛めですが4点です。ちょっと青臭さについていけなかったので。
個人的には2話が一番好きで3巻途中でついていけなくなりました。
最終話の雰囲気は好きですが愛に関する発言はちょっと辟易しました。
ハチは野望に溢れてる時の方が魅力的に見えました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-07-14 23:59:55] [修正:2008-07-14 23:59:55] [このレビューのURL]
PR