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7.06点(レビュー数:43人)

作者岩明均

巻数4巻 (完結)

連載誌ビッグコミックスピリッツ:1997年~ / 小学館

更新時刻 2012-08-21 12:48:33

あらすじ 南丸洋二は念じるだけで紙に小さな穴を空けられる特殊な能力を持っていた。
ある日頭が半分えぐり取られるという殺人事件が発生。
洋二は死体を見て自分と同じ能力者の存在を知るのであった・・・

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七夕の国のレビュー

点数別:
26件~ 30件を表示/全37 件

6点 居酒屋さん

スッキリしすぎて面白いが物足りなく感じた それは宇宙人で謎の答えを流してしまったせいかと
だがラストの主人公の主張は好き 
あと寄生獣もそうだが表紙が良い

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-04-10 22:33:42] [修正:2009-04-10 22:33:42] [このレビューのURL]

9点 Mikky-Dさん

 作者のストーリーテラーとしての高い能力がやはり感じられる作品。

 寄生獣ほど強いものではありませんが、この作品においても、個々あるいは集団としてのアイデンティティの問題について、訴えかけてくるものがあります。

 主人公を含め、いまいちキャラが立っていない登場人物がやたら多い気がしますが、対照的に、丸神頼之のキャラが凄まじいほどに強烈です。わずか4巻、しかも序盤はほぼ名前しかでてこないのに・・・。これ狙ってやったように思えてなりません。

 寄生獣好きだった方は未読であればこちらもぜひ。きっと面白いと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-13 03:27:04] [修正:2008-10-13 03:27:04] [このレビューのURL]

7点 そうすけさん

普通に面白い。民俗学と超能力の融合作品。
「窓の外」とか「手が届く」とかいった表現が独特でいいと思った。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-06 02:54:24] [修正:2008-10-06 02:54:24] [このレビューのURL]

6点 kenkenさん

この人の漫画の主人公は飄々としてるけど非才ってのが多いけど
この主人公は飄々としすぎてる上に「超能力のみ」が優れてるだけって印象
故に事件への関わりが今一浅いし、傍観者になってることが多い
そういうコンセプトのキャラなのかもしれないけど、漫画作品としてあまり上手く機能してないかな

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-08-28 19:31:11] [修正:2008-08-28 19:31:11] [このレビューのURL]

名作「寄生獣」の次回作ということもあり、よく比較されがちだが
民俗学+SFと個人的な趣向からこっちの方が好き。

とにかくこの作品、起承転結が非常にハッキリしており、洗練された物語構成が一番の特徴である。
特に物語の随所に散りばめられた丸神の里の謎が、ラストの巻で一気に集結していく様子は
非常に鮮やかで見事というしかない。
主人公が観測者的な立場にいる点や、物語の肉付けを極力省いている点も加わって
全体的に非常に計算尽くされたスマートな印象を受ける。

ただしこの展開全体からみたまとまりの良さは短所ともとれ、物語の盛り上がりに欠けるとも言える。
特に作品の最大の山場であるヒロインが主人公に説得されるラストシーンは
ここら辺の歪みが出ており少々違和感があった。そこが惜しいと言えば惜しいかな。
(ただ、ここで主人公の主張している内容こそ非常に共感できた部分だったりもするが)
もしこの作品が丸神頼之の今までの経緯や東丸兄妹の関係など掘り下げたストーリーであれば
また違った評価を受けていたのかも知れないがこの作品の魅力である謎解きと展開のスマートさが
失われるとすれば…うーん…迷うところ

ほの暗く、淡々と静かでありながらも作品の底に力強さを感じる、
岩明均の真骨頂と言えるお勧めの作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-08-19 22:38:25] [修正:2008-08-19 22:38:25] [このレビューのURL]

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