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5.93点(レビュー数:32人)

作者あだち充

巻数17巻 (完結)

連載誌週刊少年サンデー:2005年~ / 小学館

更新時刻 2012-10-15 02:25:49

あらすじ 小5の樹多村光には、4姉妹の幼なじみがいた。しかし、そのうち一人が不慮の事故で死亡、傷ついた残り3人の姉妹と光は・・・。

備考 第54回(平成20年度)小学館漫画賞(少年向け部門)受賞

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クロスゲームのレビュー

点数別:
16件~ 20件を表示/全32 件

5点 臼井健士さん

17巻にも及んだ「クロスゲーム」です。
あだち作品で野球が題材とされる際は「甲子園」は目標であって、話の終局であるわけです。
なので、決して「甲子園に行ってからの試合内容」は描かれることはありません。
常に「甲子園に出場するまでの戦いの軌跡」に留まるのです。

「タッチ」「H2」に続く野球ものであるこのクロスゲームでもそれは踏襲されます。
しかし、この作品では「意外な形での幕引き」を描いています。
この幕引きは予想外でした。なので野球面では良いと思います。

残念なのは恋愛面で、特に青葉たち四姉妹の従兄弟の「朝見 水輝(あさみ みずき)」は一体何のために登場してきたのですか?
野球やっていないから全然話の中心に加われず、最終回では傷心のまま行方不明って・・・・・(唖然)。
登場させる意味がなかったではないですか!

さらに滝川あかねが亡くなった若葉にあれほど生き写しなのに「単なるソックリさん」では理由付けに乏しいと思います。
まだ幼い頃に他家に養女に貰われていた「双子(一卵性双生児)の姉妹の片割れ」のほうが納得がいきました。
(つまり四姉妹ではなく本当は五姉妹だったというわけ)

光が何故、あかねよりも青葉を選んだのかもイマイチ不明ですし。
「あだち版若草物語」はローリー(光くん)、ジョー(若葉)が亡くなってエイミー(青葉)と結ばれました。
でも、心の底から納得していません。野球面のよさが打ち消されてしまったようで残念です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-27 20:58:14] [修正:2010-07-27 20:58:14] [このレビューのURL]

8点 codyさん

クロスゲームはあだち充作品の個人的TOP3に入る傑作です。
どういう作品なのかと聞かれれば、いつものあだち充と答えざるを得ないですが、話のはじめから惹かれるものがあります。
若葉・青葉・コウの微妙で絶妙な関係や野球部の仲間などの人間関係が好きです。
それになんと言っても青葉のこれでもかというほどのツンっぷりと最後にみせたデレのギャップと破壊力は他の追随を許さないほどでした。
甲子園に出場できない故に自分が青葉になって青葉の素晴らしさを証明しようとするコウの想いに青春だなぁと懐かしくも少し寂しい気持ちになってしまいました。
あだち充作品ということもあり、受け付けない人もいると思いますが、そうでない人は是非読んで見てほしい作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-12 17:21:45] [修正:2010-06-12 17:21:45] [このレビューのURL]

6点 ZESKさん

この人の作品はもはや語ることもないのではないでしょうか?
私個人としてはH2の方が好きですね。
高校野球を題材としているので、甲子園の舞台を中心としているH2の方が自分としては盛り上がりました。
今までの作品に比べて「ライバル」との絡みが少ない気がします。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-29 04:19:52] [修正:2010-04-29 04:19:52] [このレビューのURL]

10点 げげさん

個人的にはタッチ、H2より好きですね。
ヒロインが良いですね。
ボーイッシュでツンデレで年下ってところが良いですね。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-12-07 17:47:54] [修正:2010-04-10 11:13:41] [このレビューのURL]

7点 わすれなぐささん

一巻が素晴らしい。そして、一気に読まされた。

あだち充の漫画。今までと変わらない絵、得意な野球漫画。しかしながら今までとは違う恋の予感とチーム構成。さらに全体的に現代っぽい描写になっており、若い世代にとっては『タッチ』や『H2』よりも読みやすいし楽しめるのではないかと思う。野球に興味が無くても読める。あだち充の絵が苦手な人は遠慮することをオススメするが、基本的には誰でも楽しめる漫画であると思う。

一巻がなんといっても素晴らしい。一巻だけで終わってもいい作品だと思う。もし一巻完結だったなら9点を付けるだろう。何しろ一巻がすごい。若葉の光への素直な気持ちと言動の描写、誕生日プレゼントの予定表という設定はたまらなかった。特に誕生日プレゼントの予定の場面は、私が今まで読んできた漫画の中でも最高レベルの場面である。まさに最高だ。…とはいっても、二巻以降も高いクオリティーである。多少の中盤で物足りなさを感じるものの良作であることには間違いない。

完結までが楽しみで仕方の無い漫画だ(私はコミック派)。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-23 00:15:22] [修正:2010-02-23 00:15:37] [このレビューのURL]

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