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6点(レビュー数:33人)

作者あだち充

巻数17巻 (完結)

連載誌週刊少年サンデー:2005年~ / 小学館

更新時刻 2012-10-15 02:25:49

あらすじ 小5の樹多村光には、4姉妹の幼なじみがいた。しかし、そのうち一人が不慮の事故で死亡、傷ついた残り3人の姉妹と光は・・・。

備考 第54回(平成20年度)小学館漫画賞(少年向け部門)受賞

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クロスゲームのレビュー

点数別:
21件~ 25件を表示/全33 件

7点 わすれなぐささん

一巻が素晴らしい。そして、一気に読まされた。

あだち充の漫画。今までと変わらない絵、得意な野球漫画。しかしながら今までとは違う恋の予感とチーム構成。さらに全体的に現代っぽい描写になっており、若い世代にとっては『タッチ』や『H2』よりも読みやすいし楽しめるのではないかと思う。野球に興味が無くても読める。あだち充の絵が苦手な人は遠慮することをオススメするが、基本的には誰でも楽しめる漫画であると思う。

一巻がなんといっても素晴らしい。一巻だけで終わってもいい作品だと思う。もし一巻完結だったなら9点を付けるだろう。何しろ一巻がすごい。若葉の光への素直な気持ちと言動の描写、誕生日プレゼントの予定表という設定はたまらなかった。特に誕生日プレゼントの予定の場面は、私が今まで読んできた漫画の中でも最高レベルの場面である。まさに最高だ。…とはいっても、二巻以降も高いクオリティーである。多少の中盤で物足りなさを感じるものの良作であることには間違いない。

完結までが楽しみで仕方の無い漫画だ(私はコミック派)。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-23 00:15:22] [修正:2010-02-23 00:15:37] [このレビューのURL]

7点 そうすけさん

顔が同じところは減点してません、だってあだち充ですから。
作者もまたそれを理解しているわけですし。
他のレビューにもあるようにヒロインは死んでしまいます、ストーリーの大筋もだいたいわかっています、思い描いた展開になります。
それでも面白いと思います。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-05-20 18:23:27] [修正:2010-02-13 15:53:34] [このレビューのURL]

5点 フクポルさん

<所持歴:無し。漫喫で読んだだけ>

もはや、完成された「あだち充劇場」の何物でもない。

・ベテラン作家ならではの安心して読める高い完成度=高評価
・相変わらずのワンパターン・マンネリ=低評価

この両者は紙一重。
というか、結局は同じ事を評価してるのに、
この作者が好きかどうか、内容が好みかどうかっていう
読者の主観でその結果が大きく変わってくると思う。
そんな作品は他にもあるけど、あだち充作品はそれが顕著。

ただ、構成とかは凄く上手いので、低評価といっても極端に低くはならないんじゃないかと。

ということで、あだち充作品があまり好みでない自分は
5点という評価です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-07-09 23:24:22] [修正:2010-02-07 17:00:28] [このレビューのURL]

8点 オカシューさん

思えば80年代はラブコメが燃えていた時代であった。
サンデーが異常に元気よく「タッチ」「みゆき」等、火付け役の1人は確かにあだち先生であった。
その後あだち(系)ラブコメ漫画を描く漫画家が大量生産されブームは大爆発。そして時代は流れた。

あれから30年が過ぎた。ブームはとうに去ったものの少年誌にラブコメは手堅く一定枠を確保している。
しかしそのラブコメ形態は様変わりしていた。1話に3回以上パンツ見せるか、いやいやそれ以上くんずほぐれつかという次世代型(エロ合体型?)が主流のようだ。それは「青春モノ」とは言いにくい作品群となりはて、もはや「性春モノ」と呼ぶ方がふさわしいジャンルとなった気がする。

そんな中、あくまで青春モノを貫く先生はどうしているのか。「クロスゲーム」。・・・よしっ。
今だに週刊連載で作品を発表しつづけ、人気作の証としてアニメ化もつかみ取っている。

似たキャラ、話しと言いつつもあきないんだよなぁ。
くすっと笑えて少し心が温かくなる、そんな感じ。
あの雨後のタケノコのように生えてきた二番煎じがほとんど見られなくなってもオリジナルはやはり健在。

あだち充は一時のブームではなかった。本物でしょう。

少年漫画ラブコメにおける青春モノはもはや少数派なのかもしれませんが。 

乳首もパンツも話題にならない。そんな漫画もあっていい。



ナイスレビュー: 3

[投稿:2009-11-18 23:59:15] [修正:2009-11-26 00:57:09] [このレビューのURL]

7点 とろっちさん

「内容は?」と聞かれたとき、「あだち充の野球漫画」と答えれば、
だいたいのことは伝わると思います。

でも、実はそれは褒め言葉でもあります。だってやっぱり面白いんです。
わかっていても楽しめる。もはや芸術の域です。
「あだち充作品は好きではない」という人はいるでしょう。好みは人それぞれですから。
しかし、「あだち充作品はつまらない」と豪語している人はおそらくほとんどいないのでは。

この作品からは、これまでのあだち充作品の集大成のような匂いがすごく漂ってきます。
あだち先生、まだまだこれからも面白い漫画を描き続けてください。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-20 01:28:30] [修正:2009-11-20 01:28:30] [このレビューのURL]

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