ドラゴンボールのレビュー
4点 ひいろさん
人気作品ではあるが、名作ではないと思う。
「実はもっと強い敵がいました」を繰り返す、付け足し感丸出しの話の作りがとにかくいただけない。
この強さのインフレ現象を「おー、また凄いのが出てきた!オラわくわくしてきたぞ!」と思って読める人なら楽しいんだろうが、「おいおい、今までの闘いは何だったの?」と思った人は、その時点でこの漫画は終了である。
名作という噂を聞いて読んでみて、がっかりする人も多いんじゃないだろうか。
最初の天下一武闘会あたりまでは、冒険劇・アクション漫画として気楽に楽しめるかもしれないが・・・。
あまり持ち上げすぎない方が良いと思う。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-11-22 08:27:08] [修正:2011-01-28 21:54:59] [このレビューのURL]
8点 軍人さん
いわずと知れた世界中で大ヒットした名作ですね。
ストーリーに重点をおいた漫画ではないのでそこを批判するのは御門違いかと思います。とにかく何も考えずに楽しめる漫画です。
多くの方が仰られるようにどうしても引き伸ばしが難点ですね。
サイヤ人編やナメック星はもちろんセル編も個人的にはかなり楽しめました。ただ、ブウ編は完全に蛇足でしたね。最終回も納得いきません。
セル編終了後トランクスとべジータとの別れのシーンが最高でした。
べジータ、バーダックが好きでした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-01-23 16:33:19] [修正:2011-01-23 16:52:01] [このレビューのURL]
3点 はまおーさん
このマンガ、改めて読むと、めちゃくちゃな話だと思う。
確かに、この作者の技術は素晴らしい。
絵の見やすさ、キャラの多様さなど、漫画家としては満点もの。
けど、ちょっと気にくわない作品。
ジャンプでよくあるギャグ→バトルのシフト変更に加え、キャラが全体的に強くなりすぎていったり、地球人の扱いが雑になってきたり、しまいには、「ドラゴンボールあるからいっかー。」みたいなかんじになっていく。
人の命を軽く見すぎ。
地球爆発とか、ダメでしょ。人類ほぼ滅亡じゃん。
最初の悟空が子どもの時は、とても楽しく読めるのに、この違いは何だろう。
悟空が子どもの時と大人の時とでは、別の作品と考える方が良い。
このマンガを実写化しようと考えた人もどうかしている。
その結果、ファンもびっくりするほどの駄作になった。
このマンガは、暇つぶしに読むのが一番。
たぶん、細かい事を考えながら読んではいけないだろう。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-12-14 15:53:20] [修正:2010-12-15 14:49:04] [このレビューのURL]
10点 gundam22vさん
作者本人すら飽き飽きする引き伸ばしはありましたが、それでも
質の維持に粘って、落ち気味程度で完走した凄い作品だと思います。
やはり絵柄が良いですね。丸みを帯びた親しみ易い絵柄ですし、
それで画力が高くて、絵の見易さすらあります。
バトルは迫力満点でもあり。初期のギャグ冒険からバトル漫画
に移行しますが、読んでいる時は違和感感じなかったですし。
後付け設定も連発ですが、初見なら斜め上を行くのが多くて、
「もう詰んじゃったな・・・」と何度思っても、それを切り抜けさせる上手さも凄いです。これによって次回が気になりましたし。
後付けに関しても、悟空、ピッコロの正体など上手く繋げたな
と思われるものも多いです。
他の漫画色々当たって、ドラゴンボール読み返すとその凄まじさ
が改めて分かるような気がします。売り上げは絶対的指針でないと
思いますが、この作品はそれが作品の良さそのものに直結している
と考えても良い作品かと。
ナイスレビュー: 7 票
[投稿:2010-12-14 01:30:19] [修正:2010-12-14 01:30:19] [このレビューのURL]
8点 drop itさん
言わずもがな、な有名漫画。
私は、鳥山明の作品は物語の展開に興奮したり、登場人物の心情に共感する類のものではないと思っていますので、その辺りを重要視する現在主流の漫画と並べて語ることはできません。
ではこの作品の何が魅力的かと言うと、キャラクター・道具・乗り物のデザインなど創造的な部分ではないでしょうか。敵としては大きく分けてピッコロにフリーザ、セル、ブウの4人が出てきますが、漫画好きなら(ドラゴンボールが好きでなくても)おそらくほとんどの人がその外観を知っているでしょう。ポイポイカプセルやスカウターはアイディアとして秀逸だと思いますし、筋斗雲やサイヤ人の宇宙船も一目でそれと分かるシンプルでインパクトの強いデザインをしています。孫悟空の武道着やサイヤ人の戦闘服もすごく印象深いですよね。
その辺りの創造力は、率直に言うとワンピースより格段上だと思います。「想像力」は尾田栄一郎の方がすごいと感じさせますが・・・。
もともと何かを訴えかけるといった作風ではないので、読んで衝撃を覚えるような体験はできませんが、子供のころあれだけ読んだのに今ふと読み返しても楽しめる、飽きの来ない名作です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-11-23 20:00:53] [修正:2010-11-23 20:11:51] [このレビューのURL]
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