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7.7点(レビュー数:24人)

作者高橋ツトム

巻数9巻 (完結)

連載誌モーニング:2000年~ / 講談社

更新時刻 2011-04-04 21:52:04

あらすじ その女は鉄腕麗人と呼ばれた。その眩い輝きは、戦後の日本を明るく照らした。時代に挑み、時代に愛された女・加納トメ、破格の一代記。終戦直後の日本と米国を舞台に、幻の「女子プロ野球」の世界を描いた作品。

備考 文庫版 全5巻

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鉄腕ガールのレビュー

点数別:
16件~ 20件を表示/全24 件

6点 bugbugさん

突拍子のないストーリーで、理屈など皆無ですが
お構いなしに引きずり込むパワーがありますね
ある種、ヨクサル的なノリです

野球漫画と言えば野球漫画なんでしょうが
それよりは、一人の女性の生き様を、情熱を持って描いた作品
と形容したほうがしっくりきます

プレーの描写は稚拙で、リアリティは感じられません
本作の良さは全く別のところにあるとはいえ、野球を題材にする以上ちょっと気になりました
というかこれ、野球である必要ないよね?
一人の女性がアメリカに喧嘩を売るストーリーにすればよかったのに

作者の描く女性は、妙に艶があって色っぽいです。それでいて気高い
正直、惚れました
キャラクターが見事なので+1点

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-28 19:25:52] [修正:2009-01-28 19:26:22] [このレビューのURL]

10点 54年29歳さん

コレ、大好きなんです。熱い、最高。

高橋ツトムの描く黒髪の女性がもーめちゃめちゃ好き、加納トメとゆう美しく誇り高いキャラでもう10点。

ここに来る方々ならすでに一読されてるでしょうから、客観的な文は書きません。書けません、コレに関しては。

「女子野球?? 女子サッカーとかそーゆーノリ? 女子ならボールでかい方でしょ ソフトボール。」

ってーのが僕の入り。

全くもって野球論は必要ないですね、この漫画(笑)

加納トメの魂=作者の魂、かな?


「・・・・お金の為なら何でもするんですね」

「そうよ 自分の過去を売るのなんて大した事じゃないわ この国から金をぶん取る為なら何だってするのよ」


これが加納トメの魂、狂気、成し遂げる執念でしょう。 

トメの今までの人生、関わって来た人たちに託された思い、そして高橋ツトムの魂、全てがセリフに集約されてる気がします。

この人の漫画はどれも「やりきれない想い」への挑戦みたいなのが感じられます。魂と書いてソウルですね。
黒人たちが自分の魂を曲に乗せて唄った音楽がいつしかソウルと呼ばれるようになったように、想い、魂とゆーのは伝わるものだと僕は信じております。

鉄腕ガール読んで、また明日からがんばろう、と思うのです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-23 02:40:44] [修正:2008-07-23 02:40:44] [このレビューのURL]

9点 ちょうあんさん

マジックかかってる。何度も読み返すってよりは爆発力のある作品(別に全然読み返しに耐えれるけど)。
未読の人は下地として映画「フィールド・オブ・ドリームス」を見た後の方がより感動できると思います。おすすめ名画です

作中の、他人の「生き方」を商売にするような番組はおことわりのフレーズ、僕もこの手のテレビ番組には、いやらしさを感じてました(プロジェクトXみたいのだったらいいけど…)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-26 02:54:14] [修正:2008-05-26 02:54:14] [このレビューのURL]

7点 Suzzさん

素直に熱く、素直に深い。
確かな面白さがそこにはある。
女性らしくなくもあり、女性らしくもある主人公のキャラは非常に面白い。

ただ、チームメイトの扱いはもう少し何とかならなかったものかと思わなくも無い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-28 00:38:32] [修正:2008-02-28 00:38:32] [このレビューのURL]

9点 チャドさん

この作者の作品の中では、1番爽快な作品。
主人公、加納トメの考え方や行動が、読んでいてスカッとする。
野球マンガだけど、むしろその背景がドラマ。
その激動の後のラストが泣ける。
読みやすく、おもしろい。是非オススメ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-04 22:59:23] [修正:2008-02-04 22:59:23] [このレビューのURL]

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