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8.11点(レビュー数:320人)

作者井上雄彦

巻数31巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:1990年~ / 集英社

更新時刻 2012-07-26 21:18:02

あらすじ 中学3年間で50人もの女性にフラれた高校1年の不良少年・桜木花道は背の高さと体格からバスケットボール部の主将の妹、赤木晴子にバスケット部に入部を薦められる。彼女に一目惚れした「超初心者」花道は彼女目当てに入部するも、練習・試合を通じて徐々にバスケットの面白さに目覚めていき、才能を開花させていく。(Wikipedia)

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SLAM DUNKのレビュー

点数別:
301件~ 305件を表示/全320 件

10点 katenatioさん

[ネタバレあり]

バスケ漫画の金字塔。
全体的に素晴らしい!
特に山王戦は、まるでリアルにゲームを観ている感覚に
陥ってしまう程の臨場感でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-02-10 02:24:43] [修正:2006-02-10 02:24:43] [このレビューのURL]

10点 roiさん

90年代に中高生時代を過ごした人間にとってはまさに青春のバイブル的作品。マイケル・ジョーダン全盛期と相まって日本にバスケブームを巻き起こし、幽遊白書と連載期が重なったおかげで週刊ジャンプの女性読者層を格段に増やし、ついでに各地でバッシュ盗難騒動を起こしたりとまあ、とにかくその爆発的人気ぶりは社会現象にまでなりました。
主人公の桜木が次第にバスケにのめり込んでいくのと同様に、作品それじたいもまるでのめり込んでいくように、バスケ以外のことはどんどん削り取っていき、最後には科白や効果音まで捨てちゃいましたが、“シンプル・イズ・ザ・ベスト”とはまさにこのこと。山王戦、ラスト数十秒のシーンはスポーツ本来の、剥き出しの面白さが圧倒的迫力で伝わってきます。(この点、最近ますます演出過多になっていくスポーツ中継番組にも見習ってほしいです!)
60〜70年代には『巨人の星』や『あしたのジョー』などの劇画調スポ根漫画の良作が溢れ、80年代にはキャプテン翼が日本サッカーの隆盛を促し、90年代にはこの作品がスポーツ漫画を牽引していましたが、2000年代も少年たちの心を熱く躍らせる作品が早く出てきてほしいものです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-12-19 18:11:43] [修正:2005-12-19 18:11:43] [このレビューのURL]

9点 dieseraieさん

スポーツ漫画の頂点の一つ。
飛び散る汗の一つ一つにも迫力がある。テンポの緩い会話で笑わせ、全く無言の試合会場で得も言われぬ緊張感を描き出す。
井上雄彦氏の生み出すキャラ一人一人に味があり、何度読み返しても常に変わらぬ爽快感がある。
私もこの漫画の影響でバスケを始めたクチだが、試合前はチームメイト間で回し読むのが定番だった。大学で出会ったバスケ友達にも同じ習慣があったと知り、氏の影響力を感じずにはいられなかった。
いつか氏が書いていた、この本を読みバスケを始めた人がNBAで活躍でもしてくれたら俺は泣くだろう、という願いは、日本にこれだけ「バスケットボール」というスポーツを浸透させたという意味で、既に達成されたのではないだろうか。

興味のある方は「スラムダンク 黒板カード」で検索すれば、氏が黒板に書いた続編が見つかるので、手に入れて読んでみて欲しい。

幾つかのコマが既存のNBA等の写真をトレースしたものであるという事で、騒がれていることもファンなら知っていてもらいたい。
「エデンの花」との折り合いも考えて−1点。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-12-19 06:04:54] [修正:2005-12-19 07:23:19] [このレビューのURL]

7点 shutaroさん

バスケットをテーマにした漫画のパイオニアであり、スポーツモノの中でも
頭一つ抜けた感のある名作。
飽きさせない試合展開と程よくキャラ立ちさせる人物描写で、
「こんな奴ありえねえ」とか「試合中にここまで考えられねえよ」と言った
批判を吹き飛ばすパワーを持っている。
そして、これまた程よくあいだに挟まれるギャグが良い具合にメリハリを
付ており一度読み始めたら止まらなく、単行本で読むには最適。

ヤンキーな主人公・桜木花道がバスケットを上達していくのと同時に
バガボンドでお馴染みの作者・井上雄彦の画力がメキメキ向上していくのも
楽しめる一粒で二度おいしい一級エンターテイメント。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-20 16:33:36] [修正:2005-10-20 16:33:36] [このレビューのURL]

スポーツ漫画のエポックメーカー的作品。

バスケット漫画を描くと
「人気が出ない」「打ち切りになる」
といわれ、タブーされた時期に
その法則をブチやぶるかのごとく
連載当初から抜群の面白さとかっこよさで
今だにトップレベルの人気を誇る秀作。

バスケをあまり知らない人でも、
所々に入る解説のおかげで、物語に自然にのめりこんでいけます。
ひと試合がやたらと長いので、
当時、週刊で読むのはかなり辛いものがありましたが、
バスケ特有の臨場感と細かな描写を駆使することで
だらけたり、飽きたりといった
散漫した内容になることはありませんでした。
逆にこの作品をスピーディーに読みたいと思い、単行本を買うに至る訳です。
ラストが個人的には気に入りませんが、
それはきっと連載終了することが残念で残念でならなかったからでしょう。

このレビューをご覧になっている方達は
ほとんどの方がもう読んでいる作品ではあると思いますが、
もう一度、読み返してみるのも一興かと。

◇この作品の個人的価値=全31巻で 12000円也

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-07-24 16:37:52] [修正:2005-09-21 21:45:56] [このレビューのURL]

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