リングにかけろのレビュー
5点 稲崎さん
これだけ前半と後半で違う漫画も珍しい
初期は本当にリアル系。とんでも必殺技も無しに堅実な戦いを見せるボクシング漫画で、後半は主人公と仲間が気合と超必殺技で、どんどん強くなる敵にほぼ全勝、というあまりにも有名なシステムを最初に取り入れた内容に。
妙な迫力があって後半も読めるが、さすがに3回も4回もトーナメントを見ればこの後の展開が子供でも容易に予測できてしまうので、終盤はパラパラ適当にめくってました。
個人的に当たり屋で顎以外無敵のやつとの試合がベストバウトでした。
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[投稿:2013-01-28 17:07:56] [修正:2013-01-28 17:07:56] [このレビューのURL]
1点 columbo87さん
必殺技を繰り出して死亡する主人公チーム→なんか復活
これを何回も繰り返していく漫画。今見ると酷い。舐めてんのかってくらい酷い。
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[投稿:2011-07-01 21:09:42] [修正:2011-07-01 21:09:42] [このレビューのURL]
8点 さぶさぶさん
はじめの一歩がリアル系のボクシング代表格というのなら。
こちらのリングにかけろはスーパー系のボクシング代表と申しましょう。
近年アニメ化やスロット化もされ、また「聖闘士星矢」などと作者が同じということもあり、知名度は十分にあるだろう。
しかし、単純に古いという理由から敬遠している方達も多いのではないだろうか?
だが、そんな心配には及ばない。
そもそも漫画に、経年劣化は存在しない。
こんな熱い漫画なら尚更だ。
見開きの大ゴマが数多く使われており、一冊読了するまでの時間は他の漫画の半分程度。
残った時間は燃え盛った闘志を、身体でも動かして沈下することに努めるべき。
理不尽な修行。空前絶後の必殺技。
ジュニアボクシングどころか、まずスポーツになっているのか問い詰めたい戦い。
ともに死線を潜り抜けてゆく、魅力的な仲間たち。
それに劣らぬ――どころか凌駕する各国の強敵たち。
疲れたときに、活字の多い漫画を読めば疲れるだろう。
小難しい理屈をうっちゃりたい時だってあるだろう。
そんな時。私ならこれを手に取る。
男が吠えれば道理は引っ込む――そんな少年漫画の原点とも言える作品だ。
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[投稿:2011-02-20 18:41:29] [修正:2011-02-20 18:41:29] [このレビューのURL]
6点 s-fateさん
子供の頃読んだ時は前半かったるくてバトルループに入ると面白かった。しかし今読むと前半の泥臭い展開のほうが面白く、途中からアレ?こんなだったっけ?っていうくらいにペラペラなバトルループに驚きます。今こう思うのは、バトルループも今の作品のほうが進化してきているという事かなと思います。コミックス裏表紙の作者コメントを読むとループの始まるブーメランフックから人気が出たみたいなので、子供の頃の感覚のほうが商業的には正しかったみたいです。
個人的には菊姉ちゃんを(当時としては)お色気要員的に使ったり、美形キャラを乱発したり、バトルループを導入したりと、この手の人気マンガを組み立てる要素を確立した作品ではないかと思います。
しかしカイザーナックルがオリハルコンでできてるなんて設定すっかり忘れてました。
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[投稿:2010-10-31 02:23:52] [修正:2010-11-05 00:10:24] [このレビューのURL]
3点 そのばしのぎさん
この時代からジャンプは読まなくなったけど、敵のインフレ化、必殺技の応酬と、後のジャンプ漫画の草分け的存在ではなかろうか。
序盤は一応はスポ根漫画しているんだけど、いろいろとツッコミ所も多い。
そもそもこの母親は一体何を考えて、富蔵と再婚したのだか。
仕事もせずに酒びたり、博打三昧、子供は虐待、そんな再婚相手を指して「あの人だって根は悪い人じゃないから・・・」
・・・どう考えても、この母ちゃんに人を見る目があるとは思えない(笑)。
ブーメランフックの出現で物語は超人バトルに。
ドイツJrのトンデモ力学と謎のコンピューター計算が導く確率。
もったいぶって登場した割に、一コマで瞬殺される情けない敵キャラ。
とても学生のボクシングとは思えない死闘に継ぐ死闘。
そして剣崎に続きプロを目指す竜児への菊の言葉、「プロの世界は厳しい。今までのような学生のお遊びじゃないんだ」・・・お遊びだったのか。
そして菊が伝授する最後のブロー。アッパーカット。
ひょっとして菊って最強じゃね?
かなりぶっとんでいて、ネタとしては楽しめます。
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[投稿:2010-09-28 20:36:19] [修正:2010-09-28 20:36:19] [このレビューのURL]
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